「画面の情報量が凄い」白蛇:縁起 アモルフィさんの映画レビュー(感想・評価)
画面の情報量が凄い
ビジュアルは凄い出来で3DツールのプロモーションかというぐらいCG技術のオンパレードでした。
特に新鮮な表現はないが、隙がほとんどない。(サブサーフェススキャッタリングが常にONな感じ。)
ここまで隙がないと、序盤の水から上がるところが悪目立ちしてるくる、絵コンテはいかにも分かりやすい見せ場として設定したのに結局シミュレーションが上手くいかなかったのかごまかした感じになってしまった。こういうのはあるある。
また、キャラはアニメ寄りであまり不気味な感じはない。
不気味な感じがでてるとするとむしろモーションのほう、といっても序盤の戦闘シーン数カットのみで他はほとんど気にならない。
あえて言うなら心理的にどうしても良い出来のCGはどうしても明るさを最適化しすぎてリアリティがなくなる傾向になりがちだが、アニメ寄りなので鼻につかない。
スタッフロールで業者のロゴがズラッと出てくるところでどこかで見たような(実際は見たことはない)ロゴがいっぱいでお国柄を感じました。
お話のほうはとてもベタなつくりで、誰でも楽しめるが特に驚きはないというものでしたが、最後にちらっと差し込まれる予告のスピンアウト的な続編のほうはちょっと攻めてるようなので観てみたくなりました。
映像4.5、お話2.5でトータル星3.5個
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