「ハーフ・オブ・イット」ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
ハーフ・オブ・イット
愛とは何かの物語。
愛の形は1つじゃない。
『誰かのために努力することが愛』っていうのはこの作品の一貫したテーマ。
エリーは自分の愛を偽って苦しんでいた。
ポールは口下手を克服したり、アスターと話が合うように散々努力した。そしてエリーの気持ちを知って相当苦しんだはず。
アスターは本当の自分を見失い本当に好きかどうか分からない人と結婚するか最後まで悩んだと思う。
この3人はそれぞれがもがき苦しみ、失敗し、それでも努力をした。これこそが愛だと。
愛の形は1つじゃなく、エリーが母親のことをずっと思うのも愛の形だし、父親とエリーの相互の愛も描かれてた。
特に前述の3人は3人それぞれに愛の矢印が行き交っている状態。
メールの表現がおしゃれ。きっと星のせいじゃない、での表現方法と似てる。
ポールに共感しまくり。メールを打っては消してを繰り返すエリーにも共感。
お洒落なセリフの宝庫。
『なんでいつも夜更かししてるの?
世界が静まれば物事のことを考えられる』
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