名も無き世界のエンドロールのレビュー・感想・評価
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さびしい と さみしい
ラスト20分の真実。とあるけれど、3分の1位まで進んだところで何となく先が読める。 それでもそこまでの謎や伏線はわかりやすく描かれていて楽しめました。 柄本さんは、ホント凄いなぁ
サプライズの主役はコーラ。
サスペンス要素も難し過ぎず、尺も丁度良かったです。子供の頃に出会った同じ境遇の3人の物語。「さみしいとさびしいは違う」「人に忘れられるのが怖い」というヨッチ。めっちゃ繊細。私は人のことすぐに忘れるし自分のことを覚えておいてほしいとも思わないけどなぁ~。ただ「エンドロールが終わったら死にたくなる」は分かる。特に冬のレイトショーとか。 時間軸をうまく使っていて伏線もそつなく回収。全体の流れも良かった。ラストの攻防はどんでん返しというよりは観ているこちら側との答え合わせみたいな感じになってしまってもう1つ何かあってもよかったのかな。コーラの使い方は終始絶妙でした。 出演者は中村アンが最高にハマってた!高飛車でわがままでイライラした(笑)そして新田真剣佑との並びが美し過ぎる。逆に評価を上げきれなかったのは岩田剛典。高校生パートはほんとに見るに堪えなかった。山田杏奈との横断歩道のシーンは補導された教え子を迎えに来た先生みたいだった。 人が変わったようになってしまう2人の心情も含めた変わり様を強調したかったんでしょうけど高校生パートは違う役者さんでいった方がよかったかも。 あとエンドロールのあとはdtvね。って、映画館で宣伝すな。そもそもスピンオフが気になるような内容ではなかった。
悲しさしかないことに 見終わって驚く ラスト20分 をやらた誇張し...
悲しさしかないことに 見終わって驚く ラスト20分 をやらた誇張してたけど 見てる最中はどこからラスト20分なのかわからないし 勘のいい人は前半でラストの展開がわかると思う もっとストレートに描いたほうがスッキリしてよかったかも 三人 同級生なんだろうけど 見えないのも残念 岩田さんが歳というよりは 新田さんと山田さんが岩田さんにたいして若すぎるように見えた 中村アンさん よかったな
切ない。
全く内容がわからずに観ましたが私はとてもいい映画だと思いました。 現在と複数の過去の時間軸が、交差しながらストーリーが進んで行くんだけど全く先が読めずに後半で「あーっ」なるほどそういうことかと、自分の中で全てが繋がった時には、もうエンディングの始まりでした。シンプルで、登場人物も最小限だし余分なものがなく心に刺さりました。ただストーリーに既視感は否めないかなと思いましたが、エンディングも素敵で思わず涙が溢れました。 柄本明さんが、出るとグッと重みのある映画になるなぁ。格が上がるような。あと余談ですが、中村アンが初めて演技がバッチリだったと感じました。
過去から今へ、今から過去へ
正直あまり期待していなかったのもあるのだけど、予想以上の面白さ。張り巡らされた伏線とその回収の小気味良さ。テンポも早すぎもせず、ダレることもなく、ちょうど良い。アイドル映画というわけでは無く、気軽に観れるものの中身はなかなか硬派のサスペンス映画だ。 幼なじみの親友であるマコト(新田真剣佑)とキダ(岩田剛典)。ドッキリを仕掛けることが大好きなマコトと、どこか冷めたところのあるキダ。そんな二人にヨッチ(山田杏奈)が加わり、三人組で学生時代を過ごしてきた。その過去と、今が交互に語られ、物語が進んでいく。今 には何故かヨッチはいない。それどころかマコトは、高嶺の花のモデルであるリサ(中村アン)に熱を上げていて、観る側として違和感がある。何かあったのか気になる。この瞬間、この映画の術中にはまるわけだ。過去は今へ向けた物語が綴られ、今は過去の事実が次第に明らかになっていく。綿矢りさの「イニシエーション・ラブ」を彷彿とさせるが、こちらの方がシンプルで混乱は少ない。 冒頭、いきなり岩田剛典が、サンタの衣装で人混みを歩いていくシーンが楽しい。まず、この格好が伏線。携帯で話しながら歩くわけだが、マコトから「お前にもサプライズ用意してる」と言われて、これもまた伏線。 そこから過去のシーンに飛んで、キダがマコトのドッキリに引っかかるくだりがある。よく振ったコーラを渡される他愛の無いイタズラなのだが、このコーラが重要な小道具として、物語の各所に散りばめられる。(劇中では、WowColaという銘柄だったようだが、公開にあわせて発売しても良かったのでは。) こうした細かい仕掛けがあちこちにあり、それらが物語のラストに向けて収斂されていくのは、観ていて気持ち良い。他にもいくつも、「あぁ、あれか!」というところが何度もあり、これがとても楽しいのだ。 新田真剣佑は、アクション俳優のイメージだったけど、本作ではなかなかの演技派。岩田剛典は、相変わらずの安定したイケメンぶり。山田杏奈、中村アンはそれぞれの役どころを熱演。この二人は最近の注目株で、今後の活躍が楽しみ。山田杏奈は、いろんな役柄が出来そうな感じで、振り幅がいろいろありそう。中村アンは、凛とした佇まいの美人ながら、元気なイメージがいい。大きな眼に感情が乗ってくると面白いと思う。榎本明も脇を固めていて、いいアクセントになっていた。 後半に入ったあたりで展開は読めてくるのだけど、それでも構成が面白く、充分楽しめる。思わぬ拾い物をした作品だ。
はじまりはテンポ悪かったけど
はじまりはテンポ悪かったと思いました。 レンタルだったら見るのやめちゃったかも。 でも、見ているうちに面白くなり。 ストーリーも楽しめました。 「リサ」だっけ?」、よかったです。
#11 先週末公開邦画の中では
本作が私的に1番面白かった。 幼馴染3人の年齢差が気になったけど、仲良し3人組の中から2人がくっつくっていう少女漫画的なストーリーは嫌いじゃない。 ラストのビックリも象徴的で美しかった。 木田ちゃんのその後を描いたドラマ版、見たくなっちゃった。
キャッチコピーとプロモで損
予告編の映像を見ていた前提ですが、前半30分くらいで最後の展開まで容易に読めました。 なにが「ラスト20分の真実」なのかなぁ、と。 余韻が物足りないが、その続きの部分はdTVでってエンドロールには、客をバカにしてんのかと腹が立ち、そうかこれが「ラスト10秒の真実」ってことか!と膝を叩いて納得しました。 俳優陣はそれなりに頑張っていて、特に中村アンがよかっただけに、プロモーションがいろいろ残念。 基の原作小説は面白そうだと思いました。
ラスト20分ではなく、最初から最後まで楽しめる一本
岩ちゃんと真剣佑目当てでみた。 眼福!大スクリーンで見ると失神しそうになるほど美しすぎ!! ラスト20分と言うより、最初からガン見しいたほうがいい。 幼い頃と今とが交錯しストーリー展開されるので、小さい頃からの気持ちの 揺れがとてもよくわかる。 複雑な家庭の3人だが、そう言うことは一切描かれず、心情だけが小出しにされている。 通常、こういう構成は複雑になり過ぎるけどあっさりした3人の関係が よりわかりやすくしているのかも。 真剣佑の顔も演技も良かったし、 話の謎が解けていくのもドキドキし、そこに意外性もあり サスペンスとして楽しめる。 選ぶ人が別だったら、もっと違う人生が待っていたのかな?なんて思った。 何が幸せで、何が不幸なのか・・ 特別泣けるようなシーンはないが、最後の部分に強く思いが残った。 続きがドラマであるようなので楽しみ。 (やっぱり裏家業ってあるんだなって・・・) まっけんよ、世界に羽ばたけ〜
一日あれば世界は変わる
壮大なプロポーズを仕掛ける映画... ではなくラスト20分一体誰が何を選ぶのか 非常によかった。 ただサスペンス映画好きは途中で話の全貌が 終盤に行くまでにわかってしまうかも... キダ(岩田剛典)マコト(新田真剣佑)ヨッチ(山田杏奈)の関係性がいい!雨の日信号が変わる中での告白のシーン グッとくるものがあった。 1番印象強かったのが中村アンの演技 自己中過ぎるお嬢様のリアルな演技が ムカついて素晴らしかった!!
【観てから読むか、読んでから観るか】
昔、角川映画と角川書店がタイアップしてマーケティングをした時の、キャッチコピーだ。 面白かったら、僕はどちらでも構わないと思うし、原作も映画もどっちも良いというケースだってたくさんある。 そもそも、この原作も、リサの起こした交通事故と、国会議員である父親のもみ消す行為をもう少し工夫しないとリアリティに問題があると思っていたし、映画も、ヨッチの忘れられたくないという焦燥感と、そこにマコトとキダが共感していることを、もっともっと丁寧に描かないと、観客はストーリーを追うだけで、エンディングを予想することに集中するという、出演者泣かせの展開になってしまうのではないかと考えてしまった。 映画は、原作を補完することだって可能だと思うから、なんか残念だなと思ってしまった。 中村アンさんは、頑張っていると思うが、僕は、他の俳優さん同様、構成と演出のなかで空回りしているように感じた。 これは制作サイドの問題だ。
キャッチコピーが仇となるオチでした^^;
ラスト20分の真実・・・・ この番宣キャッチーフレーズで、この時期に劇場に通う人なら開始30分で結末読める。 上映時間101分が長く感じたってのが答えかな^^; ここ最近のイケメンっていうのは、単に男前って事でもないですが・・・ 主演の2人は、昭和平成令和、どの時代でも通用する男前!! ファンの方は、楽しめると多いますが・・・・ キーパーソンの女性が、美形ではないだけに、両方とも同系統の男前ってのが出来過ぎ。 岩ちゃん役のキャラは、容姿にコンプレックスある感じのイメージの方が、良かったと思うけど・・・ キャストありきの企画だったんでしょうね。 ここ最近のドラマでの私的好感度高かった中村アンちゃん・・・ 今後は、いい意味見た目ギャップのないコレ系役オファー増えそうですね。 *2021年からインスタにもこのレビューと同じHN『eigatama41』で、投稿開始( ^ω^ )! 映画好きの皆様〜作品談義等はそちらに宜しくお願いします。
冬の花火はきれい
幼馴染二人の立身出世物語 ラスト20分の真実とはなんだったのか 多分、大半の観客は落ちが予想できるストーリーなのになぜ作品のあおりに使ってしまったのだろう。 劇中でドッキリを仕掛けまくるので、最後は観客に対してのドッキリを期待していたのに肩透かしを食らった感じ。 え?これが真実?あまりにストレートなので最後までドッキリ(どんでん返し)があるのかなと思ってたのに。 主演二人は流石に映画なれしてるし魅力たっぷりでいい感じでした。 中村アンの高飛車自己中っぷりもいい 柄本明のアウトサイダー感もいい、この方はホントに何でもできますね。 メインヒロイン山田安奈は・・・画的にも演技的にも主演二人と失礼ながら釣り合っているとは言えなかった。 運命に身を任せることが必ずしもハッピーエンドとは限らないのだと思える作品でした。 真剣裕の資金調達とか、事件をもみ消すために学校や自動車修理工場を消し去るのに意味が有ったのか、警察の無能っぷりなど、ちょいちょい引っかかる点があり、物語にリアリティが感じられなかったので残念。 「押しボタン式信号のボタンを押さなきゃボタンが可哀そうだよ」ってセリフが2回くらい出てくるのだが、そうなると爆弾も爆発しなきゃ可哀そうだよな、人の生死に関わらず。 「さびしいんじゃなくて、さみしいなの!」 すみません国語の時間にその違いを習わなかったのですが・・・ 「これは復讐じゃない、あの二人に恨みはない」 いやこれ復讐でしょどう考えても。 納得できないよ。そしてそんな奴に爆弾渡すなよ。 まさか本気じゃないよな?とか思ってたのか?幼馴染の親友の行動を予測できなかったとは思えないのだが。 などなど、見ている間ずっとくだらない上げ足を取りたくなる意地悪な自分がいました。 そんな考えを巡らす程度に隙間のあいた映画だった様に思います。 隙間だらけでしたが話の展開が早いし、回想などを挟んだりしつつ観客をミスリードに導く(成功したかは別)のはよかった。 作品のテーマの一つに「忘れ去られるのは怖い」があると思う。 ヒロインが一番恐怖しているのが忘れられることだから。でもそれだったら男二人とつるんでないでもっと友好の輪を広げようよ、存在感と忘れ去られない努力を見せてほしかった。 それでも理不尽に記憶から消されていく過程が有ればもっと同情できたかも知れない。 同時期に上映された「ヤクザと家族」「花束みたいな恋をした」「名も無き世界のエンドロール」には共通している部分があります。 「ヤクザと家族」は家族に構築のラブストーリー 「花束みたいな~」家族構築手前のラブストーリー 「名も無き~」家族崩壊ラブストーリー 思い出、記憶についてそして愛と家族が共通してます。 本作が一番家族と愛要素が薄かった、そして内容も薄かった。 余談ですが、押しボタン式信号が「花束みたいな~」と「名も無き~」でかぶったのにはシンクロニシティを感じましたね。 -------------------------------- 劇中セリフより 「住む世界が違うんじゃない、世界が分かれてるだけだ」 住んでる世界は一緒、車、船、飛行機、パスポートが有ればどこへだって行ける。手段と目的があればどこにでも行ける。 行動に移す意思の強さを身に着けたいものです。
微妙
ストーリーはなかなか。 可もなく不可もなく。 全体的にあっさりとしていたので、個人的には後半もう少し狂気的だともっとよかった。 伏線が多すぎてラスト20分より前に結末が分かってしまうのがかなり残念。
息付く間もなくエンドロール
ワンデーフリーパスポート4本目、ラストは「名も無き世界のエンドロール」です。 新田真剣佑かつ山田杏奈、そして最近気になり始めている岩田剛典らが出演しているということで鑑賞。 特報はかなりよく出来ていたが、予告を見るとB級感が出てしまっていたのと微妙な気がしたので、期待はあまりせず。 いや、面白かった! 結構すきですよ?この手の映画。 でも、ちょっとあまりにも評価低すぎませんかね。最近逆サクラ多い気がするんだけど 腐れ縁のキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)は一緒に自動車整備の工場で働いていたが、とある日突然マコトが仕事を辞め先週現れたリサ(中村アン)に近づくためにとある計画を立てるという。 2時間弱というちょうどいい尺で気持ちいいほどテンポが良く軽やかに話が進んでいくので、全く飽きずずっと楽しめる。 伏線回収はお見事だし中々騙された。期待以上の出来。 何より岩田剛典の静かにゆっくりと足音を立て近づいてくる不気味な裏組織の人間という役が似合いすぎて感無量。友人といる時と仕事をしているときでは全然印象が違う。この作品を気にこういった役が増えそうですね ネタバレしたいんだけど、しない主義なんでねぇ笑 ネタバレしないと何も語れない笑 というのがいい点かもしれない。予告では何が何だか分からないが、それが映画を見て驚きに変わる。なるほどねと。予告で全く語ってないからこそ映画が面白いのだと思う。騙し系では必須ですね。 もちろん、★3.5なのでうーんと思うところはいくつかある。 まず、懸念していたB級感は解決せず。 映像や音楽がチープ。迫力や緊迫感が薄いので、盛り上がるところで盛り上がりきれない。予算的な問題かもしれないが中身がいいだけに勿体ない気がする 騙されたは騙されたんだけど、あともう一捻り欲しかったなと思った。ラストの行動はうーん、って感じだしもう一個衝撃的なものがあれば★4.0になっていたと思う。 世の中は皮肉なもので真実は隠蔽され嘘が発信される。正しいことが正しいと言われずに、多数派に合わせておけば安心と考えてしまう。そして隠蔽された話題はエンドロールを迎えず、人々の記憶から消えていく。 好きな映画でした。 4本中3本当たり!かなりいい一日となりました イオンシネマ神!!!!
あいつは昔から俺にドッキリをひっかけて笑ってた
"ラスト20分の衝撃"に釣られて観てしまったのは事実。そのおかげで、中盤でラストのスジが読めてしまったのは不覚。そりゃあ、ドッキリ(喜怒哀楽いずれかの)を仕掛けるはずなのよ、最後に。あれだけフラグ立ててるんだから。基本的には岩田君カッコいいって映画なので、狙った層ではないオジサンには楽しめる映画ではなかったのよ。着席のとき、あ、しまった、これ違う、って思ったもの、女子率の高さに。
サスペンスというよりヒューマンドラマ
いろんな伏線がラストで綺麗に回収されるので、ストレスがなくてとても良かったです。 正直途中で結末が予想出来てしまったのですが、最後までストーリーに引き込まれて楽しめました。 友情や愛や命の尊さなどが描かれていてラスト涙が溢れてきました。 終わった後も余韻が凄くて、帰る途中も思い出しては涙が出そうになりちょっと困りました(笑)
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