「命と向き合うって、家族と向き合う事なのか。」いのちの停車場 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
命と向き合うって、家族と向き合う事なのか。
ドラマでは大好きな医療もの。それと、吉永小百合が主役の映画を最後に観たのはいつだろう?それも医者?なんて思いながら着席。
主人公の女医はベテランのERドクター。ある事がきっかけで故郷の金沢に戻り、地元の在宅医療専門の病院に勤める事に。
医療の現実なのかな。向かい合う患者さん達、次々と亡くなっていきます。病気や寿命に対して、人の無力感半端ないです。実際、医療従事者の皆さんは、こんな日常を送ってるんだろうな。
最後は自分の父親が辛い事に。当然、普通の患者さんとは重さが違うよね。キビシ。
映画としては、大きな山は無く、オムニバスの様に患者さんとその家族との触れ合いを描いています。未来を生きる若者の代表で松坂桃李と広瀬すず、とっても輝いてます。さすがです。
なんか、出てくる役者さん、昔から知ってる人達ばかり。みんな年取ったなぁ〜って、泣けてきた。自分もオッサンになったもんな。
今度、実家に帰った時、家族で鑑賞したくなりました。
それにしても吉永小百合って、76歳なんだ。若い〜!
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