劇場公開日 2021年1月29日

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「ラスト20分、読めてしまった。」名も無き世界のエンドロール HARUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ラスト20分、読めてしまった。

2021年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

久しぶりに邦画で素直に面白いと思えました。

現在と昔のストーリーが交互に進んでいき、わかりづらくなったりする場合もありますがこの作品ではありませんでした。

『白・表』のマッケンさん、『黒・裏』の岩ちゃん。コーラなど、モノや色がとても効果的に使われていて分かりやすかったです。

伏線も綺麗に回収されています。途中、中弛みもなく、二時間に収まりきってないというのも無いように感じました。

個人的にですがマッケンさんが綺麗すぎて、岩ちゃんが少しかすみました。
髪型のせいなのか、『鼻こんなおおきかったっけ?』とか、感じてしまい。
やはり岩ちゃんはサラサラ短髪ヘアが抜群に似合うのだなと感じました。
やはり髪型なのか、制服姿も違和感が。。
サラサラ短髪ならまだ違ったのかなと。

アンさんはヒール役が振り切りきれてない感じがしました。
ワガママ女はとてもお上手でしたが、どんなに叫んでも口汚くてもなんだかキレイにまとまってしまっていて、『いい人』も滲み出てしまっているように感じました。
感情剥き出しより本心が見えない美人才女がはまり役だなと思いました。

『ラスト20分の真実』、何だろうと期待したけれど割と読めてしまいました。
けれど全体的にしっかりした構成になっているので気にはなりませんでした。

映画のサイドストーリーを動画配信するというのは現代に即した上手な売り方だなと思いました。
また、この作品はエンドロールまでしっかりみた方が良いです。

HalU