「幼きヴィラン」ザ・ブック・オブ・ヘンリー エスさんの映画レビュー(感想・評価)
幼きヴィラン
『ジュラシック・ワールド』シリーズのコリン・トレヴォロウ監督によるクライムサスペンス。そう、本作は家族の絆が描かれているもののハートウォーミングな話やファンタジックな話ではない。
「天才少年が隣家の不幸な少女を救うためにある計画を立てる」というあらすじに少年少女の青春物かと思いきや、中盤から予想外の展開になり、サスペンス色が強くなってちょっと驚いた。アメコミのヴィランの姿が脳裏をよぎる。
仲の良い兄弟の天才の兄を『IT/イット』のジェイデン・マーテル、弟を『ワンダー 君は太陽』のジェイコブ・トレンブレイという演技の上手い2人が演じていて見応えがある。
母親のナオミ・ワッツも演技上手いが、この2人が上手過ぎる。
あと『ブレイキング・バッド 』のハンクも出ている。
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