「いつか訪れる死について・・・」いのちの停車場 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
いつか訪れる死について・・・
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金沢の主計町茶屋街近くの診療所を中心に地域の在宅医療、終末期医療に取り組む医師の目を通して、医療の限界と葛藤を描く社会派医療ドラマ。
想像はしていたが、テーマがテーマだけに子供から老人まで次々と死んでゆく患者を看取る話なので重苦しく辛い時間が淡々と続く・・。
名だたる俳優であれば演じていることが頭の片隅にあるので、まだ観ていられるが子供の場合はリアルに辛い。映画に登場することで死を定められたようなものだから希望の持ちようが無い無力感に付きまとわれる。
お年寄りが神仏に願うことは長寿でなくピンピンころりだそうだが納得してしまう。
映画を観ていられる日々の有難さを痛感すると共にいつか訪れる死について考えさせられる深い映画でした。
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