「なんだ、その歌は」ハウス・イン・ザ・フィールズ デブリさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだ、その歌は
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歌は誰のためにあるんだろうと思った。映画の中でいろんな人がいろんな歌をうたうんだけど、愛の存在を信じられる歌もあれば、子ども時代から愛国心を定着させようという意図を感じる歌もあるし、「携帯電話」が登場するから比較的最近作られたんだろうに絶望的に古くさい女性観を押し付ける歌もあって。
婚約者のことを「話したことがない」「何も知らない」「聞くところによると穏やかな人だって」と話す姉が、微笑みをピン留めしたみたいな顔をしていた。彼女の婚礼はものすごく長くて、村人総出で一生懸命はしゃいでいて、外堀埋め感はなはだしい。木の実をかたっぱしから食べていたあの妹ちゃんが弁護士になっていてほしい。
きれいな画がいっぱいあったのに、地面を農具みたいなので掻いて水を流していたよく分からん画がなんでか印象に残る。
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