劇場公開日 2022年7月29日

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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台のレビュー・感想・評価

全41件中、21~40件目を表示

3.0受刑者(犯罪者)の社会復帰

2022年8月7日
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鑑賞方法:映画館

受刑者(犯罪者)の社会復帰については法務省もイメージキャラクターを設定したり、啓発・広報に努めているが、運動としては今ひとつ盛り上がっていない。
社会復帰促進の「切り札」の一つが開放処遇なのだが、本作は、その在り方を問いかけているようにも思う。
いずれにしても、服役者達の舞台の成功に、自らの再起をかけるようなエチエンヌ(カド・メラッド)の姿が胸に沁みる。

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talkie

3.0感覚が合わない

2022年8月6日
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刑務所の囚人メンバーが、市井の食い詰めた俳優さんからの演技指導のもと「ゴドーを待ちながら」を練習して、刑期中なのに特例で塀の外のホールで舞台上演する、それが評判を呼びまくった挙句に

チラシに「予想外のラストがあなたを待っている」っていうなんか捨て身極まりない売り文句がおどる、確かにその通りだったけど、それを芸術として讃美する胆力は持ちあわせず

スウェーデンで起こった実話らしいけれども、ヨーロッパのこの辺りの感覚のピンとこない感じ、ビジネスの経験的にもほんと遠いんだよなー

我が国はなんとなく欧米陣営、かつ地理埒外の極東にいて、わかってるけど根元が合わない

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sysr

3.5拍子抜け

2022年8月6日
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ポスターがネタバレで、「予想外」と書かれたために予想した落ちの通りに収束し、拍子抜け。
スウェーデンでの実話をベースに、フランスに置き換え翻案した作品らしいです。
というか、フランス映画だから納得できるストーリーでありました。
つまり、何回も捻って難解にして文学の香りがしたらなんとなく名作っぽく見えるけど、実にひどくないこれ?と悩む内容。

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コージィ日本犬

3.0演劇ファン向けかな

2022年8月5日
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実話らしいし、意外なラストだが、「シャイニー・シュリンプス」とかの方が面白い。偏見も込めてヨーロッパ映画でありがちな、説明なく話が飛ぶパターン?「1年後?あ?いけたん?」みたいな。ラストが響くのなベケットが好きな人とかじゃないかな。誇大広告かな、少なくとも私の涙腺は緩みませんでした。

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ミーノ

1.5えっ👀⁉️最後がこれ…

2022年8月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

信頼を築くことは大変で、裏切られた時の残念さは計り知れない。最初から人を信じない方が良いと思うけど、信じてしまうのよ…日本人は。中国の教えでは、騙された者が悪いという文化があり、同胞であっても信じないらしいけど…😢
最後の最後でこれは、演出もやりきれない。やはり、自由は素晴らしいということなんだろうけど…

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ろくさん

3.0演劇は、本当に矯正や更生に役立つのだろうか?

2022年8月4日
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主人公が、なぜ、囚人たちに本格的な戯曲を演じさせようとしたのかが分からず、映画が始まってから、ずっとモヤモヤしていた。それが、予想外のラストで明かになり、ある意味、そのことも伏線だったのかと納得させられた。
ただ、「待つこと」を知っている囚人たちだったら「ゴドーを待ちながら」を上手く演じられるはずだと思ったという説明は、少し綺麗ごとすぎるようにも感じてしまった。
売れない舞台俳優の彼にとって、演出家として称賛されたいという願望は間違いなくあっただろうし、実際、オデオン座の舞台の上で拍手喝采を浴びたのは彼だったのである。
あの場で、本当は、自分のためにやったことだと、正直な気持ちを吐露していれば、ラストのスピーチは、より感動的なものになったのではないか・・・
それにしても、「自由へ逃避」した囚人たちは、更生することができたのだろうか?

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tomato

5.0こういう映画大好き!

2022年8月3日
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鑑賞方法:映画館

娘の言うように主人公はわがままを通してばかり。周りの人が偉いな。
逃げるか逃げないか最後までハラハラ。

ほんとの話しでありながら、いちおうみんな役者なんでしょ。ほんとに囚人に見えました。うまいなぁ。

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ボケ山田ひろし

4.0実話だったら…

2022年8月3日
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↑彼らのその後が気になるではないかー!!!

指名手配されて刑期が延びたのかとかさっ!!

しかししかし〝日本だったら考えられない〟とかそういうことは置いといて、このような目的や目標を持てることにより、人間は前向きに変われるのではと思ったよ❗
ショーシャンクのhopeに当たるものだろうか。

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雨の夜はヤバイゼ

3.0人生再生の良い話なんだけど…

2022年8月2日
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鑑賞方法:映画館

作中で言ってたけど被害者意識も無視できないし刑務官や判事の立場とかいろいろ考えると手放しでは感動できないかな…ただ人間の可能性っていろいろあるよね、とは思ったよ。

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peanuts

4.0起承転結の転→結のもって行き方がお見事

2022年8月1日
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予想外のラストというふれ込み通り、転の部分はやはり意外だった。その直前のハカの後だっただけに、あの転は「うそ?」と思わされた。

が、実際の意外なラストはその後に訪れる結の部分だったんですね。

転→結へのもって行き方がお見事です。

あと、実話のためエンドロールの際に写真でご本人登場があるんだけど、映画の役者さん達より、本人たちのビジュアルが良かったのはビックリ。

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ただの映画好き

3.5待っても結果が来ないものねぇ

2022年7月31日
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鑑賞方法:映画館

囚人たちに向けて語る。
「待っている気持ちを表現すれば良い」
確かにそうかもしれない、そしてそれは演技には生かされるのだろうけど、一旦外の世界に触れた受刑者たちが元の世界に戻ったって、舞台で投げかけられた称賛はなんの足しにもならないものね。
そう考えればラストは想像の範疇かとも思えましたが、それが未だに語り継がれ舞台の演目になっているのは、当時相当の衝撃や感動をもたらしたのでしょうね。
俳優さんが演じているのだからもちろんのことなのでしょうが、演技にどんどん磨きがかかっていくのが見応えがありました!
清々しい作品でした。

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ニコラス

3.5全てはラストのオデオン座のステージの為に作られた作品って感じ。

2022年7月31日
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鑑賞方法:映画館

感動ではなく圧倒されたラスト!

役者のエチエンヌが刑務所の囚人に演技を指導して、囚人達を舞台に立たせる実話ベースのストーリー。

本作を鑑賞する前に「ゴドーを待ちながら」のお芝居のあらすじを確認した方が良かったかも。
この演目を囚人達が演じるけど、このストーリーが全く頭に入って来ない(笑)

やる気の無い囚人達と徐々に一体感が生まれ、芝居の素晴らしさが徐々に認められる展開。
役者の誰もが憧れのオデオン座でお芝居をする事に。

ラストは鑑賞前に想像してたけど、そのタイミングが早すぎた(笑)
期待を裏切られた感があったけど、そこからのシーンに圧倒。
あそこまで圧倒された感じは、最近観た山田杏奈さんのBL系映画の体育館の壇上のシーンより凄い(笑)

刑務所の持ち物検査はかなり厳しいのに、それ以外の警備はかなり緩い感じです( ´∀`)

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イゲ

2.0いかにもフランス感

2022年7月31日
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鑑賞方法:映画館

単純

たいした裏切りではなかった。
想像出来たし、演劇での成功より彼らがどういう人生を送ったかのほうが興味ある。

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ふわり

4.5功名?

2022年7月31日
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鑑賞方法:映画館

114本目。
実話?と思ったら、やっぱそう。
最後にとか、上映前に見てしまうと半減だよと思ってけど、そんなの全然。
怪我の功名、災い転じて福となす、とでも言ってもいいのだろうけど、逃げた面々のその後が気になる。

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ひで

3.5実話ベースなので普通のラストかと思いきや!

2022年7月31日
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売れない役者のエチエンヌが、刑務所の文化事業の為に、囚人達の演劇公演の演出をすることになる。楽しくする為のジャンルは寓話。話の中ではウサギとカメなど知ってるのも出てきたけど、エチエンヌが選んだのは、自分の知らない話「ゴドーを待ちながら」。この話、ベースを知らなかったのが少し残念。フランス人なら皆んな知ってんだろうな。
所長やメンバーや娘と、ゴタゴタしながらも信頼関係を築いてゆき、公演を成功させる。すると一回で終わりだったはずの公演に各地から依頼殺到。囚人なのに演劇ツアーをする事になる。それが各地でバカウケし、パリの大舞台が決定する。お〜!ナイスな展開じゃんと期待してたら、まさかのエンディング。
ウルウル〜。

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涼介

5.0劇中劇『ゴドーを待ちながら』が服役囚の人生に侵食し、現実そのものがカーテンコールのない不条理劇であることが静かに語られる、鋭利なエスプリに貫かれたずっしり重い物語

2022年7月31日
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鑑賞方法:映画館

服役囚に演技指導する場面は意外とあっさり流されているのに、個性豊かな服役囚達の自由すぎるユーモラスなキャラクターと主人公エチエンヌが抱える憔悴を描写することに大幅に尺が割かれている時点でありがちな結末にはならないなと予感していましたが実際その通りでした。劇中劇『ゴドーを待ちながら』が賞賛されて次々と公演依頼が舞い込む中でエチエンヌは自信を取り戻し、服役囚達も束の間の自由を謳歌するが、カーテンコールの後に残るのは今までと何も変わらない日常。そんな興奮と空しさが繰り返される中で彼らの人生そのものに『ゴドー〜』が侵食し、彼らがずっと待ち望んでいた物語がパリのオデオン座で大喝采とともに完成する。ありきたりではない結末が実際に起こった事実であることに驚きますが、それを知った『ゴドー〜』の作者、サミュエル・ベケットの一言に滲んだエスプリにニヤリとさせられます。

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よね

3.5ラストシーンで星数挽回!

2022年7月30日
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鑑賞方法:映画館

ラストシーンで星数挽回!

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jung

3.5嫌いじゃないです

2022年7月29日
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いかにもフランス映画らしい。
嫌いじゃないです。

予告通り、ラスト20分は泣けましたよ!

でも、アメリカ映画ならラストシーンは大成功で終わるのでしょう。単純な私にとっては、そっちの方がより泣けましたね。

フランス映画独特の人間模様、実はその方が現実的で、考えさせられてしまいます。

あと、フランスの刑務所制度を知らなかったので、最初は誰が囚人かわかりづらく…また、男の刑務所なのに所長や刑務官が女性というのも日本人には違和感があるかもしれません。
本編1時間くらいはそんなことで、混乱してました笑笑

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寅

3.5事実は小説よりも奇なり?

2022年7月29日
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鑑賞方法:映画館

うーん…

まさに予想外のラスト(笑)

評価が割れそうな作品ですね…

僕は否定的です(笑)

エンドロール後、立ち上がり出口に向かう皆さんの空気からは、否定的なモノを感じました(苦笑)…

真面目で実直な方が作った映画って感じですね。

事実に基づく映画です。

ネタバレはイヤなので、この辺でm(__)m

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RAIN DOG

5.0人生は待つことの連続。

2022年7月14日
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鑑賞方法:試写会

さすがフランス映画。
ただ面白かった!では終わらないのね。
ちょっと理不尽で、ちょっとアンモラルで、ちょっと引っ掛かりを残してくれる。
後味すっきりではない映画の方が記憶に残るもんだね。

人生は待つことの連続、という言葉が妙に心に残り、確かにその通りと納得。
私たちは、常に何かを待っているのだ。
何かを待つことから解放されたとき、確かに一瞬の自由を感じる。
そしてまた次に待つ何かを求め、放たれ、一瞬の解放感に浸る。
その繰り返し。

人生で待つ対象は人それぞれ、だから感じる自由も人それぞれ。
多様性とはそういうことか。

囚人たちの大舞台は、売れない役者エチエンヌが最高に輝く場所でもあったのだ!
ピンチをチャンスにいかに変えるか・・・、そうだ、人生を楽しもう!

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Kaguya
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