「フリーダ・カーロの眉と色彩」ジュゼップ 戦場の画家 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
フリーダ・カーロの眉と色彩
絵画が動いているようなアニメーションに見とれているうちにしばらく瞑想状態に陥ってしまった。音楽も心地いいからね。ひょっとしたら、大事な場面を見落としたのかも。
第二次世界大戦前夜、フランコ独裁政権の迫害を受けているカタルーニャ人はフランス逃げ込もうとするが、フランス政府は収容所に押し込めてしまう。
この収容所で憲兵だったセルジュと難民の画家ジュゼップとの交流を描いているのだが、フランス的なデフォルメに今ひとつ馴染めないまま、収容所パートが終わってしまった。
難民へのひどい扱いだけでなく、黒人差別も描いている。この作品の意義はよく理解できたが、物語として消化するには敷居が高いのかな。
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