ラン・スルー・ザ・ナイトのレビュー・感想・評価
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この映画がつまらない理由
女優は美人ばかりそろっていて、主演のアンナは恋人とのベッドシーンも披露している。殺し屋から逃げるシーンは、格闘やカーチェイスもありの体当たりアクション。そのうち、ハリウッドからお呼びがかかってもおかしくない、ニューフェイスです。ロシア系の謎の美女で、殺し屋の役なんてどうでしょう。 ところで、レビューを見る限り、けちょんけちょんに書かれてますが、そんなにひどい内容でもありません。はっきり言って、日本のサスペンススリラーは、このレベルにも届いていませんから、たまに見ると、がっかりする映画ばかりです。世界標準で見ると、物足りないけど、悪くない内容です。 ただ、余りにも「見たことある」演出ばかりで、最近では、44分程度のドラマでも、もう少しひねりを加えるか、プレミアムなキャスティングで引き付けるでしょう。敵役もそんなに怖くないし、アクションもチープです。 とにかくオーソドックスに「面白く」出来ているので、予想を超えて誰かに話したくなるような要素がひとつもありません。 見るべきものがあるとすれば、アンナ・チボフスカヤの鮮烈な印象と、ロシアの街並み。ちょっとした冒険旅行気分に浸るにはちょうどいいかも知れません。
ロシアン・ミステリー
午後ロードなのであまり期待していなかったが良い部類だと思う、絵画が鍵になるせいなのか映像に味というか品があるように感じた。ロシアの画家イヴァン・シーシキンやアレクサンドル・キセリョフ、デンマークのペーダー・モンステッドは実存するがフレデリック・ペーターセンなるデンマークの画家は不明、絵画にも造詣がないと面白さが薄いかもしれない。一応ミステリーなので詳しくは書けないが元ジャーナリストの女性が事件に巻き込まれ謎を解きながら逃げ回るお話、黒いフードのパーカーを被っているところはミレニアムのリスベット風だが彼女ほどの荒々しさはない、ごく普通の若い女性、周りは怪しい輩ばかりに見え最後の謎解きが終わっても釈然としないところはある、伏線の少なさもあるのかもしれない。
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