「ラストシーンが素敵だった」恋する寄生虫 Sagittarius18k☆さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンが素敵だった
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ハリウッド映画にありそうなSF的な華やかな演出とファンタジー。国際的な柿本組だからか?と思ったが普通の日本映画にしては煌びやかで斬新だと思った。
潔癖症と視線恐怖症の2人が、脳内の寄生虫に導かれて恋をし、ごく普通の恋人同士の小さな幸せをやっと味わえた。でもこれを続ける事で死んでしまう、愛する人を失いたくないという葛藤は切なかったが、こういう苦しい恋設定は林君は得意なので、納得だった。
全編BGMが満遍なく盛り込まれていて、特にメインテーマとラストのクリスマスツリーのシーンで使われていた曲が心地良かった。
一方で、林遣都君が吐きすぎてて、吐瀉物が前半多すぎるのが少し残念だった。
全体で見ると恋する2人の中盤から後半のシーンの美しさで帳消しされるものの、やっぱりあれをもう少し見せない演出の方が良かったと思う。
自転車の2人乗りと、湖のシーンが非常に良かったし、ラストのツリーのシーンはセリフも2人の表情も最高に良くて、表情とかうますぎた。
林遣都くんと小松菜奈ちゃんのキスシーンは本当に綺麗で素敵だったので、またいつか共演してもらいたい。王子と姫君の役とかどうかな。
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