劇場公開日 2020年7月17日

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「是非みてほしい映画。」ライド・ライク・ア・ガール yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5是非みてほしい映画。

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 【★ で示した部分は、7/24に誤字脱字や補足を加えたものです】

内容については多くの方が書いているので重複する部分は割愛。
女性やハンディを持った方等が、「史上初めてトップまで上り詰めた」例は探せばいくつもあると思うのですが、映画化まで持っていくのは大変で(ストーリー面でも)、本作品は98分と若干短く、ちょっと説明不足な点もあるものの、実話に基づいた「本当のお話」で、心温まる内容です。

 ★とはいえ、「実話に基づいた本当のお話」である以上、「あることないこと」描写できませんし、仮にあるとしても「それ入れたらまた1時間コース」というのであれば避けるでしょうし、「若干短い」は「実話に基づいた本当のお話」であるが故、なのでしょう。★

 今回は0.5点減の4.5としました。下記の通りです。

  0.5点 … 豪州の競馬制度のG3,2,1といったグレード制が唐突に出たり(日本とほぼ同制度)、「内枠外枠の有利不利」、「★裁決」が出たりといったことは、競馬初心者の方にはわかりにくく、もし可能なら、日本ならJRAの「はじめての競馬入門」みたいなサイトを見ておくだけでも全然違う印象です(馬券とかを買うシーンはほぼほぼ出ないので不要)。

どなたかも書かれていたと思いますが、競馬は競艇や競輪、オートと違って、生き物である馬とのコンビでの競争です。そのコミュニケーションがうまく取れないと結果はついてきません。この部分の「馬への接し方」の描写もしっかりなされていて、さすがだな、と思いました。
★ そして当然のこと、「理論的には、最強の血の配合の馬に、上手な騎手が乗ったら全部1着」だったらそりゃ競馬にならないしギャンブルにもならないわけです。そしてそうではないことは日本でもわかりますよね。★

競馬をテーマにした映画は少ない一方、馬券を買うだの何だの、「小さすぎる子供にはどうか」的なシーンは、ちらっと出る程度(別に出なくてもいいけど出した程度)で、それが大きな問題になるとも思えないので、特に今週来週(今日は7月18日)悩んでいたら、100分を切る「短め」映画ですし、ぜひ、と思います。

yukispica
Marikoさんのコメント
2020年7月19日

いい映画ですよね。感動しました。

競馬ものでは「シー・ビスケット」もとてもいいですよ!
おすすめです!!

Mariko