「悪くないけどもっと良くなるだろってところだらけ」神在月のこども 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くないけどもっと良くなるだろってところだらけ
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カンナって神無月生まれだから弥生ご毎年夜叉と勝負してるって出産直後に走ってんの?そこは完全におかしく感じた。
現代の人間関係や自己と社会の関係の希薄さを問題視してるとのことだが、それでも小6というのを差し引いても主人公のコロコロと変わる決意や覚悟がまるで共感できないし、唐突に過去の自分を見つけるシーンも脈絡なさすぎて困った。母親に甘えたい心持ちは分かるとは思うがそれでも父親との差がキツすぎるし、極端な話で言えば父親要らなくないか?子供の人格形成の場面で両親の寄与がほとんどなく母親だけ。なんだこれ。
背景美術は素晴らしく日本人の原風景や実際に見たことある出雲や諏訪大社、白兎神社はまんまだった。過酷になるはずの諏訪から島根まではしょりすぎだが、色々なところを通っているのは伝わってきた。ただなあ諏訪の御神渡りは10月はあり得ん。
カンナの声優さんは頑張ってた。母親は違和感あるがそういう感じもあるか、というくらい。父親はプロの声優さん使ってくれ。これを豪華声優って言うのはプロの声優に失礼だろ。上手ければ誰がやっても素晴らしくなるが商業的に必要であっても最後のキャストで手を抜くくらいなら、有名ななかでも上手い人を選んで使ってくれ。
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