「力強く、清々しく…」ライド・ライク・ア・ガール shokotenさんの映画レビュー(感想・評価)
力強く、清々しく…
競馬、また携わる方々への
興味が前々からあり予告編を
見てから楽しみでした。
でも、
内容的には、よくありがちな
シンデレラガールの話かな、
という一抹の不安を抱えながらの
鑑賞となりました。
冒頭部分は、中々最初の不安が
ぬぐいきれずにいましたが、
ストーリーが
進むにつれ、彼女の直向きな姿、
家族や周りの人達との携わり方も
決して
押し付けがましくないストーリー展開に
グッと引き込まれて行きました。
駆け引きなしで、損得勘定なしで
感じた夢や思いは、やはり貫くべき
だと思い返されました。
私事ですが、中学生の頃
自分の夢は、動物学者のムツゴロウさんの
動物王国で働く事でした笑
単に動物が大好きだったからなのですが。
食べていけるわけないと両親に
散々言われ、全く違う道に進んだ
若かりし頃のほろ苦い思い出が浮かびました。
ピュアな夢だからこそ、実現の為なら、
苦しくても努力できるし、貫く勇気が湧く。
自分で歩んでいると実感できる
素晴らしい人生だと思えるでしょう。
そこに天性の才が加えられれば、
こんな幸せな事はないなと感じました。
今の私にも、小さいけれど
夢があります。周りの人は、
その歳でやめといたら?とか
変わってるわあ笑笑と言われます。
自分自身へも、何かと理由を
付けて動かすにいる自分がいます。
でも、この作品のおかげで
チャレンジしないと死ね前に
後悔するよ、いいの?と
背中をポンと押され、一歩踏み出す
勇気をもらいました。
よし!やってみよ!と…
何かにつけて、不満や不平が
先に口に出る自分を戒めさせられました。
こういった思いを蘇らせて
くれる作品との出会いに感謝します。
清々しく、力強く、かっこよかったです!
ちょっとだけ真似してみます(^∇^)