白蛇:縁起のレビュー・感想・評価
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丁寧な吹き替えで没入できた!!
丁寧な吹き替えで没入できました。見た目以外に、二人が惹かれ合った理由が分かりませんでした。妖怪になる決断が何か軽く、また白蛇になっても愛してくれますかという事だと思うのですが、すぐ人間の姿に戻れたり都合が良過ぎました。終盤があっさりしていて、また師匠や国師などの脇役に魅力的な人物がおらず物足りなかったです。三森すずこさんは長い台詞が無くて堪能できませんでしたが、悠木碧さんの演技はいつもの三割増しの濃度で良かったです。
とても良かった
感動しました。
アクションたっぷりで、迫力があり、劇場で見るのに相応しい。愛にも溢れた伝説ファンタジー。
画像がとても美しい。
開始前に日本製アニメ映画予告編が流れましたが、その作品よりも、ずっと動きが自然で背景の造り込みも素晴らしく、訴求力のある作品でした。
主人公ふたりの愛に溢れる言葉のやりとりに感動し、後半1/3は、ずっと涙が流れてました。
女性主人公ハクは巨大な蛇の妖怪になってしまうけれど、瞳は美しく可愛らしさがありました。ホントにかわいい蛇でした。
Snow Man 佐久間君の吹き替えも良かった。
劇中歌では歌唱力も発揮。ただ、ベテランの声優さんと比較すると、少し抑揚不足で一本調子。もう少し声を抑える部分があると、もっと感情移入できたと思う。今後に期待して、星ひとつマイナス。
エンドロールは3種類で長い。
最初は筆書き縦書き中国語のエンドロールとベタベタの中国民謡か田植え唄のような明るい合唱。
次に英語版のエンドロールとロマンチックな中国版主題歌。
最後に日本語版エンドロールで、Snow Manによる主題歌と名場面回想。歌詞がストーリーにピッタリ。
男性主人公のセンの声はSnow Man佐久間君だけど、センの容姿はまるでSnow Manの目黒蓮君。細くて背が高くて少し胴長、若干イカリ型、目が離れ気味。
主題歌の歌詞がストーリーに合わせてあって、この曲のSnow Man9人の歌割りは、目黒蓮君の部分が多い。主人公センの姿は目黒君と似ているので、歌を聴いているとセンと目黒君の姿が交錯し、さらに感動的でした。
最後に続編予告がありました。続編も劇場で観たいです。
字幕版も観たいてす。
3DCGアニメの技術水準の高さとその独創性をこれ以上ないほど実感できる一作。
『羅小黒戦記』(2019)を始めとした優れた作品が突如日本を席巻した中国アニメ。今回は3Dアニメの大作が登場です。中国の古典を題材とした物語を綴る映像は、予告編のインパクトそのままに、全編にわたって緩みがなく、恐るべき完成度を見せつけます。
ワーナー・ブラザーズが製作に関わっているにも関わらず、アニメの方向性は非常に独創的。監督のウォン・カホンとチャオ・ジーについては、恥ずかしながらこれまで意識してこなかったのですが、これは『ナタ転生』も観なければ!と強く感じました。
アクションシーンは非常に激しいけど、描き方がとても緻密かつ緩急の付け方が絶妙であるため、いわゆる画面酔いをする心配はありませんでした。本作とは全く関係ないけど、この作品が見せる独創的なアクションの多くは、かつての香港武侠映画やアン・リー監督が実写で実現したものも多いんですよね…。映像を観ながら改めてそうした先達の作品が成し遂げた仕事の偉大さを実感しました。
『羅小黒』と比較して少し年齢層の高い観客を想定しているのか、直接的な描写ではないもののちょっと親子で鑑賞すると気まずくなりそうな場面が一箇所だけ(レーティングがGであるにも関わらず)あるので、家族で鑑賞を予定している人はその点だけ留意しておくと良いと思います。またこれは偶然なのでしょうが、主人公二人の日本語での発音が「ハク」と「セン」と、『千と千尋の神隠し』(2001)の二人と同じな上、性別としては入れ替わっているため、『千と千尋』ファンはちょっと混乱するかも知れません。そんな些細なことを除けば文句の付けようもないほどの傑作です!
センスが悪すぎる
高精細かつクリアだが、アートな美しさではない。
物体表面のテクスチャーには見るべきものはなく、深山幽谷においてさえCGにありがちな乾燥した空気感をもつ。
「黄山」に紅葉を貼り付けただけ、みたいな、安っぽい“ハリボテ”の背景にもあきれてしまう。
せっかく中国を舞台にしたアニメなのに、“軟玉”のような、しっとりした深い味わいが感じられなかった。
キャラクターもみな単純すぎる。ディズニー・アニメのようなキャラクターばかりで、うんざりである。
「白蛇」のもつ“魔性”も、単なる物理的なパワーにすぎず、“文学的”な味わいがない。
「はらまき」など、邪魔でしかない。
ストーリーにも深い背景はなく、“ドタバタ”したアクション活劇に終始する。
特に最後の方は、話の展開が急になって、自分には何がどうなっているのか、さっぱり分からなかった。
でもって、何が「500年後」なんだか・・・。取って付けたような変な話だ。
自分が買いかぶりすぎていたのだ。軽いラブシーンはあるものの、本作ははっきりと、“子供向けアニメ”と考えた方が良さそうだ。
そんな中で唯一、光ったキャラが、「宝青坊の主」だった。
“力わざ”だけでない、センスを感じるアニメーションで、ぐっと引き込まれる。
彼女のキセルの吸い口の“玉”には、ゾクッとさせられた。
顔が自在に変化する、奇怪な“眷属”2人も面白い。
これだけの大作だから、制作もかなり“分業制”のはず。彼女の出るシーンだけには、優れたアーティストやアニメーターが参画しているのではないだろうか。
ワーナー・ブラザースとの中国・アメリカ合作ということだが、自分はアメリカ製CG作品にはうんざりしている。
「アナ雪」がバカ売れするくらいだから、観客動員と作品の質とは無関係だと分かっているが、自分はもっと違ったアニメーション世界が観たい。
そういう現状を打破できる数少ない国が、独自の芸術・文化伝統を有する中国だろう。
自分としては、この制作者には全く期待できないので、第2作は観ないと思うが、もっとセンスの良い“中国ならでは”の美しいCG作品の出現には、大いに期待したい。
中国アニメの素晴らしさ。
まず映像がとても綺麗でした。
女性、特に白が艶っぽくてとても綺麗。
唇がプルンプルンです。
日本アニメと違うなと感じるところもチラホラ。
セクシーの表現は今の日本には無い様に感じました。
過激では決してないですが子供がみることを想定してないような、昔のルパンやシティーハンターのような感じもしました。
ビックリするのは白(ハク)のおばあちゃんへの攻撃的な反応。
あまり日本では表現されないものでした。
純潔の愛というか、自分も白も、どんな姿になっても偽りなく愛し続ける宣はとても素敵でした。
ロマンチックなお話です。
ただ、はらまき(犬)は最後まで一緒にいて欲しかった。いなかったのがさみしかったです。
またエンドロール後の展開がちょっと理解が難しかったです。
よく芸能人キャストだと声が悪目立ちすることもありますが、佐久間くんはそのまま佐久間くんの声なのだけど、『宣』そのものでした。綺麗な声で本当にピッタリでした。
寄せて作っているから当たり前かもですがSnow Manの主題歌も素敵でした。
画がどんどん見ていくうちに好きになりました。
同じスタッフで続編が中国で公開されるようで、是非日本でもしてほしいです。
日本はアニメが優れているといわれているけど、中国もすごいんですね。
異種族同士の恋物語
異種族同士の恋物語です。
人間側(妖術者)が捕獲対象を何故か蛇だけに特定してるのか分からないまま進み、そのまま終わります。
本当なら妖怪になる全般の動物でも良かったんじゃないかと思うんだけど、物語上、その点の説明が欲しかったと思いました。
けど物語の本筋ではある2人(1人は妖怪なんだけど)の距離感の縮まる感じは上手く描けてました。
個人的に悲しみの中(生まれ変われない)で終わっても良かったんじゃないかと思いました。それなら妹が簪のことを500年黙ってた理由にもなったんじゃないかと。
最後に妖怪になった犬?はどうなったんだろう。って気になりました。
半世紀越えて「白蛇伝」
中国に古くから伝わる白蛇伝説が元になっている作品。
その第一作が私が小学1年生の時に、講堂に大きな白布が吊るされて映し出された「白蛇伝」でした。もちろん生まれて初めて観る長編アニメ。大嵐の中の巨大ナマズと、フィナーレで宙返りして元の金魚?に戻って水中に姿を消したお供の少女が、ハッキリと目に焼き付いています。
エキゾチックだった白蛇伝のキャラクターに比べて、「白蛇:縁起」の登場人物はだいぶ洋風を加味されていたけれど、親しみがある割に瞳にも力があって良かった。
二人のヒロインが魅惑的でした。白は人の時も大蛇に変身した時も、切なさが堪りませんでした。宝青坊の主はあり得ぬぐらい蠱惑的で、ここなら生涯住んでも構わないとしみじみ思ったりして。
そしてやはり「千年の恋」の魔力は凄い。一筋の想いは消え失せることなく、輪廻して転生してロマネスクを繰り返す。とにかく手枷足枷の多い人の身としては、この無限に思える時間感覚の中で、橋上の再会が実に心地良かった。
丁寧で動きのいいCGアニメ
女性キャラがみな魅力的。
特に狐の妖怪・宝青坊の主が妖艶かつプリチィー。
作りが丁寧だし、動きが良い。
CG作画のメリットを活かした人間体と妖怪体の変化や、アクションの数々など、画面を観ているだけで引き込まれます。
2019年9月に、池袋のイベント上映で『羅小黒戦記』と続けて観たのですが、あの時はカタコト誤字だらけ、簡体字混じりの字幕でつらかった。
(しかも小黒に全部記憶と気持ちを持っていかれて、印象が薄かったし)
やっとまともな吹替で観られ、「力」を追う相関関係がわかりました。
主役の男の子の吹替を、ジャニーズのユニット・Snow Manの子がやってんのね(日本語版主題歌もSnow Man)。
棒気味でしたが、結構頑張ってて違和感はなし。
女性主人公「白」の三森すずこや、脇の声優陣が演技面を全てフォローし、最後まで安心して観られました。
タイトルが惜しい気も
タイトルが日本受けしなさそうだが、内容は良い。
しっかりお金かかってそうで、しっかり綺麗な3Dアニメ!
人間と妖怪の分かり合えなさが描かれていて、
「あー人間同士でもあるわ」と思いながら観ていたw
不思議だったのが、人間に支配されそうだった妖怪は"悪"には見えなかったんだけれど、展開が変わって妖怪が人間を支配しようとした瞬間に、妖怪が"悪"に見えるようになったところ。
支配しようとする事自体が悪なのか、考えさせられる事もあったが、あまり印象に残らない映画だとも思った。
あと所々に「千と千尋の神隠し」オマージュを感じざるを得なかったんだが、これは私だけなのか!?
これはなかなかな吹替版
映像や歌はきれいだが、声を充ててるのを聴いたら萎えちゃうあの作品と違い、これは、良い!!!声優陣に加え、(ブラクロでも目を見張ったが)さっくん(佐久間大介)、無茶苦茶上手いじゃないか!すごいので、別作品でも早く何か声をあててほしい!
CGアニメとしては、さすが中国、お金かけてます。きれい。多少、その「中華」の味が好み分かれるかな、とマイナス0.5。ベタなストーリーですが、これはよいです、はい。セクシーシーンは、お子さんの目を塞ぎましょう。
凄いのは宝青坊?
中国民間伝説の白蛇伝のヒロインの前世の物語とのことで、彼女と人間の恋愛と戦いのお話を描いた中米合作ファンタジーアニメ。
唐王朝末期、妖怪や獣や魑魅魍魎が跋扈する時代に国師より蛇狩りが命ぜられる中で、山で記憶を失って倒れていた白蛇の妖怪である白と、彼女を助けた蛇狩りの村の人間の宣が、村を襲う国師軍と戦うストーリー。
序盤500年前の件になって少しだけ背景説明の部分がややこしいけれど、蛇狩りの村のシーンになり宣が登場してからは判りやすい恋愛要素の始まり、国師軍との対峙と展開して行く。
確かに恋愛要素も強いけれど、仙術を使用したバトル要素も強く、美麗映像で迫力も満点。
ハラマキはもうちょい上手く使えなかったかなと勿体無さもあったけど、キャラ設定もユニーク且つしっかりしているし。
小さい子には少し難しいかも知れないけれど、堅すぎず、テンポも良いし、迫力もあるし、ストーリーもしっかりしているし、とても面白かった。
余談ですが、珍しく吹き替えで観賞したら、オリジナルのエンドロールに続き、日本版のエンドロールがフルサイズであったけど、これは良くあることなんですかね…流石に長かったw
そして本編ラストの???、からのオマケ映像のヤツは日本で公開されるのか…。
映像が絵画のように綺麗
実写かな?ってくらい映像が綺麗でワンシーンワンシーン絵になる……元の話である中国の古典は知らなかったけど、これを機に白蛇伝について調べてみようと思います。
声優と見劣りしないくらい佐久間大介さんの声が良かった。
続編もあるみたいなので、また映画館で観たいと思う。
狐の妖怪が好きです。顔ぐるんてなる。
中国ならではの映像美。
水墨画に美しい彩色されたのごとくのアニメがまず圧巻。花の赤、蛇の白、村の美しい景色、どれをとっても素晴らしい。これぞ4000年の歴史か。お話も人間、妖怪、伝奇ロマン、これだけ揃ってつまらないわけがない。スクリーンの大画面で見るべき一本。
人を信じるか、妖を信じるか
水面に舞い降りた紅葉、煌めくかんざし、
白い蛇のウロコ、恋をした男性の歌う声
真っ直ぐで、清らかな女性の眼差し
胡弓の音色、1000年の時を超えて
再び出逢う、揺るぎない気持ち
2人の深い愛が、伝わってきました。
ハラマキも、喋れる犬で面白かったです。
スクリーンで観賞できて、良かったです。
声優さんも、素晴らしく、心の込もった
アニメーションでした。
圧巻の映像美
正直、好きなジャンルの映画では無いので観に行くか迷っていたのですが、Snow Manの佐久間さんが声優をされているので、鑑賞してきました。
映像がめちゃくちゃ綺麗だなー…儚いなー…と思いながら観つつ、中盤から引き込まれ、泣いてしまいました。今ではもう一回観たいです!笑
そして、中国の作品ということで、最後は中国ver.のエンディング曲とエンドロールが流れてから、日本版の主題歌と劇中の映像が流れるのですが、中国ver.のエンディングの時にちょこちょこ帰られている方がいて、この後日本版の主題歌が流れるのになあ…と思ってました。
圧巻の映像美と臨場感で、映画館に観に行ってよかったと思える作品です。
素敵なことだけ憶えておけばいい
映画館にて。
映像美、アクション、吹替声優さんたちの演技。どれも見事でした。見終わって、1日経った後にもう一回観たいな、と思える作品です。
もちろんツッコミどころ(ここはどうしてなの?)はあるのですが、魅せる力が強い作品だと思います。
愛の物語なのですが、様々な愛があります。
互いを思う愛、姉妹愛、同族愛、自己愛、愛玩、執着…そういったひとつひとつを紐解きながら、次回作にも期待したい。
吹替、最初は佐久間くん大丈夫か?と思っていたのに(もちろん初めてとは思えない巧さですが)物語が進むにつれ本当に引き込まれて、中盤から後半の流れではそのひたむきな愛に泣いてしまいました。
悠木碧さんも凄かったなぁ。
印象的だったセリフをタイトルに。
今の世界が本当に「人生には辛いことが多いっていうし」という感じなので、滲みました。素敵なことを覚えていくことで今をきちんと生きていきたいな。
映画館で観るべき作品です。
中国の白蛇伝を知らなくても映像エンタテイメント作品として楽しめる作品でした。
最初はこの作品を知りませんでした。
映画.comで劇場検索していて初めて知った作品です。観てみたくなりチケット購入しようとすると満席!?なぜ?
更に観たくなり機会を作って観て来ました。
『びっくり仰天玉手箱』!!
真面目に映像がきれいです。
4K、8K用作品として楽しめる…。いや劇場だからこそ楽しめる映像美でした。
画面がうるさい映像ではなく、テレビでは見えない映画としてのレイアウトで、全体映像としてみる楽しみ方が出来る作品だと思います。
髪や肌の質感や、全体の見やすさは残しつつ、細かいところまで見る楽しみが持てる映像エンタテイメント作品でした。
一部動き=アニメーションで軽くなるときがありますが、家で観るなら60インチ有機ELぐらいでないと勿体ないぐらいの綺麗な作品です。
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