「【丁寧な日本語】」いのちの停車場 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【丁寧な日本語】
咲和子を中心に、丁寧な言葉遣いの会話を聞くと、懐かしいような、安心する感じを覚える。
小津安二郎作品を思い出したりする。
それに、この演出は、人が死に向かう場面で、観る側に想像力を要求する効果もある気もする。
本当はどんな気持ちなのだろうかとか、
自分に置き換えたり、
見送る立場に置き換えたり。
希望を見出そうとする命、
立ち向かう命、
悟った命、
手の隙間から溢れ落ちそうな命、
絶望に押し潰されそうな命、
全てが命なのだ。
ワンコさん、コメントありがとうございます。
原作を読む際、この人はこの俳優と充てて読むとまるで映画を観ている気になりましたw
もっとも強烈だったのがスケッチブックによる指導でした。
死ぬ前にはこんな症状になる!といったことが細かに描かれてまして、家族の心がそれでどう変化するのか・・・といった内容が坦々と書かれていました。
今晩は
”人流を抑えるため”と言う理由は分かりますが、映画館へは自家用車で行き、昼食も流動食にし(やり過ぎかなあ・・)ガラガラの映画館(私の居住区です)で、映画を観ていると”絶対にオリンピックをやる!”という行政府の大都市での意向は、如何なものかと思います。
昨日観た映画での吉永さんや西田さんの、憤りを抑えた言葉は、沁みました・・。キャパ250の劇場で、推定20名で観た正直な感想です。
自警警察とやらに叱られそうですが。
カトリーヌ・ドヌーヴの”人は映画がないと生きられない・・、映画館も日常もいつか戻る”と言うコメントを信じたいです。
それにしても、行政府のワクチン対応の遅さ、稚拙さには切歯扼腕しています。(先日、別件で”かかりつけ医”に行った際の混乱ぶり・・)
全く!
おはようございます。
ご無沙汰してます。
当方の居住区でも、一部の映画館が土日のみ休館になったり、影響が出始めています。
昨日観たこの映画で、吉永小百合さんが、”演劇は良いけれど、映画は駄目・・、くじけそうになりました・・。けれど・・”ととても心に響く挨拶をされていました。松坂桃李さんも・・西田敏行さんも・・。
少し、涙が出ましたよ・・。