「アクションシーンに迫力が有り、出演俳優も魅力的で、面白かった。」キングダム2 遥かなる大地へ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションシーンに迫力が有り、出演俳優も魅力的で、面白かった。
佐藤信介による2022年製作の日本(134分/G)映画。
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2022年7月15日
ヒット作の第2作は難しいものだが、期待以上に面白かった。
ただの若造に見えた山崎賢人演ずる信が、だんだんと成長していく様が見える脚本がgood。原作者が参画しているのが成功の要因なのかなあ。
全く知らない女優だったが、羌かい役清野菜名のアクションが本格的で、とても素晴らしかった。戦いでしんがりを務めボロボロになるまで闘う姿に、ホロリとさせられた。そして、やはり知力も優れた大将軍大沢たかおの王騎が、得体が知れない不気味さも有りながらも、とてもカッコ良かった。
更に、いかにも弱そうに見えるがしぶとく生き残る5人組長の澤圭を演じた濱津隆之(自分的に岡田裕二は、「カメラを止めるな!」の主役俳優)が、少しとぼけながらもリーダーとして良い味を出していて印象に残った。また、橋本環奈も前作よりは出番も多く、それなりに可愛かった。
合戦シーン、特に多数の馬の表現は素晴らしく、特に馬が転げたりひっくり返るシーンには迫力を感じた。撮影に使える馬の数はかなり限られていて国内編では15頭、中国編でも最大40頭で、その先はCGで増殖させたとか。馬の3Dモデル開発は、ModelingCafe (株) (本社 代官山)とか。本物様で全く違和感が無かったので、レベル高と感動!
監督佐藤信介、原作原泰久、脚本黒岩勉 、原泰久、製作茨木政彦 、沢桂一 、松岡宏泰 、高津英泰 、田中祐介 、松橋真三 、弓矢政法 、林誠 、名倉健司 、本間道幸、エグゼクティブプロデューサー瓶子吉久 、伊藤響、プロデューサー松橋真三 、森亮介 、北島直明 、高秀蘭 、里吉優也、音楽プロデューサー千田耕平、ラインプロデューサー毛利達也 、濱崎林太郎、撮影佐光朗、照明加瀬弘行、録音横野一氏工、Bカメラ田中悟、美術小澤秀高、装飾青山宣隆 、秋田谷宣博、衣装甲冑デザイン宮本まさ江、かつら濱中尋吉、ヘアメイク本田真理子、特殊メイクキャラクターデザイン藤原カクセイ、特殊造形デザイン統括藤原カクセイ、VFXスーパーバイザー小坂一順 、神谷誠、編集今井剛、サウンドデザイナー松井謙典、音楽やまだ豊、主題歌Mr.Children、アクション監督下村勇二、ホースコーディネーター辻井啓伺 、江澤大樹、操演関山和昭、スクリプター田口良子 、吉野咲良、中国史監修鶴間和幸、キャスティング緒方慶子、助監督李相國、制作担当斉藤大和 鍋島章浩 堀岡健太。
出演
信(しん)山崎賢人、えい政(えいせい)/漂吉沢亮、河了貂(かりょうてん)橋本環奈、
羌かい(きょうかい)清野菜名、壁(へき)満島真之介、尾平(びへい)岡山天音、尾到(びとう)三浦貴大、澤圭(たくけい)濱津隆之、沛浪(はいろう)真壁刀義、渕(えん)田中美央、羌象(きょうしょう)山本千尋、爽悦(そうえつ)青木健、輝蓮(こうれん)栄信
章久保勝史、丹竜二尚鹿(しょうかく)渡辺邦斗、黄離弦(こうりげん)田口隆祐、楊端和(ようたんわ)長澤まさみ、ひょう公(ひょうこう)豊川悦司、昌文君(しょうぶんくん)高嶋政宏、騰(とう)要潤、肆氏(しし)加藤雅也、宮元(きゅうげん)高橋努、縛虎申(ばくこしん)渋川清彦、蒙武(もうぶ)平山祐介、呉慶(ごけい)小澤征悦、昌平君(しょうへいくん)玉木宏、呂不韋(りょふい)佐藤浩市、王騎(おうき)大沢たかお。