BanG Dream! Episode of Roselia II:Song I am.のレビュー・感想・評価
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FUTURE WORLD FES. を通じて Roselia の成...
FUTURE WORLD FES. を通じて Roselia の成長と未来へつながる期待を感じさせる。
予想を裏切ることなく、コンテストは1位通過し、FUTURE WORLD FES. のステージも大成功。
唯一予想外だったのは FUTURE WORLD FES. を最後に LOUDER を封印するという、大きな決意。
え、LOUDER と言ったら Roselia 最初期からの所謂る神曲ですよ!?
授業中に友希那がセトリを考えているシーンが出てきましたが、最初の曲が LOUDER 。
リアルバンドでも、LOUDER は1st シングル BLACK SHOUT のカップリング曲であるだけでなく、
数々のステージで歌われてきた曲です。
しかし、友希那の父が生み出した歌なので、FUTURE WORLD FES. という目標を乗り越えた新しい Roselia が、 LOUDER を封印して新境地を目指すという決意のあらわれであり、大きな意味があるのですね。
映像は、日常の描写もきれいで、ライブのシーンは素晴らしかったです。
Roselia やバンドリ!が好きなら、劇場の大スクリーンと良い音響設備で鑑賞する価値がある力作です。
こういうのが見たかった
「約束」はラストの不完全燃焼感が強く、ライブシーンも少なかったので、正直期待外れな面もあったが、本作はライブシーン数も多くて満足。
舞台挨拶によると「約束」で使われたためNeo Aspectが削られる可能性もあったようだが、削られなくてよかった。
でも、上映時間が短すぎじゃない?
この上映時間なら最後のライブシーンをフルバージョンで見せてほしかった。
後、リアルライブではLOUDERの扱いはどうなっているんだろう?
「覚悟」を決めたメンバー達。
迷いの無くなったリズム隊、積極性が出てきたリサ、Louderを封印する友希那の覚悟。それは「友希那のバンド」から本当の意味でのRoseliaになった証。
自分の役割を見つけ、それを認めてくれるメンバーがいること。そこに気がついたことでバンドという集合体は掛け替えの無いものになる。
誇りを持ち、結束されたRoseliaはもはや無敵だ。
楽曲がハード一辺通しから、展開を含む形になってきたのも、メンバーそれぞれのエッセンスがブレンドされるようになったからであろう。
そして、バンドは青薔薇の道を進み、更に前へ、その先へ進む。
・・・前作に続き、あいなさんの成長振りに驚かされる。
声の出し方を変え、ハイトーンが出るようになった。部分的にヴィヴラートもかけられるようになった。唄に より表情がつくようになった。きっと、めちゃめちゃ努力したんだと思うよ。
残念だったのは、今回も普段着が1種類だったことと、ライヴ当日の荷物が少な過ぎること。
ドラムセットや衣装は誰が運んでるの? 少なくともギターはエフェクター類あるでしょ。
友希那なんて今回もたぶん手ぶらだったぞ(笑)。 前作は間違い無く手ぶらだった。
Myマイクくらい持ってるだろ、メイクは男だってするぞ。
楽器や演奏シーンは細かく描かれているだけに、リアリティーを損なうようなシーンがあるのは残念だった。
不完全燃焼感が残るが良い作品
全体を通してみたらバンドリーマー目線ではストーリー的に文句はなかったです。というか、面白かったです。予選終わりやFWFの後の場面はぐっと来るものがありました。
ただ、「Song I am.」をフルでやらなかったのは完全に悪手です。この曲をフルでライブシーンをやれば勢いで★5つ付けられる程です。それぐらい、ストーリーとの関連性があって感動でき、贔屓目なしでも音楽アニメ最高峰の曲になるポテンシャルはありました。だからこそ、少し残念ではありました。
しかし、それ以外は映像、音響ともに最高でした。ライブシーンでの臨場感と興奮はライブそのものにとても近しいものがありました。
約束を観たならこれは観るべきです。そして、観終わった後には必ず「Song I am.」をフルで聴いて欲しいです。
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