恋する寄生虫のレビュー・感想・評価
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異色のラブストーリー
公開前から楽しみにしていたので〜初日、初回を観ました。主演お二人の演技に魅了され…終わってしばらくは…放心状態でした。笑
また、すぐ観たい❗️衝動に駆られ…次の日も観に行っちゃいました。また、観に行きたい❗️
綺麗な映画
主演の二人が良いのは勿論だが、さすがの映像と音楽
それだけで観る価値はあるかと思います
寄生虫について分かりづらかったのが辛かった
あんなに大きい・・・?、つがいの絵との関連は?
何故か考えずに流れに乗って観ましょう
こんなのこそ映画館で
小松菜奈さん、ご結婚おめでとうございます
知人に対人恐怖症の人がいる。他人に近づくのが怖い、見られるのが怖い、人と話すのが不安、といった症状がある。当然ながら会社などの一定の場所に通勤するのは不可能だ。そもそも面接に出向くことさえ出来ない。しかし幸いなことにこの人はPCスキルがとても高く、ネットで知り合った人がそれを知って、最初からリモートワークでいいということでその人の会社に採用された。こういうことは多分珍しい話で、知人は僥倖に恵まれたのだと思う。恐怖症や鬱病で社会生活を営むことができずにひきこもったり、苦しんだりしているひとは大勢いる気がする。
本作品で小松菜奈が演じたサナギは、視線恐怖症なのに外を出歩くことが出来るという強引な設定である。相手役である林遣都が演じたケンゴは、度を越した潔癖症なのに普通に外出するという、こちらもかなり強引な設定だ。設定が強引だからいろいろ辻褄が合わなくなるが、芸達者な二人がなんとか物語にしてしまう。演出も大変だっただろうが、演技はそれ以上に大変だ。改めて小松菜奈と林遣都の演技力に感心した。
本作品は欠点を持つ男女が、少しずつそれを克服して仲よくなるというベタなストーリーだが、そこに寄生虫を絡めたことで、俄然ややこしくて、いい物語になったと思う。トキソプラズマの話は学術的な根拠は何もないが、話としては面白い。
対人恐怖症も潔癖症も脳の症状だから、寄生虫が脳に寄生するというのが上手いアイデアだ。医師が登場すれば真実性も増す。その医師が石橋凌であれば、存在感といい演技力といい、言うことなしだ。作品としての出来はいいと思う。
小松菜奈は25歳になって、セーラー服はこれが最後かなと言っていたが、スタイルと言い、透明感のある白い肌といい、まだまだ女子高生を演じられるだろうと思ったのだが、さすがに人妻になってしまったら難しいかもしれない。
結婚は他人とずっといるから、ストレスが溜まる一方で、孤独ではないという安心感がある。恋は盲目アバタもエクボというが、結婚するとすぐにエクボではなくアバタだったことが解る。しかしアバタも相手の個性だ。尊敬できる相手なら、どこまでも許せるし、どこまでも妥協できる。人間としての幅も広がるだろう。それはつまり、俳優、女優としての幅も広がるということだ。今後の菅田将暉と小松菜奈の演技には、これまで以上に期待できるかもしれない。ご結婚おめでとうございます。
まさに小説のような映画
潔癖症の青年と視線恐怖症の少女のはかない恋愛を描いたラブストーリー。まさに小説を読んでいるかのような物静かな作品。静かに淡々と進む展開でメリハリが無く映画としては面白みに欠ける印象。もう少し激しい展開や見せ場が欲しかった。
2021-176
中二病のまま大人になったことに気づかない人が撮った映画
観ていてひたすら恥ずかしかった。
中二病が好きそうな設定、台詞回し、映像、演技。
特に井浦新さんの演技がもう恥ずかしすぎてシリアスなシーンなのに笑ってしまった。中学生とかよくやるよね、そのポーズ。
全体的に小松菜奈と林遣都のPVといった印象。上部だけの設定を綺麗に説明するためだけの映画。観終わって残った感想は、で?
監督がCMやPVをこれで撮っていた人なんだということが一瞬でバレる。最後のシーンなんかどっかお洒落なブランドのロゴでも入れたくなった。
原作は知らないが原作ファンはどう思うんだろう。設定は面白く、映像も綺麗だったからとにかく勿体無い。
唯一の救いは小松菜奈が美しかったことくらい。小松菜奈は本当にいい女優ですね。
(´-`).。oOやりたいことは何となく、、、、。
恋に落ちた時の通常ではない行動と心理を寄生虫感染に暗喩して描いた恋愛映画。寄生虫に感染して卵が体内で増えていくようにいつまでも恋する気持ちは無くならならず、取り除くことなどできないんだってことなんでしょうね。
そんな気持ちっていうのは何千年も前から多くの者たちがいろんな手法を用いて描いてきていることで、この映画を見て、、、、『だから何なのだ?』って気持ちになってしまいました。ラストシーン、、、世界が終わっても自分たちの愛する気持ちは永遠なのだと言いたいのだろうがコレを超えるシーンって結構多いんじゃないか?
やりたい事はわるんですが、、、、。
映像的にまずまず綺麗だった点と小松菜奈の演技は評価したい。
しかし、小松菜奈は美しいのか?微妙なのか?よくわからなくなりました。シーンによってはイケテない顔に。やはり美人ていうのは目鼻のパーツの微妙な配置なんでしょうね。角度によってとか化粧によって変わるのはその為ではないかと思われます。
原因は原作なのか?
なんだろうか、この上手くいってない具合は?
いつも通り予習なし。
恋愛と寄生虫を引っ掛けた話、面白いテーマだけどまったく感情移入出来なかった。
2人の潔癖症、視線恐怖症設定も結局あまり意味がない、、むしろ寄生虫話の邪魔になってるんじゃないかとさえ思った。だからかなり頑張ってる心象風景CGや各種エフェクトも空振り。2人の研究者もこんな重要な研究や脳外科手術、町病院みたいな所でやってるし、件の寄生虫の名前も出てこない。潔癖症ハッカーも部屋のPCだけ、製作してたマルウェアもゆるゆるで厨二病の幻想かと思った。林、井浦の演技も大袈裟気味。小松菜奈は安定して自分の世界作っていたがやはりベースの設定にリアリティが無く空振り感が残る。
原作の問題なのか?
演出の問題なのか?
リアルにやりたい割には設定、設計にリアリティが無い。ゴンドリーみたく肺に蓮が咲くくらい丸っと寄生虫ファンタジーにすれば突破できたかも、、、、。
そう云へば今年、潔癖症の台湾映画の良作もあったな。
小松がかわいいのと、絵が綺麗なのが救い。
あ、御結婚おめでとう御座います。
物語ることに映画が全く貢献していない、なんて。
題にもある寄生虫、
それはメタファーか現実か?
それを肯定しているか否定しているか?
が結局分からず。
事柄を物語ることに映画が全く貢献していない、
なんて初めて見たかも。
前衛という成熟のずっと手前の独りよがりだろう。
物語る気が無いのかな。
何じゃこりゃ。
かっこよさとファンタジーな非日常が同居する音楽と演出に救われた作品
最初はグロシリアス系で最後はファンタジーで終わる。
この流れで観客を納得させるのはなかなか難しい構成だと思うが、非日常にすっとひきこまれるような、かっこよくて謎めいた音楽のおかげもあって、なんだかんだ観れてしまった。
愛は論証や理屈では語れない、証明できないことなんだということをちょいグロなファンタジーでラッピングしました、というような映画だった。潔癖症の描き方が今まで見た作品で最もグロテスク寄りだった。そんなにグロいるかなってほど。でもきっとファンタジーとのバランスを取るためなんだろうな。
グロ苦手な私でも観れてしまったのは、グロからファンタジーから現実からファンタジーにワープするストーリー展開に観客を置いてけぼりにしないように、演出や音楽で脚本を強力に補助していたからだ。
例えば、心に血が通い始めたことを主人公の部屋のカーテンの色や照明の温度の具合とかで示していたり。クリスマスや遊園地という非日常のイベントの画を織り交ぜたり。
展開の境界線をマーブル模様にぼかしてしてもらえたことで、ギャップに興醒めせずにストーリーにもなんとかついていけたかな。そういった効果的なバックアップがあってこそ成り立った作品だったと思う。音楽も、かっこいいと非日常のファンタジー感は両立できるのか、と衝撃だった。
音楽や撮影のカメラさん美術さん照明さんの力ってすごいなと改めて。
映像と音楽、そして俳優の演技力と存在感!
冒頭で潔癖症と視線恐怖症の二人が美しく斬新な映像と印象的な音楽で紹介され、一気に引き込まれた。恋愛だけではなく、寄生虫というグロテスクな要素が絡んで興味深かった。
ファンタジーな設定だけど、林遣都さんの演技力と小松菜奈さんの存在感でリアリティがあり、うまく融合していたと思う。
二人の感情が変化していく様子をもう少し詳しく見たかったかな。それが少し残念。
小説も読んで面白かったけど、映画は別物として楽しめた。
題材は美味しそうなのに料理人が下手くそで火の通りが悪くて肉の中の寄生虫が死滅していないハンバーガーみたいな映画。林遣都と小松菜奈の好演が勿体ない。
①ウェットでない冷ややかで硬質な映像はなかなか良いと思う。音楽が映像に良く合っている。しかし物語の紡ぎ方がぎこちなく演出の腕はいまいち。脚本の不出来さにも原因はあるでしょうけど。この題材であればもっと面白い映画に出来そうに思うし。②小松菜奈は相変わらずよろしい。林遣都は潔癖症の役にはピッタリだが小松菜奈の相手役としては相性はもう一つだったように思う。林遣都は虚構の世界である映画にリアルさを持ち込むのが大変上手い俳優だ。いわゆる「こんな人いるいる」という感じ。だから『私をくいとめて』では妄想過多のヒロインを現実に繋ぎ止めておく相手役として良いキャスティングであった。本作でも潔癖症の青年をリアルに演じてみせている。一方、小松菜奈は虚構の世界の虚構のヒロインを演じるのにピッタリの個性とスケールを持っているように思う(林遣都にスケールがない、ということではありません)。ウソくさい役を演じてもウソくさくないと言えばよいか(リアルという意味ではなく)。だから『渇き』や『来る』のような現実離れした世界に置いても違和感がない。本作は残念ながらこの二人の違う個性がぶつかっても面白いchemistryが生まれずに個性の違いのみが際立ってしまったようだ。③井浦新のやさぐれ役は珍しいが結局どんな人物なのか輪郭がぼやけている。これも演出が下手なせい。石橋凌に至っては他の誰がやっても変わらないような役(久し振りに見て太鼓腹には驚いたが)。
蹴られたい
小松菜奈史上1番可愛い!
まだまだ高校生役も大丈夫。もちろん大人の女性の役も。
とても不思議な映画ですね。
絵も音楽も日本映画っぽくない。
とてと非現実的で現実的というか。
クリスマス向けの恋愛デート映画ですが、甘ったるくないので大人にもオススメ。
テレビではなく映画だから許される、ちょっと大袈裟な絵や音楽、長めの間など、とても良かったです。
テレビやスマホで観てたら目線切ってしまいそう。でも映画館ならそのまま観てられるので。
ストーリーもとても不思議で、SFな物語ですが、どこかリアルさもあり、感情移入できました。
最後はどうなるのか、、、と。
ストーリーもちょっと不思議ですが、映像と音楽よバランスや間のとり方など、ちょっと独特。変な引っ掛かりがあるので、嫌いな人は嫌いそう。私は、独特な雰囲気がとても良いな、と思いました。
とにかく、小松菜奈が可愛すぎる。今までで1番魅力的ですね。ますます好きになりました。
今作品は、見下される目線と、足蹴、ワガママっぷりがとても可愛すぎる。
天ぷら、カツ丼、、、今回はハンバーガーとピザ。
食べるシーンもいいですね。小松菜奈恒例かな。
リアルな感情のぶつかり合いに注目
美しい映像と、お洒落な音楽が印象的だが、潔癖症と視線恐怖症の2人が、傷つくのを恐れながらも気持ちをぶつけ合い、恋していく様が、いい。
林遣都と、小松菜奈だから成り立つ映画かも。美しいビジュアルと、炸裂する感情。
大人にこそ観ていただきたい!
10代の頃、誰しも少なからず感じていたであろう閉塞感や絶望感から生み出される恋心。
それを見事に表現している作品。
今の私は決して共感ではなかった。
でも痛いくらい胸の底に埋まっていた何かを刺激されて涙が溢れた。
大人になって落ち着いている、日常をこなしている人にこそ観ていただきたい。
高坂役の林遣都のリアルさは圧巻の一言。
潔癖性のコミュ障の拗らせ男そのものにしか見えなくて応援したくなるほど。
佐薙役の小松菜奈も説得力のあるビジュアルと剥き出しの演技。
主題歌もよい。
自分の状態を俯瞰する意味でもぜひどう感じるか観ていただきたい。
小松菜奈が素晴らしい
潔癖症のため誰とも人間関係を築くことができない青年の高坂賢吾(林遺都)は、視線恐怖症で登校出来ない女子高生の佐薙ひじり(小松菜奈)の面倒を見ることになった。ひじりの態度の悪さにイラつく高坂だったが、その言動は自分自身の弱さを隠すためだと気づき、彼女に共感を抱くようになった。2人はリハビリを始め、次第に惹かれ合った2人はそれが初めての恋と気づき・・・という話。
ストーリーとしてはイマイチだったが小松菜奈の演技力はさすがだった。彼女を見るためだけでも価値ありだと思う。
作品3にJK小松菜奈の美で+1
お話し的には不思議設定ファンタジー。けっこうやりたい放題やなと思うし矛盾もありまくるような気もするけどまぁ目をつぶっておこう。イルミネーションがあんななるウイルスって作れんのかな🤔
さて、小松菜奈かわいかったー強気な美人がハマり役。ピザ食べてもゴーカート乗っても、なんなら鼻にティッシュ詰めてもかわいいんだもんな、ずるいな、これは、笑。もちろん後半の重い展開になって以降もよかった。赤いコートの小松菜奈とクリスマスデートしたい♫
実写版天気の子(CMカット)みたいなラスト
最後の展開は完全に「天気の子」だったよな…
もともと登場人物が少ない物語。内向きな感情を内向きで良い、2人の世界で良いと片付ける物語。たとえそれが周りにとって非道徳的なものであっても…美しいイルミネーションとともに映る二人の姿がスクリーンに映える映える。素晴らしいカットでした。
ただ、全体の色使いとか画角とか音楽の使い方とかが映画というよりはCMという感じ。これはこれでクセがあって良かったんですが。
予告編の作り方が上手いですね…間違ってキラキラ映画だと錯覚してもおかしくない、でもちゃんと観てればこういう尖った恋というより自分事の話だということは十分に伝わる。
虫うんぬんの話とか井浦新のとかく強引さとか自分には合わない、難しいところもあったのですが、とにかく主演二人がちゃんと泥臭く、ちゃんと美しく撮れていること、物語に推進力があったことは間違いありません。
ものの見事にハッピーエンド
前半のドキドキ感や高揚感は半端なく、これはもう私好みの大傑作かもしれないと思った。
そう、ジェットコースターで一気に登りつめるような感覚です。
コースターが頂上に達し、一気に落下して耐えきれないくらいのGが己に訪れるのかと思ったのですが
かなりのソフトランディングになってしまい一風変わった恋愛物で決着してしまった。
ものの見事なハッピーエンドは昔のアメリカ映画みたいでクリスマスがよく似合います。
恋する寄生虫という感じの映画
めちゃくちゃよかった~
なんでこんなストーリーが
思いつくんだろう
映像や音楽のセンスもツボだったし、
何よりキャスティングが良い
序盤で惹き付けられた一方、
これは、ぶっ飛ばしすぎて
収集つかなくなって
尻すぼむパターンだわ、、っと
勝手に決めつけてしまった
結果、見事にカウンターくらった
意外にも
恋する寄生虫という感じの映画だった
あんだけぶっ飛んで沈んでたところから
登場人物の現実にちゃんとつながる
ふたりが人間味を得て、
暗さ、不快感が晴れてくるのに応じて
きれいな景色とふたりの間のジレンマ?が
浮き彫りになってくるのが切ない
湖のシーンでは、
こんな突拍子のないストーリーなのに
感情移入しちゃって感動しちゃって
びっくりした
まさかの青春ラブストーリー
のようで、
あのダースベイダーだった頃が
懐かしくなってきたタイミングで
また、馬鹿っぽい妙なセンスの
なぜか痛快なラストシーンが訪れて
たまらなかった
アニメに負けずに
実写なのに攻めてて
色々と言いたくなっちゃう感じが良かった
埼玉県民の日とのことで
レイトショーじゃないのに1,200円
しかも空いてて最高だった
あまりしっくり来なかった鑑賞者さんが
多いようだが
観てみて良かった
キャスティングだけを頼りに
暇つぶしで観たら
好きな映画に出会えた
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