「原因は原作なのか?」恋する寄生虫 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
原因は原作なのか?
なんだろうか、この上手くいってない具合は?
いつも通り予習なし。
恋愛と寄生虫を引っ掛けた話、面白いテーマだけどまったく感情移入出来なかった。
2人の潔癖症、視線恐怖症設定も結局あまり意味がない、、むしろ寄生虫話の邪魔になってるんじゃないかとさえ思った。だからかなり頑張ってる心象風景CGや各種エフェクトも空振り。2人の研究者もこんな重要な研究や脳外科手術、町病院みたいな所でやってるし、件の寄生虫の名前も出てこない。潔癖症ハッカーも部屋のPCだけ、製作してたマルウェアもゆるゆるで厨二病の幻想かと思った。林、井浦の演技も大袈裟気味。小松菜奈は安定して自分の世界作っていたがやはりベースの設定にリアリティが無く空振り感が残る。
原作の問題なのか?
演出の問題なのか?
リアルにやりたい割には設定、設計にリアリティが無い。ゴンドリーみたく肺に蓮が咲くくらい丸っと寄生虫ファンタジーにすれば突破できたかも、、、、。
そう云へば今年、潔癖症の台湾映画の良作もあったな。
小松がかわいいのと、絵が綺麗なのが救い。
あ、御結婚おめでとう御座います。
コメントする