「邪魔が多いが足りて無い」恋する寄生虫 mrkc7さんの映画レビュー(感想・評価)
邪魔が多いが足りて無い
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高坂の部屋に和泉がいたとこで飲み込めなくなった。。。
映画の日で安かったので観れる時間帯にやってる映画という縛りの中で選んだ映画。だからハズレを引いてもしょうがない。
そもそもストーリーがファンタジーかそうで無いかが解らずどう観たらいいかハッキリしないまま迷ったまましばらく進行した。
頭の中に虫がいる。
これは本当なのか、狂った医者の言うことなのか?
視線恐怖症と潔癖症、トラウマになるキッカケも描かれてるのに結局、虫のせい。途中からそれぞれの病気も曖昧になる。
なんか本線を邪魔する設定も度々あった。
サナギヒジリって名前。ヒジリの母と和泉の関係。。。
それ必要な設定なんだろうか?
説明がクドい映画は嫌いだが、必要な設定が伝わらないのは問題外。気を衒った突飛なストーリー。
なんかついていけなかったわ。
良かった点は先に主人公2人の紹介をストーリーとは別にはじめにしたことか。
もう一つ良かったのはそれぞれの病気を視覚的に表現した点。これは感情移入の助けになる表現だと思った。が、他に邪魔するものが多すぎた。
ラストは鮮やかな映像であったがそれ以上では無かったな。
残念ながらあまり面白い映画では無かった。
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礼音さんのコメント
2022年3月25日
原作では必要な設定にはなっているんですが映画では内容を省きすぎた結果不必要になってしまっているんです!
原作大好きな僕もこの映画はつまらないと感じるほど別物なので良ければ「恋する寄生虫」の小説を読んでみて欲しいです!!