劇場公開日 2021年7月30日

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「タイトルなし」白蛇:縁起 なおさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0タイトルなし

2021年8月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

なんといっても、映像の美しさは、すごかった!!
繊細だし、迫力もありました。
ストーリーも感動的でした。

ただ、「千年を超える恋」がキャッチコピーなんだけど、私が印象に残ったのは、そこじゃなくて、それ以外のメッセージを感じました。

ショックなシーンが何事もなかったかのように、サラっと過ぎていくことが、さらにショックで、、人間の命ってなんて呆気ないんだろうと、とても虚しい気持ちになりました(あえての描写なんだろうなとは思います)。

船頭のおじいさんは、あっという間に波に飲み込まれて、
青が敵の兵士を串刺しにしながらお喋りしていたのも、とてもつらかった。そのシーンは、ちゃんと見れなかった。

人の命は一瞬でした。

周りの人は、感動して涙を流してたけど、私は、ショック引きずって泣けなかったです。
あとから反芻してると涙が出そうですが。

千年の時を経て結ばれる恋は感動的だったけど、それよりいろいろ考えさせられました。

吹替に関しては、杉田さんは、言わずもがな。個人的には、悠木碧さんの吹替が好きだったかなぁ。

名だたる声優陣の中で、宣役の方、声優じゃなかったけど、うまかったです。あと、アカペラシーンうまかった。声優さんとはちがう良さがありますね。やりすぎないというか、自然です。

歌詞の意味はわかんないけど、中国版の主題歌?(ED2曲目)が、とてもよかった。男性が歌ってるそうですね。ハイトーンボイスでとてもすてきでした。

本編で、時々中国語ぽいというか、漢字並べて何か言ってて、全くわからないとこありました。けどスルーして見れました。
展開的にも、多少、???、てなるとこがありましたが(はらまきどこ行った、とか、青はなんで生気吸い取られてない?とか)、一旦置いとこってできる程度だったかなぁ。続編で解消される部分もあるかもしれないし。気になるけど。

あ、小さいお子さん連れの方がいたんだけど、ちょっとしたラブシーンがあるので、余計なお世話ですが、ちょっとヒヤヒヤしましたね。まあ、すごい小さいから理解できんかなって程度です。

なお