「俺と親友と…」名も無き世界のエンドロール たべさんの映画レビュー(感想・評価)
俺と親友と…
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ただずっとひたすらに切ない。
細かな内容は知らずにヨッチが死んでいることを知った状態で観始めた。なので伏線とかどんでん返しは期待してなかった。それがよかったと思う。
ただ1人の大事な人間が居なくなってしまった後を生きる2人の人生がひたすら切なくて、観賞後になんだこれ……と放心状態になった。
終盤で交通事故から10年経過したことがわかったあたりで、かなり苦しくなった。
その後に、気になってしょうがねぇんだよ、というマコトが行動してきたほんとの目的。切ない。
印象的なのは
写真を投げつけた時の
「俺と親友と…"犬"だ」 なんだよこれ………。
爆破直前の
「押しボタンを押さなかったら押しボタンの立場がねえだろ」マコトの涙目。
ラスト交差点の
「ちゃんと指輪受け取ったか?」からの横断歩道を渡って遠ざかっていく2人。
名も無き世界(3人だけの世界)が終わって、エンドロールも10年かかって終わったんだと解釈した。
本編の主題歌も余韻があってよかった。
期待せずに見始めたけど、
めちゃくちゃいい映画でした。
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