「悲しく映るヤクザの生涯」ヤクザと家族 The Family hiryotanさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しく映るヤクザの生涯
昭和一昔前はアウトローの男達の光り輝く世界に見えた裏家業。大物政治家ですら本家組長の器にはなれずと言われる程の憧れの存在や男達が、時は平成の法改正で次第にジリ貧になっていき、代わりに台頭してきたのは組織に属さない愚連隊や半グレ。やってる中身は同じでも法の隙間をかい潜り、しっかりと凌ぎをやって金儲けができているのは、現代裏社会そのものを描いています。
暴対法で携帯も借りれず、賃貸できずであるならば愚連隊や半グレに身を投じる若者が多いだろうと痛感します。
極端な締め付けは悲しい人生を送らせる人達を増やす要因でもあるのではないだろうか…
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