「年齢制限Gにおける戦いの表現の限界か」キングダム2 遥かなる大地へ ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
年齢制限Gにおける戦いの表現の限界か
クリックして本文を読む
信の初陣。戦いの厳しさ、悲惨さを描きつつ、その中でも生きようと突き進む姿が観てるものの心を掴むが表現に於いてマンガよりもかなり弱く感じた。
これは信の力量、体格が原作よりも強く大きく描かれてることで、戦場での力量の無さ、経験値、戦闘力、戦局の見極めの遅さによる落胆の度合いが弱く感じられた。
またこれからの作品で信の成長の過程を描くなら、今回力がまだない状態の戦いを描ききれなかったのが残念でした。
ただ戦場での冷徹さや激しさは見応えがあり、脇を固める武将の姿(縛虎申)に胸を熱くした。
もう一つ凄く残念だったのは終盤の戦局を決めるひょう公と呉慶の直接の戦いは盛り上がりと激しさ、そして熱を作って欲しかった。
あと漫画を知ってる身としては羌かいの戦い方についてはもっと圧倒的な力を表現して欲しかった。また「巫舞」は今回出さなくても良かったんじゃなかったかと。
コメントする