「シンプルな成長物語」神在月のこども トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルな成長物語
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本作は母親を失って走れなくなってしまったカンナが
母親の形見に触れることにより
神々から「ご馳走」を集めて出雲まで走ることになってしまう
ウサギのシロと鬼の夜叉を出会いながら走り続ける
しかし、カンナは最初は死んだ母親に会うためにその役割を引き受けたが
それが叶わないことを知り
途中でその役割を投げ出してしまう
ただ、母親に会えるというのは単純にカンナの勘違いっぽく感じる
しかし、その本当は走ることが好きだということを思い出し
最後には韋駄天の役割を全うする
この映画は主人公のカンナの成長物語っぽいように思うが
話がちょっとシンプルな感じがするし
最後のほうがご都合主義っぽくも感じる
「神在月」などの言葉の意味を説明をするところが
ちょっとくどく感じるが
一応、作品のコンセプトとしては仕方ないのかもしれない
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