「自由とは。そして、」人数の町 ひれはるさんの映画レビュー(感想・評価)
自由とは。そして、
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住人契約を交わせば、デュード(住人)となり、
衣食住が保証されるある町。
住居は、集合住宅のような一室が与えられ。
食事は、商品を褒めたり、貶したり、ゲームをすれば食べ放題。
衣類は、治験のご褒美?に持てるだけもらえたり。
性の欲望は、気に入った人と話がまとまれば、その時限りでも交わり、発散することを許される。
プールがついているため、行きたくなればいつでも運動することも可能。
親子でも入居可能だが、別な施設に収容されるため、生活を共に送ることはできない。
独特なルールの中でも、借金取りに追われることもなければ、暴力もない。
自由なのだろう。
ただ、町から外に出ることは、決められた時以外不可能。
出れたとしても不快なノイズが耳鳴りし、歩行もままならないため、逃走は困難だ。
だから、自由なようで自由ではないのかもしれない。
戸籍はチュータ(管理者)らに管理され、本当に人数の町だ。
黄色いつなぎのチュータが私は不気味でならなかった。
不快なノイズはトラウマでしかない。
話が途中、駆け足で、んー?ってなることもあったが。
最後の最後に、デュードがチュータになっていて、衝撃だった。
でも、もしかしたら、チュータになっても、あの家族は誰かにまた管理されてるとしたら。。。
これが私の自由な感想で、自由な考え方でした。
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