「伍長たちが魅力的」キングダム2 遥かなる大地へ ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)
伍長たちが魅力的
信たちの上官に対しては「こういう上官最悪だよなぁ」と思っていたのが、最後の方では「縛虎申様ー!!!」となっているのが不思議。原作と演出、そして演者さんの熱意が伝わってきました。信や羌かいのアクションシーンは文句なしに格好良く、臨場感溢れる全体像に鳥肌が立つ。馬一頭からモブであるはずの一歩兵の細部まで、なくてはならないドラマがこもっていた。
主人公信の未熟さは後半の脇役感と見物シーンに反映されていて、続編があると分かっていなかったら物足りなさが残っていたかも。続編Ⅲ、期待に胸が膨らみます。
主題歌を担当したミスチルさんのEDも最高でした。予告のときからすでに泣きそうになっていたので劇場で聞けて感動しました。
そういえば、今回のキービジュアル、たくさんのキャストが載っている方は合っていないような気がします。呂不韋陣営じゃなくて戦に奮闘した伍長たちや壁を全面にUPしてほしかったです。大物俳優出てます感を出したいのは分かるけど、それを期待して観に行ったファンは肩透かしをくらいます。
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