「古代中国を舞台にした歴史大河ドラマの第二作。前作よりもスケール感が増し、最後まで楽しめるエンターテイメント作品になっています。」キングダム2 遥かなる大地へ もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
古代中国を舞台にした歴史大河ドラマの第二作。前作よりもスケール感が増し、最後まで楽しめるエンターテイメント作品になっています。
前作(第1作)は劇場で鑑賞済み。
その時点で原作は全くの未読。 わーい
人物関係等の前提知識 ほぼ皆無 わーい
…という
今から思えばとても無謀な鑑賞をしたのですが
それでもアクションシーン等は見どころありで
最後まで眠らず見終えた記憶があります…。
※理解が追いつかなかったなぁ
というのも正直な感想だったりしますが…
前作から3年。
原作は読みました。 65巻だ。 ふぇぇ
人物関係の把握も問題なし …たぶん(←弱気)
というわけで、いざ鑑賞 です。
◇
1作目は、
王位を巡る秦王室の内紛に巻き込まれた「信」と「漂」
そして若き秦王「嬴政」との出会いの物語でした。
そして今回の作品は、その後(半年後?)のお話。
国内がまだ安定していない「秦」。
隣国「魏」がその隙を狙って侵攻してくるとの報せ。
迎え撃つ体制の秦軍。
その中に「信」の姿が。
前作は反乱の鎮圧でした。 なので
戦争参加、という意味で今回が初陣です。 しゃぁ
大将軍への第一歩を踏み出すました というお話。
◇
前作に続いて登場する主な人物は…
・信 (天下の大将軍を目指す主人公)
・嬴政 (中華統一を目指す若き秦王)
・河了貂 (天下一の軍師 …はまだ目指してません…汗)
・王騎将軍 (六大将軍の一人。まさに天下の大将軍)
・騰 (王騎将軍の副官。 はッ)
・その他 (…ごめんなさい 省略)
そして今回の作品で初めて登場するのが
・羌瘣 (謎に包まれた剣士。独特の剣の技を使う)
・麃公 (秦の将軍。六大将軍に劣らぬ実力を持つとか)
・尾平 (信・漂と同郷。尾兄弟の兄。原作では出っ歯…)
・尾到 (信・漂と同郷。尾兄弟の弟。兄より背が高い)
・その他 (…沢山いますが 省略っ)
その中でやはり、一番目を引いたのはこの人。
「羌瘣」 (清野菜名)
♪トーン タンタン の人
原作でも人気のあるキャラです。
映画では誰が演じるのか心配でした。 けど
清野菜名さんの演じる「羌瘣」、違和感ありませんでした。
「巫舞」も見れました。 なんて素敵。
あと
「麃公」 (豊川悦史)
パアァァァァ の人
この方も良い味だしてましたねぇ。 好きです ♡
全体的に、この作品に出てくる将クラスの人
みな存在感があって、見応えありました。
舞台も、前作より壮大感が増した気がします。
パンフレットを見たら、コロナ下でも
中国ロケやってたんですね。
あの壮大な撮影ができるロケ地は日本国内には探しても無いかなぁ。
CGでも出来るんでしょうけど 味気ない気もします
感染対策にはとても苦労した と描いてありましたが
スタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。
ともあれ
134分最後まで楽しめるエンタメ作品だったと思います。
満足しました。
第3作の公開予定が来年とか。
楽しみです。
◇あれこれ
羌瘣
白地に赤の衣装。 (原作のイメージ通り)
予想通り目立ってました。
周りのキャラが地味な色の服を着ている中で 「白」。
どこにいても存在感がバッチリです。
こんなことで
暗殺者として問題ありありではないかと思うのですが…
(トーン タンタン) …あ、嘘です スイマセン
先は長い
秦の掲げる 「中華統一」
原作65巻時点で、まだ一つの国も攻略できておりません。
いつ簡潔するものやら …。 心配。
※ みなもと太郎さんの「風雲児たち」のように
未完で終わってしまった長期連載の例があるので…。
(こちらの作者はまだまだ若いのでしょうけれど…)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで
共感ありがとうございます。
私は原作を知らないのでほとんどstoryが解らないまま観賞してます。
もりいぶきさんのレビューで知ることが出来ました。
分かりやすい解説ありがとうございます。🙇😊