名も無き世界のエンドロールのレビュー・感想・評価
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ラスト20分まで待ち切れない
なるほどそうだったのね!
という感想です。
なので内容には触れられない。よってキャスティングについて
中村アンさん、ここまでやれば名演技。でもちょっとらしさを感じてしまった。
真剣佑は良い意味で抑え気味な感じが好感触です。
岩田くんはいつも通りの安定感、抑揚が少ないのが持ち味。
杏奈ちゃんは初々しさが良かった。
サブキャラでは柄本明さん、正体不明なキャラでいい味出してます。
ストーリーも展開も面白いのでオススメです。
是非映画館で🎦
登場人物の物語に感動!いいドラマ
しっかり造られた万人向けミステリー映画
よくも悪くも丁寧な伏線
原作未読ですが、予告とタイトルに興味を覚えて鑑賞してきました。率直な感想としては、爽快感はないけど、満足感は得られたかなといったところです。
ストーリーは、小学生の頃から仲のよかった男女三人(キダ、マコト、ヨッチ)が育んだ友情と愛、そしてその結末を10年越しで描くというものです。ネタバレになりそうなので、こんなふうにふわっとしか書けません。
まずは序盤。この物語の中心となる三人の男女の関係を丁寧に描いていますが、これがややスローテンポで退屈に感じる部分もありました。しかし、三人の境遇とそこから生まれる関係性がとても重要で、作品を貫く大切な伏線になっており、終わってみれば、この序盤がいかに大切だったかということに気づかされます。
その後、キダが裏社会につながる会社に転がり込んだところから、物語が大きく動き出します。ほどなく再会したキダとマコトが進める計画の行方が気になり、目が離せなくなります。その間も、要所要所で三人の思い出のシーンがインサートされ、三人の固い絆を描くとともに、終盤に向けて丁寧に伏線を張っていたのはよかったです。ただ、あまりにもにおわせすぎて、鈍い自分でも後半にはオチが予想できてしまったのは、いささかもったいなかったです。
とはいえ、終盤は伏線を回収しながらテンポよくまとめていたし、ラストも中途半端に終わらせず、やり切った感があったのはよかったです。展開がわかっていても最後まで見届けたいという思いにしっかり応えてくれたので、鑑賞後の満足感は得られました。しかし、エンドロール後のdTVへの持ち越しはいただけません。「あくなき利益追求のエンドロール」はちょっと興ざめ…。
主演の岩田剛典くん、新田真剣佑くんは、高校生役は少々苦しいかなと感じましたが、それ以外は雰囲気たっぷりの演技でした。山田杏奈さんも、二人のイケメンを相手に好演していたと思います。中でも、本作では中村アンさんが実にいい仕事をしています。今まで観た役とは異なる、新たな一面を発見した思いです。
今回は、上映前に舞台挨拶ライブビューイングがありました。キャストや監督の仲のよさから、和やかな現場の雰囲気を察することができ、楽しいひとときでした。ただ、ネタバレを気にしてか、作品に触れる話があまり聞けなかったのは残念でした。舞台挨拶は上映後にして、撮影裏話などが聞けるとさらに楽しめたのになあなんて思いました。
想定内
原作があるんですね。
キャッチコピーと売り方は嫌い
ストーリーも演出も演技も良い!
ただ、マーケティングが嫌い。
たまたま舞台挨拶付の回が普通価格(割引あり)で観られて大変満足。真剣佑がかわいいキャラでさらに嫌いになったけど、「外から変える」とか意味わからんし、演技は良いからまぁ良い。
なかなか見応えがあって良い。
いろいろな伏線が回収されるのも好き。
ちょっとわかりやすすぎるけど。
何より問題なのは「ラスト20分の真実」ってキャッチコピー。どんでん返しがあるのか、、、と前もって見ていれば、大したどんでん返しでもない。知らなければ楽しめるだろうけど、予告もポスターもああだもの。
あと、エンドロールの最後にdtvへの勧誘があるのも嫌。「なるほど、これが本当の真実なのね」「ラスト20秒の真実」と、舌打ちもの。
映画そのものは良いけど、最後の最後が不愉快。
これで会員になって観ても、、多分、もっと不愉快になりそうだね。
伏線の張り方が良い
親に恵まれるか恵まれなかったかという人生最初のスタート地点で、人間は既に結果が決まっているのですが、この社会の絶望的な現実を前にしながらも、生まれた時から負け組の3人は、もがきながら生きています。
名もなき世界というタイトルが、そのまま深いテーマになっていることを、不覚にも最後の最後に思い知らされました。
お見事としか言いようのない映画です。
主人公の3人は、いずれも親がいない子供です。
親はいなくても子供は大きくなりますが、それは生物学的に大きくなるというだけのこと。
育つこととはまた別です。
身近にロールモデルとすべき大人がいなかった三人は、自分たちは、いても、いなくても、誰も気にしない存在だという辛過ぎる現実を強く噛みしめながら、お互い肩を寄せ合い、なんとか生きているだけでした。
親から生き方を学ばずに来た悲劇を、三人は「大人になったら何をしようかまったく思いつかない」という会話で嘆いています。
それでも、キダとマコトが肩を寄せ合い働いていた職場が強い力によって消滅させられた時、二人は表の世界と裏の世界でのしあがろうと決意するわけです。
一方、中村アンが演じるトップモデルは有力国会議員の娘でもあり、親や周囲の力や、なにより大人になるということの意味とズルさを教え込める親がいたことで、生まれながらに大きなアドバンテージを持ちながら人生をスタートしています。
そんな疎外されてきた二人の人生が中村アンと、一瞬、交差したことから、ストーリーが大きく転回し、最後の最後まで、この生まれながらの不平等を隠しテーマとして破局に向かって突っ走ります。
爽快感を感じるストーリーではなかったし、カットバックを多用していてストーリーを追うのがやや難しかったこともありますが、それでも哀しみを帯びた見事な作品であるとしか言いようがありませんでした。
「去年の冬、きみと別れ」で主演していた岩田剛典と山田杏奈が上手なことは知っていましたが、この作品でも期待にたがわぬ名演技を楽しませてくれています。
また「OVER DRIVE」の印象が悪くて、新田真剣佑のことを私はダイコン役者だとばかり思い込んでいたのですが、たいへん失礼いたしました。
認識を根本から改めさせられました。
ラスト20分に過剰に期待し過ぎた
ラスト20分、の煽り文句に「どれだけすごいどんでん返しが待ち受けているのか」とかなり注意しながら観てしまいました(笑)
たしかにどんでん返しはありますが、ある程度予想はできます。
そして、この作品が見せたいのはそこではないのかな、と。
切ない青春ストーリー、といったところでしょうか。
演者陣がよかった。
特に中村アンさんが振り切っていて素敵でした。
子供時代の描き方は、率直に言って「クサイ」(すみません)。
この「クサさ」がありか、なしか、で、評価が大きく分かれる作品かな、と思います。
詳細は省きますが、細かい嘘が目立ったのが少々気になりました。
しかしながら、真摯にこの作品に挑む演者陣の姿は見る価値ありです。
じっと我慢の子であった…
「ラスト20分の真実」のキャッチコピーは確かに伊達ではない
私は鈍感なのでこれは見事に騙されました。予告編を見た時はラブラブな軟派な映画なのかなと思っていたのですが、全然違いました。
序盤の時点ではヨッチとリサは同一人物でラストは最高にかっこいい方法で告白してハッピーエンドになるのかな、と想像していたのですが序盤〜中盤の時点で違うということが分かり、中盤〜終盤は少し違和感のある妙なストーリー展開でラストは「ええっ?そういう事?」って感じでした。終盤で伏線が回収されたのでスッキリしました。
映画を見終わった後は騙されたという点と○○劇という点と岩田剛典繋がりで「去年の冬、きみと別れ」を連想してしまいました。
○○はネタバレになるので書けません。
個人的にこういう映画はすごく好きです。
それなりに楽しめました
ラスト20分の宣伝に
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