「勇気凛々オージーガールの騎手のお話」ライド・ライク・ア・ガール SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
勇気凛々オージーガールの騎手のお話
実話というのが信じられない。とにかく感動!
主人公の女性騎手がとにかくめげない。姉を乗馬事故で亡くした上に、父親が止めるのを振り切り、数々の性的嫌がらせや差別、偏見をものともせず(この辺りは女性監督ならではの具体的な描写だったのだと思う)、メルボルンカップというG1最高峰のレースへの出場権利を得る足がかりを掴む。その大事なレースは判定待ちでの辛勝。そして本人は落馬し瀕死の重傷を負う。普通はここで諦める。怖くなる。なのに諦めない。恐れない。再びパドックに帰還。G1を目指す。そして夢のメルボルンカップへ!
レース馬の美しさ、景色の美しさ、弟さんや父親とのやり取り、他の兄姉との関係、助けてくれた叔母さんなど、見所満載で演技も素晴らしく、迫力もあって、映画が終わった時、外国だったら間違いなくスタオベしてたと思う。
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