「人間と人外の恋」白蛇:縁起 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
人間と人外の恋
今作の題材は中国ではポピュラーな話で、最近だとジェット・リーが導師の役で出ていた白蛇伝説が記憶に新しいです。
チャイニーズ・ゴーストストーリーなどもあるように割りと中国では人外の美女と美男子が恋に落ちる話が好まれ、日本だと呪い殺されるというイメージがあります。雪女くらいでしょうか?
白蛇の物語は大抵徳の高い導師が、禁断の恋に落ちた若者達を見て正義と慈愛の狭間で悩む、というパターンが多いのですが、今作の導師はのっけから蛇や村人を迫害する悪人として描かれており敵味方が分かりやすくなっています。その分人間と妖怪の交流を描くのに集中したのかと思いました。
映像は美麗とまではいかないまでも見やすく描かれていたと思います。しかし続編の予告まで流して日本で上映しないのはやめてくださいね・・・。
元々2019年に日本で字幕公開され、今回吹替で公開館を増やして上映したので仕方ありませんが字幕で観たかったですね。多分主演の男性の吹替をしているsnowman目当てと思われる女性で一杯でした。てっきり人気アイドル声優かと思ってしまったくらい演技は良かったです。
2025年劇場鑑賞11本目。
エンドロール後映像有り。というか予告。
パンフレットが販売されておらず、一応メルカリで確認するか、と思ったら数か月前の出品とかになっていて、?と思いながらも購入。その後嫌な予感がして映画ドットコムでこの作品を調べたらオレがっつりレビュー書いてるじゃねぇか!
最後に続編の予告が出て2021年中国で公開!じゃねぇわ!じゃそっち上映しろよ!ネットフリックスで配信既にしていて、今度3もやるそうです。いやまじで映画館なめんなよ・・・。