劇場公開日 2021年1月1日

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「私的にここ最近の韓国映画としては残念賞。」新感染半島 ファイナル・ステージ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0私的にここ最近の韓国映画としては残念賞。

2021年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

韓国全体がゾンビ化した前作から4年。韓国から脱出出来香港に移住していた主人公だが難民として貧しく、ある筋から韓国にドルの大金トラックがあると言う事で奪いに戻る話。

他の方がマッド・マックスと例にするのも分かる。
前作とはかけ離れた方向性とは伺っていたが、前半からテンションダウン。その理由を語ろうと思う。

前作がヒットしたのでゾンビも増やしてVFX多用は分かるが、VFXの質が悪い。韓国らしく無い。

VFXをかなりカーチェイスシーンに費やす訳だが、序盤から実写との境目も分かりやすく、また少女が運転のドリフトシーンに関しては運転内部の様子があまりにも「車内でドリフト味わった事無いだろ?」的であり、違和感をモロに受けた。
絶賛している方は一度後ろ座席でドリフト運転を体験して頂きたいものだ。

ゾンビも大量の割には前作やワールド・ウォーZ等の雪崩式「ワラワラ」感が薄い為、大量と言う恐怖感が無い。障害物にしか思えないのが残念だ。

「韓国だから、ストーリーで感動させてくれるでしょ?」と別方向性を期待したのだが、大した事無し。
後半は「取ってつけた様なオジサンを英雄扱いにしてどうするつもり?」である。

ここまで、ストーリー性の薄い韓国映画も久しぶりである。

何をしたかったのか不明な続編。
マッド・マックス 怒りのデス・ロードの様に特殊な時代背景も無くこのアクションをやられちゃあ〜ね〜、、、。
無料でTV放送時視聴でも良いと思います。

巫女雷男