恋する寄生虫のレビュー・感想・評価
全129件中、81~100件目を表示
まさに小説のような映画
潔癖症の青年と視線恐怖症の少女のはかない恋愛を描いたラブストーリー。まさに小説を読んでいるかのような物静かな作品。静かに淡々と進む展開でメリハリが無く映画としては面白みに欠ける印象。もう少し激しい展開や見せ場が欲しかった。
2021-176
美しすぎる林遣都くん。愛でる映画
推しの林遣都くんの映画、楽しみにしてました。残念だったのはストーリーがいまいちよく分からなかった所です。川でのキスシーンの後が何故か手術後になっていて、その後2人はクリスマスまで音沙汰無くて、寄生虫除去し遣都くんは就職もしたのに、再びウイルスを作ったり、小松菜奈ちゃんは3日も行方不明になっていたのに、クリスマスの日にツリーの所で再会、イマイチ無理やり繋げたような展開に納得いかず、ハッピーエンドだったのかもしれないけど、全くキュンキュンしませんでした。寄生虫の知識も無かったので、後半、井浦新にも卵があった辺りはちんぷんかんぷんとなっていました。学校に行ってないのに何故かいつも制服姿だったり、ストーリーの矛盾を考えたら不満が残るので、林遣都くんと小松菜奈ちゃんのファン達が、2人をひたすら愛でると割り切って楽しむ映画だと思いました。鑑賞した日に、小松菜奈ちゃんと菅田将暉と結婚の発表もあり、おめでとうございます。
中二病のまま大人になったことに気づかない人が撮った映画
観ていてひたすら恥ずかしかった。
中二病が好きそうな設定、台詞回し、映像、演技。
特に井浦新さんの演技がもう恥ずかしすぎてシリアスなシーンなのに笑ってしまった。中学生とかよくやるよね、そのポーズ。
全体的に小松菜奈と林遣都のPVといった印象。上部だけの設定を綺麗に説明するためだけの映画。観終わって残った感想は、で?
監督がCMやPVをこれで撮っていた人なんだということが一瞬でバレる。最後のシーンなんかどっかお洒落なブランドのロゴでも入れたくなった。
原作は知らないが原作ファンはどう思うんだろう。設定は面白く、映像も綺麗だったからとにかく勿体無い。
唯一の救いは小松菜奈が美しかったことくらい。小松菜奈は本当にいい女優ですね。
寄生虫をしっかり理解して出来てる映画でした
私はある勉強から寄生虫を学んだことがあり、戦後は寄生虫も居なくなったと思われて、駆虫剤など学校などで飲ませなくなったので、一般には居ないと思われています。
ですが、農薬を使った野菜ならともかく、食に対する意識の高い人ほど、無農薬野菜や有機野菜を好んで食べるようです。
なので、寄生虫は普通に体内に居ます。生野菜を食べているので。
脳に存在する人も多いです。
脳には卵で侵入するようです。以前脳に寄生虫が繁殖している画像を見て、驚愕したものです。
寄生虫に踊らされて、わざと鳥の前に出て行ったり、ネズミに食べられるように逃げなかったりは、寄生虫の仕業とか。繁殖の為です。
この映画の中でも説明されていましたが、納得できることも多かったです。
アメリカなどで末期のがん患者が、犬の駆虫剤を飲んで、完治したとか言われているのは、寄生虫が癌だと診断されて、どうせ助からないならと駆虫剤を飲んで、治ってるのでしょう。
癌も寄生虫も最後は物凄く細胞分裂するので、似てますね。もしかしたら癌は寄生虫と言うのが正しいのかも。わかりませんが。
映画の中で、自殺して愛する気持ちを消したくないとかは、どうかな?と思います。私の知識不足ですが。
最後のシーンは素敵でしたし、興味深い映画でした。
(´-`).。oOやりたいことは何となく、、、、。
恋に落ちた時の通常ではない行動と心理を寄生虫感染に暗喩して描いた恋愛映画。寄生虫に感染して卵が体内で増えていくようにいつまでも恋する気持ちは無くならならず、取り除くことなどできないんだってことなんでしょうね。
そんな気持ちっていうのは何千年も前から多くの者たちがいろんな手法を用いて描いてきていることで、この映画を見て、、、、『だから何なのだ?』って気持ちになってしまいました。ラストシーン、、、世界が終わっても自分たちの愛する気持ちは永遠なのだと言いたいのだろうがコレを超えるシーンって結構多いんじゃないか?
やりたい事はわるんですが、、、、。
映像的にまずまず綺麗だった点と小松菜奈の演技は評価したい。
しかし、小松菜奈は美しいのか?微妙なのか?よくわからなくなりました。シーンによってはイケテない顔に。やはり美人ていうのは目鼻のパーツの微妙な配置なんでしょうね。角度によってとか化粧によって変わるのはその為ではないかと思われます。
原因は原作なのか?
なんだろうか、この上手くいってない具合は?
いつも通り予習なし。
恋愛と寄生虫を引っ掛けた話、面白いテーマだけどまったく感情移入出来なかった。
2人の潔癖症、視線恐怖症設定も結局あまり意味がない、、むしろ寄生虫話の邪魔になってるんじゃないかとさえ思った。だからかなり頑張ってる心象風景CGや各種エフェクトも空振り。2人の研究者もこんな重要な研究や脳外科手術、町病院みたいな所でやってるし、件の寄生虫の名前も出てこない。潔癖症ハッカーも部屋のPCだけ、製作してたマルウェアもゆるゆるで厨二病の幻想かと思った。林、井浦の演技も大袈裟気味。小松菜奈は安定して自分の世界作っていたがやはりベースの設定にリアリティが無く空振り感が残る。
原作の問題なのか?
演出の問題なのか?
リアルにやりたい割には設定、設計にリアリティが無い。ゴンドリーみたく肺に蓮が咲くくらい丸っと寄生虫ファンタジーにすれば突破できたかも、、、、。
そう云へば今年、潔癖症の台湾映画の良作もあったな。
小松がかわいいのと、絵が綺麗なのが救い。
あ、御結婚おめでとう御座います。
物語ることに映画が全く貢献していない、なんて。
題にもある寄生虫、
それはメタファーか現実か?
それを肯定しているか否定しているか?
が結局分からず。
事柄を物語ることに映画が全く貢献していない、
なんて初めて見たかも。
前衛という成熟のずっと手前の独りよがりだろう。
物語る気が無いのかな。
何じゃこりゃ。
かっこよさとファンタジーな非日常が同居する音楽と演出に救われた作品
最初はグロシリアス系で最後はファンタジーで終わる。
この流れで観客を納得させるのはなかなか難しい構成だと思うが、非日常にすっとひきこまれるような、かっこよくて謎めいた音楽のおかげもあって、なんだかんだ観れてしまった。
愛は論証や理屈では語れない、証明できないことなんだということをちょいグロなファンタジーでラッピングしました、というような映画だった。潔癖症の描き方が今まで見た作品で最もグロテスク寄りだった。そんなにグロいるかなってほど。でもきっとファンタジーとのバランスを取るためなんだろうな。
グロ苦手な私でも観れてしまったのは、グロからファンタジーから現実からファンタジーにワープするストーリー展開に観客を置いてけぼりにしないように、演出や音楽で脚本を強力に補助していたからだ。
例えば、心に血が通い始めたことを主人公の部屋のカーテンの色や照明の温度の具合とかで示していたり。クリスマスや遊園地という非日常のイベントの画を織り交ぜたり。
展開の境界線をマーブル模様にぼかしてしてもらえたことで、ギャップに興醒めせずにストーリーにもなんとかついていけたかな。そういった効果的なバックアップがあってこそ成り立った作品だったと思う。音楽も、かっこいいと非日常のファンタジー感は両立できるのか、と衝撃だった。
音楽や撮影のカメラさん美術さん照明さんの力ってすごいなと改めて。
映像と音楽、そして俳優の演技力と存在感!
冒頭で潔癖症と視線恐怖症の二人が美しく斬新な映像と印象的な音楽で紹介され、一気に引き込まれた。恋愛だけではなく、寄生虫というグロテスクな要素が絡んで興味深かった。
ファンタジーな設定だけど、林遣都さんの演技力と小松菜奈さんの存在感でリアリティがあり、うまく融合していたと思う。
二人の感情が変化していく様子をもう少し詳しく見たかったかな。それが少し残念。
小説も読んで面白かったけど、映画は別物として楽しめた。
題材は美味しそうなのに料理人が下手くそで火の通りが悪くて肉の中の寄生虫が死滅していないハンバーガーみたいな映画。林遣都と小松菜奈の好演が勿体ない。
①ウェットでない冷ややかで硬質な映像はなかなか良いと思う。音楽が映像に良く合っている。しかし物語の紡ぎ方がぎこちなく演出の腕はいまいち。脚本の不出来さにも原因はあるでしょうけど。この題材であればもっと面白い映画に出来そうに思うし。②小松菜奈は相変わらずよろしい。林遣都は潔癖症の役にはピッタリだが小松菜奈の相手役としては相性はもう一つだったように思う。林遣都は虚構の世界である映画にリアルさを持ち込むのが大変上手い俳優だ。いわゆる「こんな人いるいる」という感じ。だから『私をくいとめて』では妄想過多のヒロインを現実に繋ぎ止めておく相手役として良いキャスティングであった。本作でも潔癖症の青年をリアルに演じてみせている。一方、小松菜奈は虚構の世界の虚構のヒロインを演じるのにピッタリの個性とスケールを持っているように思う(林遣都にスケールがない、ということではありません)。ウソくさい役を演じてもウソくさくないと言えばよいか(リアルという意味ではなく)。だから『渇き』や『来る』のような現実離れした世界に置いても違和感がない。本作は残念ながらこの二人の違う個性がぶつかっても面白いchemistryが生まれずに個性の違いのみが際立ってしまったようだ。③井浦新のやさぐれ役は珍しいが結局どんな人物なのか輪郭がぼやけている。これも演出が下手なせい。石橋凌に至っては他の誰がやっても変わらないような役(久し振りに見て太鼓腹には驚いたが)。
蹴られたい
小松菜奈史上1番可愛い!
まだまだ高校生役も大丈夫。もちろん大人の女性の役も。
とても不思議な映画ですね。
絵も音楽も日本映画っぽくない。
とてと非現実的で現実的というか。
クリスマス向けの恋愛デート映画ですが、甘ったるくないので大人にもオススメ。
テレビではなく映画だから許される、ちょっと大袈裟な絵や音楽、長めの間など、とても良かったです。
テレビやスマホで観てたら目線切ってしまいそう。でも映画館ならそのまま観てられるので。
ストーリーもとても不思議で、SFな物語ですが、どこかリアルさもあり、感情移入できました。
最後はどうなるのか、、、と。
ストーリーもちょっと不思議ですが、映像と音楽よバランスや間のとり方など、ちょっと独特。変な引っ掛かりがあるので、嫌いな人は嫌いそう。私は、独特な雰囲気がとても良いな、と思いました。
とにかく、小松菜奈が可愛すぎる。今までで1番魅力的ですね。ますます好きになりました。
今作品は、見下される目線と、足蹴、ワガママっぷりがとても可愛すぎる。
天ぷら、カツ丼、、、今回はハンバーガーとピザ。
食べるシーンもいいですね。小松菜奈恒例かな。
リアルな感情のぶつかり合いに注目
美しい映像と、お洒落な音楽が印象的だが、潔癖症と視線恐怖症の2人が、傷つくのを恐れながらも気持ちをぶつけ合い、恋していく様が、いい。
林遣都と、小松菜奈だから成り立つ映画かも。美しいビジュアルと、炸裂する感情。
大人にこそ観ていただきたい!
10代の頃、誰しも少なからず感じていたであろう閉塞感や絶望感から生み出される恋心。
それを見事に表現している作品。
今の私は決して共感ではなかった。
でも痛いくらい胸の底に埋まっていた何かを刺激されて涙が溢れた。
大人になって落ち着いている、日常をこなしている人にこそ観ていただきたい。
高坂役の林遣都のリアルさは圧巻の一言。
潔癖性のコミュ障の拗らせ男そのものにしか見えなくて応援したくなるほど。
佐薙役の小松菜奈も説得力のあるビジュアルと剥き出しの演技。
主題歌もよい。
自分の状態を俯瞰する意味でもぜひどう感じるか観ていただきたい。
小松菜奈が素晴らしい
潔癖症のため誰とも人間関係を築くことができない青年の高坂賢吾(林遺都)は、視線恐怖症で登校出来ない女子高生の佐薙ひじり(小松菜奈)の面倒を見ることになった。ひじりの態度の悪さにイラつく高坂だったが、その言動は自分自身の弱さを隠すためだと気づき、彼女に共感を抱くようになった。2人はリハビリを始め、次第に惹かれ合った2人はそれが初めての恋と気づき・・・という話。
ストーリーとしてはイマイチだったが小松菜奈の演技力はさすがだった。彼女を見るためだけでも価値ありだと思う。
作品3にJK小松菜奈の美で+1
お話し的には不思議設定ファンタジー。けっこうやりたい放題やなと思うし矛盾もありまくるような気もするけどまぁ目をつぶっておこう。イルミネーションがあんななるウイルスって作れんのかな🤔
さて、小松菜奈かわいかったー強気な美人がハマり役。ピザ食べてもゴーカート乗っても、なんなら鼻にティッシュ詰めてもかわいいんだもんな、ずるいな、これは、笑。もちろん後半の重い展開になって以降もよかった。赤いコートの小松菜奈とクリスマスデートしたい♫
実写版天気の子(CMカット)みたいなラスト
最後の展開は完全に「天気の子」だったよな…
もともと登場人物が少ない物語。内向きな感情を内向きで良い、2人の世界で良いと片付ける物語。たとえそれが周りにとって非道徳的なものであっても…美しいイルミネーションとともに映る二人の姿がスクリーンに映える映える。素晴らしいカットでした。
ただ、全体の色使いとか画角とか音楽の使い方とかが映画というよりはCMという感じ。これはこれでクセがあって良かったんですが。
予告編の作り方が上手いですね…間違ってキラキラ映画だと錯覚してもおかしくない、でもちゃんと観てればこういう尖った恋というより自分事の話だということは十分に伝わる。
虫うんぬんの話とか井浦新のとかく強引さとか自分には合わない、難しいところもあったのですが、とにかく主演二人がちゃんと泥臭く、ちゃんと美しく撮れていること、物語に推進力があったことは間違いありません。
ものの見事にハッピーエンド
前半のドキドキ感や高揚感は半端なく、これはもう私好みの大傑作かもしれないと思った。
そう、ジェットコースターで一気に登りつめるような感覚です。
コースターが頂上に達し、一気に落下して耐えきれないくらいのGが己に訪れるのかと思ったのですが
かなりのソフトランディングになってしまい一風変わった恋愛物で決着してしまった。
ものの見事なハッピーエンドは昔のアメリカ映画みたいでクリスマスがよく似合います。
恋する寄生虫という感じの映画
めちゃくちゃよかった~
なんでこんなストーリーが
思いつくんだろう
映像や音楽のセンスもツボだったし、
何よりキャスティングが良い
序盤で惹き付けられた一方、
これは、ぶっ飛ばしすぎて
収集つかなくなって
尻すぼむパターンだわ、、っと
勝手に決めつけてしまった
結果、見事にカウンターくらった
意外にも
恋する寄生虫という感じの映画だった
あんだけぶっ飛んで沈んでたところから
登場人物の現実にちゃんとつながる
ふたりが人間味を得て、
暗さ、不快感が晴れてくるのに応じて
きれいな景色とふたりの間のジレンマ?が
浮き彫りになってくるのが切ない
湖のシーンでは、
こんな突拍子のないストーリーなのに
感情移入しちゃって感動しちゃって
びっくりした
まさかの青春ラブストーリー
のようで、
あのダースベイダーだった頃が
懐かしくなってきたタイミングで
また、馬鹿っぽい妙なセンスの
なぜか痛快なラストシーンが訪れて
たまらなかった
アニメに負けずに
実写なのに攻めてて
色々と言いたくなっちゃう感じが良かった
埼玉県民の日とのことで
レイトショーじゃないのに1,200円
しかも空いてて最高だった
あまりしっくり来なかった鑑賞者さんが
多いようだが
観てみて良かった
キャスティングだけを頼りに
暇つぶしで観たら
好きな映画に出会えた
心と体の本質を探るファンタジーラブストーリーと言えるでしょうか⁉️
この映画の予告編を観て、奇怪な寄生虫が出てくる気色悪い映画かと思ったりもしましたが、全然違いました😅
(虫は全く出てきませんでした)
確かに、頭の中に虫がいるというのは、気持ち悪い発想かもしれませんが、一つの仮説と考えると、全くあり得ない話ではないかもしれませんし、虫の存在そのものを問題にしたものではないかと思います😋
この映画は、肉体と心(=虫)と意識(=脳)の本質を探っているところに引かれました。
心って、何なんだろう⁉️
柿本監督のインタビューにも、恋する寄生虫=恋する心の話になると…✴️
そして、映画としては、その役を小松菜奈が見事に演じ切っている‼️
いずれにせよ、映画のテーマも小松菜奈の演技もとても見応えがありました(^-^)/
潔癖症の僕の家に女子高生がやってきた
ぐらいの軽さでいいはずなのにシリアスなのがよくわからない。実際に潔癖症や視線が気になる人は居るのにそれを虫に侵されてるとしてしまうのは不誠実じゃないかな?当事者でない私でも不愉快だ。この作品にかかわらず、娯楽や芸術の為に病気をネタにしてしまうのはいかがなものか。映像は良いし、音も良いのに動機のところでピンと来ないので惹き付けられない。サイダーのように言葉がわきあがるでも主人公の少年がずっとヘッドホンをしていたが、映像的にハンディキャップを示すのに重宝されているのかもしれない
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