「ありがちなゾンビ映画になったがパワーはすごい」新感染半島 ファイナル・ステージ 火虫さんの映画レビュー(感想・評価)
ありがちなゾンビ映画になったがパワーはすごい
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ゾンビパンデミックから逃れる列車内でのサバイバルというシチュエーションホラーとして優れていた前作。そこから4年経過した韓国が舞台となったけどあまりに突っ込みどころが多い。
・感染は完全に韓国内で食い止められてて国際社会は生きてるのになんで4年も韓国放置してるの?
・作戦雑過ぎね?海岸防衛も黙らせられるくらいだから相当金がかかってるだろうに肝心の決死隊が4人て!しかも主人公以外そこら辺の人じゃん
・うろうろしてたら毎回律義に見つかるトラック
・きれいに車線の真ん中は開けてくれてある廃車群
・いくら光がないと活動が鈍るとはいえダッシュ系ゾンビのいる世界で4年もどうやって生き延びたの?そこ掘り下げようぜ
・1回の狩りで無駄に沢山の車を走らせるのに拠点がただのガソリンスタンドって、4年もよくガソリンもったな
・なんで夜なのに拠点にゾンビが集まってきてるの?しかも都合よく大群で
・無線で国連が助けに来るなら取り残された軍人ももっと早く救助されただろ
・スローモーションで抱き合ってないではよ逃げろや
上映中に抱いた突っ込みだけでもこんだけなのにもう少し考えれば突っ込みどころはゴロゴロ出てきます。ただCG多用しているとはいえカーアクションがやたら派手で、クライマックスは小規模なマッドマックスの様相となっており異様なパワーはありました。
前作に比べると凡庸ですがありがちなゾンビ映画として切り捨てるには惜しい魅力も存在はあると思いました。
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