「現代風デザインの主人公たちですが、根底を流れるテーマは50年前の作品と同じものでした。心が揺さぶられました。」劇場版 BEM BECOME HUMAN もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
現代風デザインの主人公たちですが、根底を流れるテーマは50年前の作品と同じものでした。心が揺さぶられました。
当初は観る予定ではありませんでした。
それが、何かに呼ばれたような気がして… ふらふらと
私によくあるパターンが発動して鑑賞です。
「妖怪人間ベム」は見てました。 昭和の…。
今回の劇場版までに数回リメークがあったようですが
それらの作品は全く見ておりません。
何気なく見ていた今作のポスターの中、
ふと目についた「紅い髪の少女」 …「誰?」
…
ああ。 ベラさんか って、ええぇぇ
別人 別人ですよ? 別人28号だ がおー
…
そうか
「猫娘」も「猫ねーさん」になったことだし
これも時の流れというヤツですね …遠い目。
で。
余り期待しないで(失礼 …汗) 鑑賞したのですが
とても心に響いてくるものがある良い作品でした。
作品の根底に流れるもの
「早く人間になりたい」
昭和の作品に流れていたこのテーマが
この作品でも良く描かれていたようです。
ストーリーは
ベムとソリアを中心に絞ったものでしたが
そのため話が発散することもなく
上手く描けていたと思います。
観て良かった。
満足です。 ふう。
◇
2019年のTVシリーズ
どんなものか興味が涌いてきました。
機会があれば観てみたいです。
ベラとベロ
それぞれの「その後」がどうなる(どうする)
のかも気になりました。
ハッピーエンドを迎えさせてあげたい ←老婆心
◇余談です
わらわら
日曜日の早い時間帯に観たのですが
劇場のロビーが 「密」 (…汗)
家族連れ、親子連れの多いことまあ
「鬼滅の刃」
のお客様のようです。
この光景、とても久しぶりに見た気がしました。
※劇場の収益向上に繋がればいいですね
(ちなみにBEMの観客数は片手でした しくしく)
タイトル
あとで気付いたのですが
作品のタイトルでネタバレしているような気が…
「BECOME」 って 「~になる」
ですよね?
(英語ダメ人間…)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
もりのいぶきさん、俺も昭和のベムが好きでした。
ベラの風貌は昔のままだとウケが良くないのでしょうね。
まぁ、ベムの母親でもないんだし、それもありかな~っと。