「日本馬が1番人気だったあのレース」ライド・ライク・ア・ガール noriiさんの映画レビュー(感想・評価)
日本馬が1番人気だったあのレース
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日本でまずこの映画の分かりやすい入口のひとつは、日本馬フェイムゲームが遠征し1番人気で走った15年のメルボルンカップ、と言えばかなり身近な感じで見れる人もいるのではないでしょうか。
レースでもちゃんとフェイムゲーム(黒に赤バツの勝負服)出てきます。
当時大半の日本の競馬ファンはフェイムゲームともう1頭ホッコーブレーヴの応援という目線で見ていたレースのはず。
一方現地豪州ではこんな劇的なドラマとなったレースなんですね。
メルボルンカップは豪州では祝日にもなる誰もが知る大変有名なレース。
オーストラリア人の英会話の先生に競馬が好きだと話したらまずメルボルンカップの自慢されたくらいで、で過去には日本馬デルタブルースが勝ったと言ったらマジか?と逆に驚かれたりなんてことが個人的にはありました。
そんなメルボルンカップを初めて勝った女性騎手の実話物語。
日本だと有馬記念に藤田菜七子騎手が人気の無い馬で勝つようなものかそれ以上か。
ただ、日本とオーストラリアではまた騎手環境というのも大分違うので、ミシェルペイン騎手の波瀾万丈な人生もありよりドラマチックで感動出来る作品になっているんじゃないかと思います。
にしても、競馬の映画って言うのはアメリカのシービスケット(ホワイトハウスでも上映された名作)もそうなんですが、実話が何よりもドラマチックなんですよね。
競馬ファンには勿論お薦めしたい作品ですが、そうでなくても感動出来るお薦めの作品だと思います。
ちなみに、リアルにあのレースにいたフェイムゲームは福島の牧場でゆっくりと余生を過ごしています。
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