劇場公開日 2020年7月17日

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「競馬物に外れなし/挿入歌なんだっけなあ・・・。」ライド・ライク・ア・ガール fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0競馬物に外れなし/挿入歌なんだっけなあ・・・。

2021年5月12日
iPhoneアプリから投稿

一言「これは、みっけもん!」。

競馬が題材の映画って、ハズレがない(個人的感想)。

牧場の10人兄弟、ほとんどが競馬の仕事につき。
末っ子・ミシェルも騎手デビューするけど、騎手の世界は男性社会。
性差の壁を乗り越えようと、奮闘するミシェル。
ハラスメントな描写が少ないのが、好感度大。

試合のシーンで、走行中にお互い「どけ」「道を開けろ」云々。
罵声が飛び交っているのが、実際もそうなんだろうなあと。

落馬事故で大怪我をしても、馬に乗ろうとする姿。
見守る兄弟たち、そして父(サム・ニール!。「ジェラシックパーク」)。
周囲の人たちの「ミシェル応援隊」が、彼女の背中を押したのでしょう。

クライマックスのレース。
彼女に関わった女性たちが、「単勝」でどーんとミシェルにかける所に胸熱。
そうそう、そうこなくっちゃ!。

女性騎手の話だからか、挿入歌も女性(80年代の人。曲は知ってるけど失念)だったり。
監督も女性です。馬が朝日に当たるシーンも綺麗。
約100分とコンパクトにまとまってました。

で気がついたら、最後ほろっと泣けました。いい涙でした。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「スピードだけの問題じゃない、大事なのは忍耐だ」。

ゆき@おうちの中の人