劇場公開日 2021年8月20日

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Summer of 85のレビュー・感想・評価

全59件中、21~40件目を表示

3.0一昔前のフランス

2021年10月2日
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鑑賞方法:映画館

フランス語が心地よかった。海辺の街の雰囲気がよかった。

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mytoshokan

4.0映像と音楽がいい。ダヴィドの母親になんか気持ち悪いなって思ってしま...

2021年9月29日
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映像と音楽がいい。ダヴィドの母親になんか気持ち悪いなって思ってしまった。アレックスがひたすらにきゃわ。おしりが美しい。

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なす

3.5キラキラした瞬間を味わう

2021年9月21日
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鑑賞方法:映画館

期待通りThe Cureの曲が流れる瞬間は最高に美しくキラキラしていた。
人の扱いに長けたダヴィドの華やかな容姿とカラッとした青空と夏。
それだけ揃ってたら、誰しもがフラッとしちゃうだろう。挙句墓の上で踊るなんて、深い繋がり感じちゃうよな。
それだけに、変化して行く関係の苦虫感はもの凄い。

夏の雰囲気を味わうには良い作品だった。

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パプリカ

2.5BL・・・理解できなかった

2021年9月18日
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鑑賞方法:映画館

難しい

1985年夏、セーリングを楽しもうとヨットで沖に出た16歳のアレックスは急な嵐に見舞われ転覆し、18歳のダヴィドに救出された。2人は友情を深め、恋愛感情へと発展し、アレックスにとっての初恋となった。ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てた。しかし、ダヴィドが女の子を抱いた事で喧嘩となり、アレックスが暴れて去り、追いかけたダヴィドがバイク事故で死んでしまった。生きる希望を失ったアレックスだが、誓いをするためおかしな行動を取る、という話。
BLだし、自分勝手に暴れるし、アレックスに共感できるところは無かった。
ダヴィドが寝た女性のケイトは可愛かった。
海などの風景は綺麗だった。

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りあの

4.0新しい明日を生きることは、決して過去を冒涜することではない

2021年9月11日
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鑑賞方法:映画館

カンヌ出品作とのこと。

「僕はいかれてる。やっと気づいた。死に興味があるなんておかしい。・・・僕は、ある死体にたましいを砕かれた」 という不穏な始まり。「死体が生きていた頃のことに興味がなければ、この先を観ることはやめといた方がいい。君の物語じゃない」・・この冒頭のセリフはいい。少なくとも俺は、俺の物語じゃないんだけれど、観てよかった。すっきり心に届いてきた。

不穏な冒頭の数シーンから、快適な音楽を背景にしたオープニング。つかみはばっちりだった。上手いなあ。以降、本作は、2つのストーリーが交互に描かれる。ひとつは、主人公アレクシとダヴィドの出会いから "ある日" まで。ふたりが親友となり、親友以上の関係となっていく明るく幸せに満ちた前半と、その破綻を描く後半。もうひとつは、その "ある日" から現在までを描くストーリー。

レビュアーの多くがすでに書いてくれているように、「青春映画だった」 にまったく同感だ。疾走する愛とその破綻と悲劇的な結末。自分が得意でないというか、好きなジャンルではないと思っていたが、すごくすんなり楽しく観ることができた。この感覚は、イ・チャンドン監督の「オアシス」に出会ったときに感じた感覚に似ている。

この映画でもうひとつ多くの方がすでに書いている、ロッドスチュワートの曲「セイリング」の絶妙な使われ方。クラブミュージックがガンガン鳴る中で、ヘッドフォンで聞く「セイリング」。どんなに愛しても二人でいても満たされない。いつもいっしょにいたかった。触れていたかった・・・主人公の心情をまさに歌う歌詞。海の向こうの懐かしい場所h僕らはわたっていく。君に会うために危険を冒して・・・"ある日" を歌うかのような歌詞。ほんと、うまい。

ラスト。新しい愛にむかうことを示唆するシーンは、自分も60歳超えているので、観た瞬間には「あれ?もうそんな展開に?」と違和感を感じたが、それってずれてたと観終わって気づいた。「新しい明日を生きることは、決して過去を冒涜することではないんだ」 という宣言にも聞こえて、心地よいエンディングだったと理解できた。

いやあ、なんか、観てよかった映画だった。

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CB

4.0'85の夏に飛び込んで!

2021年9月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

映像のアナログな質感、ファッション、音楽、人物、
'85の夏がこれ程までに美しく燃え、青春があがく程にもがく程に何故か無情の多幸感に包まれる。夏の終わりにドはまりです。
The cure の「Inbetween Days」はストリートシングスでも見事にダブリンの若者を演出していたのを思い出した。

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ケセラッセーラ

4.5文学的で哲学的

2021年9月1日
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死の乗り越え方は、それぞれの向き合い方があって。
たとえ他から理解されなくても、文学的で哲学的でとても美しい。
出会いから別れまでひとつひとつのシーン、音楽がかっこよくて綺麗でその時代を描いてるのがいい。
昔の映画を見てるようで、でも新しくて。
悲しいけど、前を向いて生きたくなる映画だと思う。

あとアレックスがとても綺麗で可愛くて、肌綺麗でこれはドキドキするし一目惚れするよって思いました。

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あきら

4.0理想の自分と出会い本当の自分を知る

2021年8月31日
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泣ける

悲しい

難しい

一見、
進路に悩み、自分にどんな服が似合うのかも分からない少年が
自分の理想の友人と出会い愛し合う作品に見えるけれど
『触れても満たされなかった』というセリフにあるように自分の理想の人物像に彼を当てはめていたためその人物像と違った彼を受け入れなくなってしまい喧嘩したが、もう一度触れて本当の彼を知ろうとするシーンはとても記憶に残るものだった。

6週間という時間は1人の少年が愛と別れを経験するには長すぎるが、同じように脆い少年を理解するには短かったのかもしれない。

死人に口なし、と言うが明確な真実を与えず理想を理想のままに描くのがなんともオゾン監督らしい。

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shin

3.0タイトルなし 見る前と見た後の感想は随分違った。 しょっぺ〜しょっ...

2021年8月29日
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タイトルなし
見る前と見た後の感想は随分違った。
しょっぺ〜しょっぺ〜よ〜。
登場した時からダビッドはちゃらい感じはあったけど。
アレックスと女の子の関係は可愛かった。
私もダビッドに勝手な理想像を作ってしまってたせいかな。
アレックスの不器用な恋は本当に可愛かった。
原作あるけど、オゾン監督は主人公に厳しい恋愛映画多いw

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uzumoti

3.0青春の輝き

2021年8月29日
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若い日のひと夏の切ない恋。
短く熱く燃えた夏の日の恋。

一瞬で恋に落ちた2人の若さがキラキラとまぶしかった。
私は歳を取りすぎたのかな…
ストーリーには、
あまり心動かされなかった。

約束通りお墓の上で踊る姿は、
純粋でまっすぐな愛を感じた。

女装姿が
とても可愛かった。
そこ、ツボでした^_^

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エリー♪

4.0墓の上で踊れ

2021年8月28日
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80年代の空気感が見事に再現された作品。

80年代の半ばって、世界的に見ても文化が爛熟を迎え退廃に陥っていた頃で、閉塞感のせいで若者が無軌道に生きていたイメージがある。映画を見ていると、フランスでもそうだったんだな、という雰囲気がよく分かる。ベルリンの壁が壊され、新たな世紀を目前にして、これまで見たこともなかった新しい文化、コンピュータとネットワークが世界中を繋ぐパラダイムシフトまではまだ少し遠い、そんな時代だ。
そして(こういう言い方はどうかと思うが)退廃といえば同性愛である。

主人公は青年ふたり、ダヴィドとアレクシ。アレクシは少年でも通じるくらい幼さが残っている。この二人がまた大変美しい。正直若い男の子に興味はないのだけど、このふたりは良い。そんなふたりがいちゃつくのを眺めているだけでも良いのだが、やがてふたりの間に決定的な破滅が訪れ、酷い別れ方をした直後、ダヴィドは無謀な運転の末バイク事故で亡くなってしまう。
二人の幸福が絶頂の頃、ダヴィドは「どちらかが死んだら、残された方は墓の上で踊る」ことをアレクシに誓わせていた。物語はそれを実行したアレクシが逮捕された時点を境に分けられ、2つの時間軸を交互に描いていく。逮捕されたアレクシは、二人が過ごした「362時間8800秒」を小説として書き出す。見つめ直し再認識することで、ダヴィドとの日々に訣別を果たしたアレクシが新たな一歩を踏み出すところで、物語は終わる。

考えてみれば、わたしはアレクシとほぼ同年代だ。だからこそ、まだ大人になりきらない世代の目から見たあの時代の空気感に、共感と郷愁を覚えるのだろう。これに関しては本当に見事だと思う。
そして自分はさておき、あの時代に青春を送るという体験の瑞々しさについても、「青春の瑞々しさ」という世代を超えた共通感覚は別として、なんというか痛いようにわかってしまう、伝わってしまうものがある。ああ、なんかちょっとひりつくような、こそばゆいようなこの感覚。

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よしえ

4.0美しい

2021年8月28日
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主演2人がとにかく美しい。
ダヴィドは憎いくらいの人たらしで超絶魅力的。
わたしも身近にこんな人がいたら凄く刺激的で魅了されるだろうから、
アレックスの苦しさが胸に沁みて沁みて…

風景の美しさ、ノスタルジーな雰囲気、爽やかだけど色気があって、儚い…
だけどアレックスにはどこか現実的な人間味を感じて。
とても印象に残る作品でした。

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I am R.

5.0忘れ難い

2021年8月28日
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泣ける

幸せ

観て数日経つのに、あまりにも切なく思い出され鳥肌すらたつ。
眩しく美しい少年たちの、二度とかえらない日々。
ダヴィドの神々しさすらある姿はアレクシの目から見たものであろうが、そこには確かに存在していた。
友情と恋と愛、宗教、性…様々な事物の間で揺れ動く人々。
私たちは、あの夏、あらゆる全てを美しく永遠にしてしまったダヴィドをいつまでも探し続けると同時に、アレクシの"発作"を本当には理解できないし、しなくてよいのだということに気づく。

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marine

3.5恋におちて 1985

2021年8月25日
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オゾン監督は死についての過去作では、「ぼくを葬る」でも一筋縄ではいかない自身を投影したような主人公に、自分を受け入れていく過程をしっかり描いていたと思う。

監督が熱望していたという、原作ありの「おれの墓で踊れ」の映画化という。
内容はひと夏の恋で間違いはないのだが、ゲイとしてのアイデンティティーをこの両者がどう獲得するのかが見どころになると思われたが・・・

今ひとつ過去作と比べひねりが足らない。こんなあっけない死になると、ダヴィッドの母親の取り乱し方もさもありなんという感じになってしまう。

青春はあっけなく後悔とともに閉じるなんて。誰が決めたん!?
もっと謳歌して生きて愛してほしかったなぁ

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ソルト

3.5惜しい!

2021年8月24日
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どうしても女装をして、遺体安置所に行く場面に現実味がなく安っぽい芝居に感じられた。
墓で踊るシーンも同様。
こういう類いの映画は「君の名前で僕を呼んで」と嫌でも比べられるから、差別化を図る意味で事件性を持たしたのかもしれない。

主人公が着たセントジェームスのオーバーサイズのボーダーが良かった。

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shin

3.5初恋のウキウキした気持ちと 夏のビーチの景色に うっとりしつつも ...

2021年8月23日
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初恋のウキウキした気持ちと
夏のビーチの景色に
うっとりしつつも
ダヴィドの瞳が怖かった
苦悩を抱えて
死の淵に立つ姿を
感じさせるから?
誰も彼を救えない
母親も先生もBFもGFも
これは起こるべくして起こった
悲劇だったのか?

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ふあいる

3.5男女の恋愛でも成り立つ展開

2021年8月23日
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悲しい

いわゆるLGBTQがテーマの1つでありながら、そこに依存することなく真っ向に恋愛を描いた作品で好印象、素敵だった。
主演の子は男から見ても美しい。キスシーンも美しい。お尻オブ・ザ・イヤーをあげたい。

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丑

4.0【恋愛は残酷だと思うこと、その②、残酷で美しい夏】

2021年8月23日
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ダヴィッドが亡くなったことを除けば、ひと夏の恋なんて、こんなものじゃないかと思う。

ノン・バイナリーか否かな関わらず、夏の恋は残酷だったりするし、だからこそ、美しい記憶として残りがちなのだ。

ひと夏の恋なんだから、今、楽しければ良いだろうとか、夏が終わったら、自分のことはきっぱり忘れて、本来進むべき道に戻った方が良いとか、ダヴィッドが亡くなったことは、当然、悲しいことなのだが、夏の間だけ、瞬くように終わる恋なんて沢山あるだろう。

燃え上がる一瞬は、これが永遠に続くと信じたくなる。
しかし、やがて、幻想に過ぎないことに気がつくのだ。

夏の恋は残酷だ。
だからこそ、美しい記憶として残したくなるのだ。
そして、物語が付け加えられる。

墓の上で踊るのは、このメタファーだ。

夏が過ぎれば、また、新しい恋が始まる。

本当は、このサイクルが残酷なのだ。

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ワンコ

4.5キュンキュンする夏を一緒に過ごさせて貰えました

2021年8月22日
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鑑賞方法:映画館

ポップな音楽と、
海と空のブルーに、蛍光オレンジのオープニングクレジット
はい、もう心鷲掴まれました!

今回は、シンプル オゾンかな。
それでも、フィルムを使ったノスタルジー溢れる海や夕日や、
クラブのシーンや、フランスのノルマンディーの街並みや、
80年代のファッションや、装飾、音楽の使い方まで、
トータル的なバランスの妙は、あいかわらず最高です。
やはり、オゾンってスゴい!!

クラブのシーンで、ヘッドフォンから流れる「Sailing」
ノリノリなんだけど、なんだか終わりに近づいている気がして涙出てきたよ…。

アレックスの真っ直ぐな純粋さか、
ダヴイッドの少し厭世的な影のある雰囲気か
陽と陰
どちらも自分に正直で、どちらにも共感できる。
だから、面白い。

アレックスの語りによる1985年の
ひと夏の6週間を、約2時間の凝縮された時間で、
とても濃密でキュンキュンする夏を一緒に過ごさせて貰えました。

ラストは、キラキラ光る波のように、アレックスの明るい未来が見えたしね。

余談
この二人、すっごく男前じゃないところが、またリアルを誘うんだよな。
この完璧さじゃないところが、ジャニーズにいそう(笑)

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hkr21

3.0秀作を鑑賞した後で、観たら。

2021年8月22日
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鑑賞方法:映画館

「孤狼の血 レベルⅡ」の口直しでこの映画を観ました。その緩いテンポに当初は癒やされましたが、緊張感のない展開に苛立ちはじめました。それほど、「孤狼の血」は緊張感を持って最後まで連れて行ってくれます。近頃、映画では当たり前になってきた同性愛の話です。評価の高い監督らしいですが、私には突っ込みの甘いムード映画でしかありません。
私が監督なら男性器や性行為を映します。また、この男の子が女装する場面は、オネエ役だったと連想させ、笑わせます。私の敬愛するルキノヴィスコンティ監督だったら、こんな映画にしないでしょう。

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いなかびと
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