「フランス憲兵の横暴さのみ印象に残る」ジュゼップ 戦場の画家 バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
フランス憲兵の横暴さのみ印象に残る
あいかわらすヨーロッパのアニメーションは綺麗で個性的で動く絵本ですね。監督のインタビュー記事には、
実在の画家ジョゼップのデッサンを生かした描画にしたとのこと。なるほど!確かに魅力的でした。
実在の画家のフィクション・ストーリー。でも、物語背景などは史実ですかね?難民収容所については知りませんでしたが実際あったのですね。多分、ここで描かれることは実際にあったエピソードなんでしょうね。どうして人間は強い立場になると弱者を痛めつけたくなるんでしょうね。人間の根本は一緒なんでしょうね。皆、そうなれる。スイッチを入れるかどうか?の話ですかね?
本作は画家を中心に進行しますが、基本は憲兵目線のフランス人のお詫びなのかな?過去を明らかにして罰を受けるような物語だったかな。
世界的に差別反対の機運が高まる中、過去の暴挙を明らかにして意識を高める意味はあるのかもしれませんね。
ただ、印象に残っているのは憲兵の行動だけってのは残念ですね。フィクション部分のストーリーがイマイチだったかな?
ちと残念です。
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