「犯罪者の自意識には、やはり限界があるのだ。」アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
犯罪者の自意識には、やはり限界があるのだ。
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服役中の囚人は自由がほしくて逃げたのではないだろう。
プレッシャーに耐えきれなくて逃げたのだと思う。
しかし、エチエンヌの語る"逃げた言い訳"を聞いている人たちの許容力は素晴らしいと思うし、今の世の中にも、こんな心の余裕がほしいところだ。
そして、この囚人たちが逃げたことを題材にした演劇がつくられ、上演されているという。なんて素晴らしいんだろう。
やはり、犯罪者は犯罪者だけあって、自意識は低い。
大舞台を成功させれば、刑務所を出た後の人生も変わってくるとは思うが、そもそも何かから逃れたくて犯罪を犯しているわけだから、人間はなかなか変わることが できないということだと思う。
ぜひ、劇場でご覧ください!
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