「SFチックなラブストーリー」恋する寄生虫 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
SFチックなラブストーリー
2021年。漫画原作を三秋縋。監督:柿本ケンサク。
好きな人は結構いる思います。
私は虫が好かん!!
遊園地もイルミネーションも、好かん!
愛し合う・・・その感情が寄生虫のお陰?
(寄生虫が脳に巣食って、大きく肥大して人間の感情をコントロールする!?)
寄生虫のお陰で恋に落ちる2人。
清潔の度が過ぎる潔癖症の高坂(林遣都)
視線恐怖症の佐薙ひじり(小松菜奈)
佐薙の祖父(石橋凌)とひじりの治療を受け持つ主治医(井浦新)は、
ひじりの母親の自殺の原因を《寄生虫》のせいと思っているから、
ひじりの虫を成長させて、手術で摘出しよう・・・と、待ち構えている。
この辺もうちょっとスリルとサスペンスを効かせて、ハラハラさせてくれると良かったと思う。
案外普通!!
オチも読める。
主演の2人は流石の演技です。
小松菜奈ちゃんの、錯乱や狂気の演技はいつもながら上手くて真に迫ります。
林遣都も神経質な感じ、傷ついた社会生活不適合な若者が、ハマってます。
ただ小松菜奈が女子高生の設定・・・いかがなものでしょう?
どこから見ても、立派に成人した大人の女性ですよね。
ハンバーガーから虫がニョキニョキ動き出すシーンは、心がゾワゾワして、
インパクトがありました。
音楽のチョイスもgood。
でもですよね、なんかそれほど酔えないラブストーリーでしたね。
(現実離れしている設定なのに、SF感が希薄!!)
(ロマンティック度50%)
コメントする