車庫にとじ込まれて一酸化炭素中毒に怯える主人公の脱出劇です。
B級のシチュエーションスリラーで設定は面白いのですが、もう少し工夫が欲しいと感じる作品です。「脱出」「犯人捜し」「場所の特定」等々。それらが不十分で、少し展開に乏しい印象を持つ作品です。
制作側もそれを理解しているので、いきなり少年を入れてきたのでしょうが、逆に無理やり感がありすぎて戸惑います。
犯人像やエンディングも興ざめするレベルです。「車庫に閉じ込められ一酸化炭素中毒に脅かされる」って設定だけが先に決まり、それ以外は全部後付けで考えました・・・と想像できる作品でした。