「【"双子虫の恋" 虫は除去出来ても、人の心の繋がりは不変であって欲しい。不思議なテイストが印象的な作品。】」恋する寄生虫 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"双子虫の恋" 虫は除去出来ても、人の心の繋がりは不変であって欲しい。不思議なテイストが印象的な作品。】
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- 極度の潔癖症の高坂青年(林遣都)と視線恐怖症のサナギ(小松菜奈)。謎の男、イズミ(井浦新)により、高坂はサナギの面倒を見る事に・・-
◆感想
・前半の高坂の部屋や、潔癖症過ぎる身体の反応。サナギが見る、眼が異様に大きな人々の姿。
- カルト映画かな、SF要素たっぷりの・・。-
・徐々に惹かれ合っていく二人の姿。
- 高坂もサナギの前だと、マスクが要らなくなる。そして、マスク越しのキス。
クリスチャン・フェネスのアンビエントミュージックが流れるシーンからは、物語は一気に恋愛要素を帯びて来る。謎の男やサナギの母との哀しき関係性も明らかに。-
<"虫"とは、幼き時に親を自殺で失った者の、脳内反応であろうと勝手に解釈した。随所で"描き方が粗いなあ"と思いつつ、ラストのクリスマスツリーのシーンは高坂とサナギの将来に幸有らん事を、願ってしまった作品。今作品は多様な見方が出来る作品であろう。>
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グレシャムの法則さんのコメント
2021年11月14日
小松菜奈さんの眼が凄い❗️
にまったく同感です。
クールだったり、ふしだらさに陥りそうなほど覇気が無いのに情念だけは強かったり、と変幻自在に使い分けてる。
それもその映画ではいつも自然体に見えるのですから。