名も無き世界のエンドロールのレビュー・感想・評価
全52件中、41~52件目を表示
名前なんか要らないから、この世界で手をつなごう。
ちょっと「漫画っぽい」シナリオだったりしたけど、面白かった。と言うか、最近はやりのベタな韓国映画っぽさも感じたりしましたが、臆せずに、この路線の映画、ガンガン撮って欲しいです。色々と気取ってるのに穴だらけの話を上から目線で見せられるのにウンザリなんです、最近の邦画。いや、正確には、映画そのものは良いんですが、売り手と広告屋にウンザリw
さてさて、最近露出頻度が上がって来た山田杏奈ちゃんです。はまり役です。岩田剛典&新田真剣佑は毎度の役回りで、こちらもピッタンコ。柄本明は安定の名演。中村アンが一皮むけた感。役者さんは、個人的には文句ありません。監督は「累」の佐藤祐市さん。この人の「世界観」と言うより、会話劇で作る「空気感」が好き。
ドッキリのマコトが仕掛けたFAKE。部屋が違う、フロアも違う、とは思ってましたが。
ヨッチは復讐なんか望んでない。彼女を道連れにしたところでヨッチは喜ばない。事件を、より悲惨で衝撃的にすることで、いつまでも、この事件が人々の記憶に残り続ける。そのために「破裂」してもらう。それが、ヨッチへの贖罪だよ。って事で。
指輪、喜んでくれたみたいですね。
名も無き世界のエンドロール。
ハッピーエンドでも悲しいラストでも。
現実に戻らなければならないと、泣いてしまうヨッチへ。
もう。戻らなくても良いよ。
ずっと一緒だから、手をつなごう。
的な。
良かった。結構。
コピーは煽りすぎ
緊急事態制限で相変わらず映画に行くペースは
落ちてますが暇を見て観賞
予告なんかでは親友同士が表社会と裏社会でのし上がり・・
という感じから漫画「サンクチュアリ」
みたいのを想像してましたがだいぶ違いました
ラスト20分の真実というコピーは
いかにもどんでん返しが起こるかのように
感じますがそんなことはなく
中盤にだいたいオチが読めてしまいます
というのもラストのために序盤から
伏線を張りつつも肝心な部分を伏せながら
進めすぎて前半がかなり退屈になってしまい
中盤からあわてて出していった結果
そうなってしまう感じです
後半の展開はいい感じなので惜しかった
AI崩壊で登場時のセリフをいきなりかんで
ゲンナリさせてくれた岩田剛典も今回は
しっかりやれていましたし
新田真剣佑もさすがでした
構成は気になるものの全体的な雰囲気は
悪くなく惜しい感じ
あとアスペクト比がヘンで上下左右に
黒枠がずっとあるままの上映だったのも
気になりました
続編がないと納得できなくないですか?
d TVのほうのスピンオフは別のこととして、続編で解明してほしいことがあります。
①マコトが、ラストの缶コーラ🥫を起爆装置にした(と私には見えた)ことの意味。
→ボタンを押さなきゃ可哀想、という思わせぶりな振りをしておいて、またもや最後にキダに仕掛けた超ドッキリの種明かしは?
結果的には、キダがマコトを殺すボタンを押したことになり、キダがこれから裏社会で更にのして行くための精神的なバックボーンのひとつになるのではないか。
②自分もあの世に行って、ヨッチに指輪を渡して、その反応を確かめたい。ヨッチがいなかったことにさせないことが目的であり、復讐が目的ではない。
(みたいなことを言ってたように思うのですが。)
→あのラストの爆発で、実はマコトもリサも死んでいないのではないでしょうか。あくまでも冬の花火(爆発事件)をドッキリとして多くの一般大衆に印象づけることで、ひき逃げ事件の被害者であるヨッチのことを忘れられなくすることが目的なのですから(ドッキリに引っ掛かった屈辱はずっと忘れられない、ということは少年時代の喧嘩のシーンで伏線が張られていたわけですが、ここで壮大なスケールで回収されたわけです)。
というわけで、続編があるはずだ、と私は思っているのですが、大いなる勘違い、的外れの解釈ということなんでしょうね、きっと。
【岩田剛典さんは、”この作品は切ないヒューマンラブストーリーです”と言った・・。私はそこに”究極の”と言う言葉を付け加えたいと思った作品である。】
ー 幼い頃から友情で結ばれた、キダとマコトとヨッチの絆は永遠に・・ ー
◆キダを演じた岩田剛典さんの、マコト(新田真剣佑)に対する、ウラ社会に入り込んでの、”無償の献身”の姿が哀しい。
キダが、”あの運命の交差点”でヨッチ(山田杏奈)に告白した時に、ヨッチから告げられた言葉。
それでも、彼はその後10年にも亘り、親友のために黙々と”仕事”をするのである。岩田さんの抑制した、表情を余り変えない演技が冴える。
だが、マコトの前では、哀しき仮面を剥がし、素の表情で会話し、彼の仕掛けたドッキリにも驚くキダ。マコトもキダの前では、仮面を剥がす・・。
◆現在と過去を行き来するストーリー展開も、3人の強き関係性が育まれた理由付けとして、上手く機能している。
◆物語構成も、良くできている。
但し、キチンと観ていれば、後半20分の展開は読めるのだが・・。
◆更に言えば、ヨッチの無念を晴らすために、キダとマコトが”あそこまで行う”理由付けが少しだけ弱いと思う。
が、有力代議士(石丸謙二郎)を父に持ち、倫理観が壊れたモデルのリサの狂気に近い振る舞いを演じた中村アンは、凄かった。
<この作品が沁みたのは、マコトと”犬のように殺された”ヨッチの無念を晴らすために、自分から闇社会に入り、マコトを支えたキダの”無償の献身”の姿が、心に響くからである。
岩田さんの出演した作品の中で言うと「去年の冬、きみと別れ」に似たテイストの復讐譚であるが、岩田さんが爽やかな笑顔を封印した今作品も、印象に残る作品である。>
■蛇足
・映画は、エンドロールまで観ましょう・・。
・客電が上がった後、舞台挨拶があった。
佐藤祐市監督が、今作と同日公開となった「ヤクザと家族」「花束みたいな恋をした」に言及され、”今作と同じ絆をテーマとした作品です。この時期、積極的に映画館に来て欲しいとは言いにくいのですが・・、観ていただければ・・”と言う言葉を口にされた。
そして、締めで、岩田さんがコメントをしたのだが、同様のコメントをされた後、
”映画を観る事で・・”という素晴らしきコメントを口にされた。
素晴らしい俳優さんであり、且つ聡明な人であると思った。
ラストは蛇足?
ラスト20分の真実と煽られていたが、ストーリーは予想通りに進行した。
しかし、それはこの映画がつまらないといったものではなく、突飛な展開ではなく、伏線を拾っていけば辿り着けるフェアな流れと言えるだろう。そこに至るまでの見せ方が非常に巧かった。
予告編の見せ方故に勘違いするかもしれないかもしれないが、本作はサスペンスではなくラブストーリーなのだから。
クライマックスの復讐が目的でないという叫びにはグッときた。
出番こそ多くないが柄本明の演技が不気味で光っていた。
新田真剣佑は前髪を下ろした時と上げた時でまるで別人で吃驚した。
中村アンの激怒演技も凄かった。本人も自分が怒ったシーンは見たことなかったといっていたけど、これは身近でみたらびびるでしょう。
ただ、エンディング後のあのシーンがひっかかった。
舞台挨拶で意図が明かされるかと思っていたが、何も触れないままだった。
半年後に自殺したことをほのめかしているのかと思っていたが、dTVにて続きがドラマとして公開されるようなので、それをほのめかしているのだろうか?
押しボタンの立場がないじゃん
どんでん返しではあるが、ある程度想定できるどんでん返し。ではあるが、全体的にいい話でおもしろい。100分ちょっとで内容も割とわかりやすいので個人的には見やすかった。
特殊な環境に育った3人の絆みたいなのが素敵でほっこりする。若い頃の真剣佑はほんとにバカっぽくて好きだったな、笑。コロナの世界で毎日リモートワークで人とのつながりが希薄になって、個人的にもさびしさを感じる今日この頃だからか、なんか人に忘れられる怖さとか孤独とか、考えたらたしかに怖いなーと思う。
後半の展開はなんとなく予想できたけど、最後が押しボタンで終わるところ、止めに来るの予想して別の特等席のホテルを教え、ドッキリ仕掛ける時にずっと登場してたコーラと共に、最後に親友にホテル爆発サプライズを仕掛ける感じは、なんか綺麗に締めくくったなーと思ってよかった。
岩ちゃんも真剣佑もかっこいいですね。ちょっと闇抱えてる感じなのが素敵で、若い頃ワイワイしてるのとのギャップがよかった。山田杏奈も暗さと明るさが同居してていい。
中村アンは、小学校の担任の先生の次くらいにムカつくお嬢様!ってキャラがしっかり出ててステキ♫綺麗だったなぁ。中村アンと付き合えるような男になるように俺も2年くらい頑張ってみようかなー笑。
そしてやはり私は柄本明が好きーカッコいいわーほんといつも素敵な演技👏
総じて楽しめる映画♪
本当のエンドロールはdTV
思っていた以上に楽しめました。
番宣をする番組を中々見なかったので、予告編で流れていた衝撃のラスト20分という情報だけを頼りに鑑賞。
キダとマコトとの友情、ヨッチとの恋愛、ヨッチを轢き殺したリサへの復讐、と複雑ながらも観客に分かりやすく進んでいくストーリーがお見事でした。主演2人や、山田杏奈さん、中村アンさんと演技のレベルもハイレベルで、見ていて圧倒されました。
特に終盤の声を張り上げる演技では、ただ張り上げるのではなく、10年分溜まった怒りと小さなことにネチネチしてくる男への怒りのぶつかり合いがお見事です。
ラストの展開まではなんとなく読めているけれど、ラスト20分のまた終わりの方で、爆弾を仕掛けていた部屋は違う部屋だったというドッキリを仕掛け、もう一捻り加えてくるところには一本取られました。
岩ちゃんがひたすらに可哀想な映画でした。
ただdTVに後日譚を持ってくるあたり大人の事情が感じられて残念です。
鑑賞日 1/29
鑑賞時間 16:45〜18:35
座席 I-13
あそこまで愛せるのは凄い
キダ(岩田剛典)、マコト(新田真剣佑)と転入生のヨッチ(山田杏奈)が小学生から中学、高校、社会人と成長し・・・恋愛ありで・・・復讐とプロポーズ大作戦の話。
最後は驚いた。あそこまでやるか、って感想です。
エンドロールの後、半年後に拳銃に弾を詰めるシーンは次を予感させる終わり方だった。
岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈の3人も良かったし、周りを固める、柄本明、石丸謙二郎、大友康平も素晴らしかった。
リサ役の中村アンの憎らしさはさすがだった。
ヨッチの小学生時代を演じた子役の豊嶋花が印象的だった。
話の筋は中盤で読めたけど、 最後の最後、本当に爆破させるんだ! と...
話の筋は中盤で読めたけど、
最後の最後、本当に爆破させるんだ!
という衝撃はすごかった。
キダの髪型がヅラのようで面白過ぎてそっちばっかり観てた。
ノー・ミスリード
話はとてもわかりやすく、見始めてすぐに「こりゃどんでん返しというほどのもんはないな」と知れた。実際、そうだった。
わかりやすいということはよいことだと思う。
実物と広告が違うのは、映画ではよくあることだ。
俳優さんたちの演技や構成、小道具の使い方などは良かったと思う。
マコトがどうやってあれだけの現金を用意したのかについては若干謎だが、客と組んでイカサマの片棒でも担いでいたのだろうか。
で、納得いかないのが、マコトはあそこまでする必要があったのか、執念深すぎると言い張るには説得力に欠ける。エピソードが足りないと思った。
キダを利用するだけ利用して自分は愛しの彼女の元に、なんて身勝手すぎるし、マコトにとってキダってなんなの?という疑問が残った。
大切な人間を二人も失ったキダ、可哀想とか思っていたら、続編あるんですか、たぶん加入してまでは見ませんけど。
本当に、衝撃のラスト20分
話はわかりやすく、途中で目的が読めますが、それでも衝撃のラスト
からの〜エンドロールからの〜
D TV!?
絶対観たいやつじゃないですか。。。
それにしても真剣佑は前にドメキスのドラマでかなり思い込みの役だったが 今回はさらに重い
もう目が怖いです。
岩ちゃんは可哀想すぎて。
一番の悲壮感かな。
立ち直ってほしい。
だからこそ、続きは見たい
見なきゃ終われない。
展開も早く最後まで目を離さずあっという間に終わりました。
エンドロールまで楽しめた。
ゆっくりもう一回みたいなぁ
これ衝撃のラスト20分なんだけど、映画開始30分あたりからずっとワクワク。オチはわかるけど、オチに向かって一直線に伏線回収していく感じがある意味良かった。
マコトがいなくなり、車屋が閉店に追い込まれキダが裏社会でマコトを見つけ
あたりから、展開が待ってました状態でワクワクの映画だった。
国宝級イケメンを2人つかって、このサスペンスはいいんじゃない?
中村アンがゲスな役を演じてくれたからこそ、他が引き立ちましたね。
私ごとですが、予定ではこのあと、ヤクザとを観るつもりでしたが
名もなき世界があまりにも衝撃的すぎて、2本目観る心の余裕なく、かといって花束みたいなを観る切り替えも出来ず本日は一本のみの鑑賞になりました。
今日から公開の見たい映画続くから休みの日は映画三昧になりそうだな
全52件中、41~52件目を表示