Summer of 85のレビュー・感想・評価
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新しい明日を生きることは、決して過去を冒涜することではない
カンヌ出品作とのこと。
「僕はいかれてる。やっと気づいた。死に興味があるなんておかしい。・・・僕は、ある死体にたましいを砕かれた」 という不穏な始まり。「死体が生きていた頃のことに興味がなければ、この先を観ることはやめといた方がいい。君の物語じゃない」・・この冒頭のセリフはいい。少なくとも俺は、俺の物語じゃないんだけれど、観てよかった。すっきり心に届いてきた。
不穏な冒頭の数シーンから、快適な音楽を背景にしたオープニング。つかみはばっちりだった。上手いなあ。以降、本作は、2つのストーリーが交互に描かれる。ひとつは、主人公アレクシとダヴィドの出会いから "ある日" まで。ふたりが親友となり、親友以上の関係となっていく明るく幸せに満ちた前半と、その破綻を描く後半。もうひとつは、その "ある日" から現在までを描くストーリー。
レビュアーの多くがすでに書いてくれているように、「青春映画だった」 にまったく同感だ。疾走する愛とその破綻と悲劇的な結末。自分が得意でないというか、好きなジャンルではないと思っていたが、すごくすんなり楽しく観ることができた。この感覚は、イ・チャンドン監督の「オアシス」に出会ったときに感じた感覚に似ている。
この映画でもうひとつ多くの方がすでに書いている、ロッドスチュワートの曲「セイリング」の絶妙な使われ方。クラブミュージックがガンガン鳴る中で、ヘッドフォンで聞く「セイリング」。どんなに愛しても二人でいても満たされない。いつもいっしょにいたかった。触れていたかった・・・主人公の心情をまさに歌う歌詞。海の向こうの懐かしい場所h僕らはわたっていく。君に会うために危険を冒して・・・"ある日" を歌うかのような歌詞。ほんと、うまい。
ラスト。新しい愛にむかうことを示唆するシーンは、自分も60歳超えているので、観た瞬間には「あれ?もうそんな展開に?」と違和感を感じたが、それってずれてたと観終わって気づいた。「新しい明日を生きることは、決して過去を冒涜することではないんだ」 という宣言にも聞こえて、心地よいエンディングだったと理解できた。
いやあ、なんか、観てよかった映画だった。
'85の夏に飛び込んで!
映像のアナログな質感、ファッション、音楽、人物、
'85の夏がこれ程までに美しく燃え、青春があがく程にもがく程に何故か無情の多幸感に包まれる。夏の終わりにドはまりです。
The cure の「Inbetween Days」はストリートシングスでも見事にダブリンの若者を演出していたのを思い出した。
文学的で哲学的
死の乗り越え方は、それぞれの向き合い方があって。
たとえ他から理解されなくても、文学的で哲学的でとても美しい。
出会いから別れまでひとつひとつのシーン、音楽がかっこよくて綺麗でその時代を描いてるのがいい。
昔の映画を見てるようで、でも新しくて。
悲しいけど、前を向いて生きたくなる映画だと思う。
あとアレックスがとても綺麗で可愛くて、肌綺麗でこれはドキドキするし一目惚れするよって思いました。
理想の自分と出会い本当の自分を知る
一見、
進路に悩み、自分にどんな服が似合うのかも分からない少年が
自分の理想の友人と出会い愛し合う作品に見えるけれど
『触れても満たされなかった』というセリフにあるように自分の理想の人物像に彼を当てはめていたためその人物像と違った彼を受け入れなくなってしまい喧嘩したが、もう一度触れて本当の彼を知ろうとするシーンはとても記憶に残るものだった。
6週間という時間は1人の少年が愛と別れを経験するには長すぎるが、同じように脆い少年を理解するには短かったのかもしれない。
死人に口なし、と言うが明確な真実を与えず理想を理想のままに描くのがなんともオゾン監督らしい。
タイトルなし 見る前と見た後の感想は随分違った。 しょっぺ〜しょっ...
タイトルなし
見る前と見た後の感想は随分違った。
しょっぺ〜しょっぺ〜よ〜。
登場した時からダビッドはちゃらい感じはあったけど。
アレックスと女の子の関係は可愛かった。
私もダビッドに勝手な理想像を作ってしまってたせいかな。
アレックスの不器用な恋は本当に可愛かった。
原作あるけど、オゾン監督は主人公に厳しい恋愛映画多いw
青春の輝き
若い日のひと夏の切ない恋。
短く熱く燃えた夏の日の恋。
一瞬で恋に落ちた2人の若さがキラキラとまぶしかった。
私は歳を取りすぎたのかな…
ストーリーには、
あまり心動かされなかった。
約束通りお墓の上で踊る姿は、
純粋でまっすぐな愛を感じた。
女装姿が
とても可愛かった。
そこ、ツボでした^_^
墓の上で踊れ
80年代の空気感が見事に再現された作品。
80年代の半ばって、世界的に見ても文化が爛熟を迎え退廃に陥っていた頃で、閉塞感のせいで若者が無軌道に生きていたイメージがある。映画を見ていると、フランスでもそうだったんだな、という雰囲気がよく分かる。ベルリンの壁が壊され、新たな世紀を目前にして、これまで見たこともなかった新しい文化、コンピュータとネットワークが世界中を繋ぐパラダイムシフトまではまだ少し遠い、そんな時代だ。
そして(こういう言い方はどうかと思うが)退廃といえば同性愛である。
主人公は青年ふたり、ダヴィドとアレクシ。アレクシは少年でも通じるくらい幼さが残っている。この二人がまた大変美しい。正直若い男の子に興味はないのだけど、このふたりは良い。そんなふたりがいちゃつくのを眺めているだけでも良いのだが、やがてふたりの間に決定的な破滅が訪れ、酷い別れ方をした直後、ダヴィドは無謀な運転の末バイク事故で亡くなってしまう。
二人の幸福が絶頂の頃、ダヴィドは「どちらかが死んだら、残された方は墓の上で踊る」ことをアレクシに誓わせていた。物語はそれを実行したアレクシが逮捕された時点を境に分けられ、2つの時間軸を交互に描いていく。逮捕されたアレクシは、二人が過ごした「362時間8800秒」を小説として書き出す。見つめ直し再認識することで、ダヴィドとの日々に訣別を果たしたアレクシが新たな一歩を踏み出すところで、物語は終わる。
考えてみれば、わたしはアレクシとほぼ同年代だ。だからこそ、まだ大人になりきらない世代の目から見たあの時代の空気感に、共感と郷愁を覚えるのだろう。これに関しては本当に見事だと思う。
そして自分はさておき、あの時代に青春を送るという体験の瑞々しさについても、「青春の瑞々しさ」という世代を超えた共通感覚は別として、なんというか痛いようにわかってしまう、伝わってしまうものがある。ああ、なんかちょっとひりつくような、こそばゆいようなこの感覚。
美しい
主演2人がとにかく美しい。
ダヴィドは憎いくらいの人たらしで超絶魅力的。
わたしも身近にこんな人がいたら凄く刺激的で魅了されるだろうから、
アレックスの苦しさが胸に沁みて沁みて…
風景の美しさ、ノスタルジーな雰囲気、爽やかだけど色気があって、儚い…
だけどアレックスにはどこか現実的な人間味を感じて。
とても印象に残る作品でした。
恋におちて 1985
オゾン監督は死についての過去作では、「ぼくを葬る」でも一筋縄ではいかない自身を投影したような主人公に、自分を受け入れていく過程をしっかり描いていたと思う。
監督が熱望していたという、原作ありの「おれの墓で踊れ」の映画化という。
内容はひと夏の恋で間違いはないのだが、ゲイとしてのアイデンティティーをこの両者がどう獲得するのかが見どころになると思われたが・・・
今ひとつ過去作と比べひねりが足らない。こんなあっけない死になると、ダヴィッドの母親の取り乱し方もさもありなんという感じになってしまう。
青春はあっけなく後悔とともに閉じるなんて。誰が決めたん!?
もっと謳歌して生きて愛してほしかったなぁ
惜しい!
どうしても女装をして、遺体安置所に行く場面に現実味がなく安っぽい芝居に感じられた。
墓で踊るシーンも同様。
こういう類いの映画は「君の名前で僕を呼んで」と嫌でも比べられるから、差別化を図る意味で事件性を持たしたのかもしれない。
主人公が着たセントジェームスのオーバーサイズのボーダーが良かった。
初恋のウキウキした気持ちと 夏のビーチの景色に うっとりしつつも ...
初恋のウキウキした気持ちと
夏のビーチの景色に
うっとりしつつも
ダヴィドの瞳が怖かった
苦悩を抱えて
死の淵に立つ姿を
感じさせるから?
誰も彼を救えない
母親も先生もBFもGFも
これは起こるべくして起こった
悲劇だったのか?
男女の恋愛でも成り立つ展開
いわゆるLGBTQがテーマの1つでありながら、そこに依存することなく真っ向に恋愛を描いた作品で好印象、素敵だった。
主演の子は男から見ても美しい。キスシーンも美しい。お尻オブ・ザ・イヤーをあげたい。
【恋愛は残酷だと思うこと、その②、残酷で美しい夏】
ダヴィッドが亡くなったことを除けば、ひと夏の恋なんて、こんなものじゃないかと思う。
ノン・バイナリーか否かな関わらず、夏の恋は残酷だったりするし、だからこそ、美しい記憶として残りがちなのだ。
ひと夏の恋なんだから、今、楽しければ良いだろうとか、夏が終わったら、自分のことはきっぱり忘れて、本来進むべき道に戻った方が良いとか、ダヴィッドが亡くなったことは、当然、悲しいことなのだが、夏の間だけ、瞬くように終わる恋なんて沢山あるだろう。
燃え上がる一瞬は、これが永遠に続くと信じたくなる。
しかし、やがて、幻想に過ぎないことに気がつくのだ。
夏の恋は残酷だ。
だからこそ、美しい記憶として残したくなるのだ。
そして、物語が付け加えられる。
墓の上で踊るのは、このメタファーだ。
夏が過ぎれば、また、新しい恋が始まる。
本当は、このサイクルが残酷なのだ。
キュンキュンする夏を一緒に過ごさせて貰えました
ポップな音楽と、
海と空のブルーに、蛍光オレンジのオープニングクレジット
はい、もう心鷲掴まれました!
今回は、シンプル オゾンかな。
それでも、フィルムを使ったノスタルジー溢れる海や夕日や、
クラブのシーンや、フランスのノルマンディーの街並みや、
80年代のファッションや、装飾、音楽の使い方まで、
トータル的なバランスの妙は、あいかわらず最高です。
やはり、オゾンってスゴい!!
クラブのシーンで、ヘッドフォンから流れる「Sailing」
ノリノリなんだけど、なんだか終わりに近づいている気がして涙出てきたよ…。
アレックスの真っ直ぐな純粋さか、
ダヴイッドの少し厭世的な影のある雰囲気か
陽と陰
どちらも自分に正直で、どちらにも共感できる。
だから、面白い。
アレックスの語りによる1985年の
ひと夏の6週間を、約2時間の凝縮された時間で、
とても濃密でキュンキュンする夏を一緒に過ごさせて貰えました。
ラストは、キラキラ光る波のように、アレックスの明るい未来が見えたしね。
余談
この二人、すっごく男前じゃないところが、またリアルを誘うんだよな。
この完璧さじゃないところが、ジャニーズにいそう(笑)
秀作を鑑賞した後で、観たら。
「孤狼の血 レベルⅡ」の口直しでこの映画を観ました。その緩いテンポに当初は癒やされましたが、緊張感のない展開に苛立ちはじめました。それほど、「孤狼の血」は緊張感を持って最後まで連れて行ってくれます。近頃、映画では当たり前になってきた同性愛の話です。評価の高い監督らしいですが、私には突っ込みの甘いムード映画でしかありません。
私が監督なら男性器や性行為を映します。また、この男の子が女装する場面は、オネエ役だったと連想させ、笑わせます。私の敬愛するルキノヴィスコンティ監督だったら、こんな映画にしないでしょう。
辛い終わりの恋もあるけど、次もあるから。
主人公のアレックスは18歳の学生。ある日、1人ボートで海に出てたら転覆。近くにいたダビドに助けてもらう。それから2人は意気投合。親友以上の関係になる。
冒頭でダビドが死んでしまう事を知らされ、アレックスが何か事件を起こし聴取されていて、その証言の為に思い出しながら文章を書いている。チョコチョコ過去と現在を行き来するけど、分かりやすくて混乱しなかった。
何が起こるのか謎だったところへイギリス女子ケイトが登場し、ダビドは彼女になびく。で、別れ話に。感情をコントロールできなくなったアレックス。そりゃそうだよな。失恋して落ち込んでるとこに元彼の死亡ニュースってな。
その後、アレックスがなぜ捕まったのか、分かります。彼がやった事は、間違っていないけど確かに犯罪。泣けた。
85年の話なので、フランスでもスズキのバイク、ヤマハのエンジンなど日本製品メジャーだったんだね。チラッとトヨタのセリカも映った気がした。音楽も懐かしくてジワ〜。人生はセーリングなんだね。
誰かを好きになるのに性別なんか関係ないぜ!
フランソワ・オゾンの映画作家としてのルーツを「今」映画化する意味とは!!
年間の映画製作本数がもともと少ないフランスではあるが、その中でも日本に輸入されてくるのは、ごくごく一部。それでもフランソワ・オゾンの作品では、日本では優遇されている。『8人の女たち』『スイミング・プール』といった作品の公開時期が、ミニシアター系作品ブームに直面していたことも要因として大きいのかもしれないが、今でも定期的に新作が公開されている、日本では数少ないブランド力のあるフランス映画監督であることは間違いない。
オゾンといえば、アートとドラマの中間を行くような、劇映画の印象が強いかもしれないが、80~90年にかけてはドキュメンタリーを多く手掛けてきており、長編デビュー作品も劇映画ではなく、1995年の『Jospin s’éclaire』(日本未公開)という作品だ。
日本でも公開された前作『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』も、当初はドキュメンタリーで制作する予定だったのが、モデルになった事件の被害者団体から劇映画にして欲しいと頼まれたことで、劇映画に変更されたものだった。
2007年の3分しかない短編ドキュメンタリー『Laissez-les grandir ici!』は別として、約25年以上もドキュメンタリー作品を手掛けていない。
何が言いたいかというと、オゾンは特にここ数年で、原点回帰をしようとしている傾向にあるのだ。
今作もドキュメンタリーではないものの、オゾンが17歳の頃に出会い、深く印象を受けたエイダン・チェンバースの小説「おれの墓で踊れ」の映画化となっている。
自分の主張、マイノリティを作品として仕上げることで、世の中に発信できるかもしれないという確信に近づいた分岐点が、この作品に出合ったことであり、それをオゾンの手で映画化することで、オゾンが自分の作品のルーツを見つめ直すことに意味があるのだ。
オゾンは、自信が同性愛者であることを公表していて、そのマイノリティにおける問題や、自分自身が感じ、体験してきたものをストレートではなく、作品の一部分として、散りばめてきた監督ではあるが、今作ではそれがストレートであり、かつドラマチックにも美しくも表現されている。
映画では、舞台を1985年と設定としているが、原作の「おれの墓で踊れ」が発表されたのは、 1982年であり、モデルとなっているのは、さらに前の1966年に実際にあった事件だ。
実際にあった事件の詳細は別として、フィクションとしてコーティングされた「おれの墓で踊れ」においては、80年代だったというのに、その中で同性愛というものを特別視しておらず、そこにハードルを置いていないのだ。
同じ同性愛という点ニハードルを置かない作品としては、近年では『燃ゆる女の肖像』があったが、『燃ゆる女の肖像』の舞台は18世紀であっても、監督のセリーヌ・シアマが書き上げた脚本が元になっているだけに、現代において書かれたものである。
フランスだから、その点が寛容であったかというと、決してそうではなく、フランスでも同性愛婚が認められたのは、2013年であって、今でさえ偏見は強いというのに、80年代当時であれば尚更のことである。
悪い言い方をすると、逆にそこにハードルを置くことで、物語的にも、よりスリリングな展開にできたのかもしれない。
しかし、そこにハードルを置かず、あくまで「ひとつの恋」として描くことにオゾンが感銘を受け、自信の作品のルーツになったのだとしたら、「おれの墓で踊れ」という小説が存在していなかったとしたら、映画監督としてはデビューしていたかもしれないが、オゾンの独自性は違った方向に向いていた可能性も高いということだ。
全くハードルを置いていないかというと、実はそうではなくて、シンプルな男女の恋とは違って、同じマイノリティの中で、出会った仲間意識というものが、より互いの想いを奮い立たせたという、葛藤的な部分では、そういった要素も含まれているようであるし、多感な10代後半ということもあって、自分がまだゲイなのかバイなのか、それとも一時的な迷いからによるものなのかが、手探りな状態で築かれた人間関係が良くも悪くも、その後の人生に影響をもたらすということも同時に描かれているように感じた。
しかし、それは同性でなくても、同じ価値観や思想、宗教性などといった点でも、共通する部分がある。オゾン自信も今作を「世界共通のラブストーリーにしたかった」と語っていることから、人間同士が恋をすることは、少なからず何かしらの障害がある中で、同性愛というのも、単なるひとつの要素でしかなく、大切なのは、誰と、どのタイミングで出会うかということ。
近年、80年代を舞台とした映画が増えてきている背景としては、20~30代で映画業界に入った映画人たちが、世代交代によって、自分の意見を通せるようになり始めた今ということ。
それと同時に、オゾンも50代のように、意見を通せるようになる時期と、自信を見つめ直す時期が重なるからこそ、自分のルーツとなる80年代ブームが到来しているのだ。
85年、僕は墓で踊るのだ
何の予備知識もなく、また夏の映画を見たくてオゾンだしな、でムビチケ買ってしまって観に行った。
前々から思っていたオゾンは意外に陽気な人って感じの映画だった。フランス的っていえばフランス的だけどアメリカ的っていえばアメリカ的でもある。
85年か。その頃自分はラ・ブームの洗礼を浴びてたころだな。クラブ(ディスコ)で似たようなシーンもあってニヤッとした。そしてポスターで予想した通りのLGBTモードの映画でもあったけど、モノローグと主人公が小説を書く、という設定ゆえに展開が早くて良かった。どうにもロッド・スチュワートの「セイリング」がクラブでも墓でもあってない感じが本気かわざと外してるのかわからないあたりが曲者だな、と思った。
しかし終わってみれば普遍的で巧みな構成の青春映画だった。これは対象から時間を遠く隔てて描かれたゆえに客観的な描かれ方になったんだろう、と思う。
好きになるわ
フランソワオゾン監督の最新作は必ず観ると決めていたので、公開待ち望んでました!
俳優さんが美しく眼福!
わざと画質を荒くして昔感をだしてました。それがまた良い。
観ている方も若い方が多く
BLだから?
イケメンだから?
フランソワオゾン監督作品だからみている感じの方々ではなかったような(^^)
そんな中での鑑賞
もう絶対好きになっちゃうよ展開が前半で満載でしたね。
俳優さん達の細かな表情の演技良かったです。
過去、現在が挟み込む展開ですが、アレックス主人公の表情、ファッションでわかります。
イギリス人のケイトのキャラが絶妙な位置にいて物語の展開で重要でしたね。
ケイト好きです。
レコードのサントラ盤も良かったです✨
次回作の映画も楽しみフランソワオゾン監督😊
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