ホテルローヤルのレビュー・感想・評価
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原作からまるまる感動を抜き取るシュールな作品に震撼した‼️❓❓❓
原作にいたく感激したので、この映画には、とても不可思議な疑問を感じました。
これほどドライでクールで、滑りまくるコメディのような、なんででしょうか、わざとでは無いのでしょうね。
やはりキャスティングが絶妙なのでしょう。
まず、心中する先生と女子高生、まるで漫才のコンビみたい、見た目と、話し方だけで、笑いが止まらん。
波瑠は、人造マネキンみたいな顔で、無表情、セリフ棒読み、ケンイチとの会話がとてもシュールでアバンギャルド。
もしかしたら、コメディ‼️
きれいごと
大分前に読んだので内容は殆ど忘れたが、原作が大変良かったので観に行ったものの、正直言って期待外れ。ホテルオーナーや従業員の家族の人生の色々がよく描かれている部分もあるんだけど、ネタバレしないように一言で言うと「きれいごと」過ぎる映画。まあ主演が波瑠だから、しょうがないんでしょうね。殆ど東京のセットで撮ったのだと思ったら、監督のこだわりでわざわざ釧路まで行って撮ったそうですが、どこが釧路(特に自然)なのか全然分からなかった。武監督の「百円の恋」はあんなに面白かったのに、残念!記憶が正しければ、エンドクレジットで余、友近やメインスタッフが大きくクレジットされておらずかわいそう。一方、安田顕などのクレジットは長過ぎる。
ラブホテルはドラマの宝庫
たしかにラブホテルって、いろんなカップルのいろんなドラマの宝庫でしょうね。
ただお金を払って映画館で観るとき、すごい泣けたとか、すごい笑えたとか、すごいほっこりしたとか、すごいかっこよかったなど特別な感動を求めてしまいます。この映画、どのエピソードもけしてつまらないわけではないのですが“すごい~”という形容がどれも当てはまらない感じ。
もちろんこういう淡々と描いた感じの映画の味わい方もあるわけですがそこは好みの問題かもです。
ところでラブホテルのバックルームって、あんなに部屋の話し声や喘ぎ声が聞こえるものなのでしょうか?
あと伊藤沙莉さんがどうしても女子高生に見えずに大人のコスプレに見えてしまい困りました(笑)。
どうした?武正晴監督
武正晴監督の作品なので、観てみたが、どうした?武正晴監督、といった感じ。
監督自身の強烈な葛藤が作品から感じられない。
売れっ子になって真正面から批判してくれる人が周りにいないのか。
なぜなのか?全体的に浅い演出。さらっと撮ってる印象。
とはいいつつ、好みの感じの女性が主人公なのは確か。なんかこう思ったことは口に出せずにいて、それでいてちゃんと物事をとらえていて、感受性の高そうな。痩せ型で上品そうな顔立ちな女性。こんな女性が自分にももっているはずの性をさらけ出そうとして、実感を得る感じ。この葛藤を見れるんじゃないかとの期待はしていた。
特に周りのカップルが展開する群像劇は演出が浅く感じられて、これなら主人公とその家族にもっとカットを割いてほしいと思った。
景色や本物のホテルの感じのロケはよいだけに、もっと波瑠が演じた女性の表情、日々の暮らしの表情がみたかった。
主人公の描き方、薄いでしょ?
原作未読で鑑賞。
うーむ、原作ってこーいうお話なのかな?
どーなのかな?
結局この物語は何を語りたいのか?わからずに終了。
あるホテルにまつわる、様々なエピソードの羅列に過ぎないんですよね、そういう受け方しか出来なかった。
クライマックスに主人公がなんとなーく、まとめ的な発言と行動に出るんだけど、唐突感が酷い。え?そんなことがポイント?みたいな。そこに疑問呈するなら、もっとポイント絞って描きなよー、前半にっ!
だから、なんの感情も生まれなかった。主人公に対してもホテルに対しても。
さらに、感動話にまとめたいの?的な最後のエピソード。えー?主人公が溜めてきた想い、そんな都合良い感じで終着させて良いのですか?
エピソード単体は良い。
しかし、それらが織りなして「何」を描くのか?の部分がやたら弱い。
武監督作品、アンダードッグと本作両方みたけど、エピソード織りなしての「何」が共に薄い。残念。
期待してたけど全体的に残念だった感じ
波瑠さんと伊藤沙莉さん目当てで観賞。
波瑠さんは大人し目のキャラと言う事もあってあまり見応えが無かった感じ。
でも後半のセリフの無い演技は良かった。
伊藤沙莉さんは学生役。セリフや行動がしっかり過ぎて学生らしくない(笑)
予想外に良かったのが松山ケンイチさん!
大人のオモチャの営業マンなんだけど、全ての行動がカッコ良い!
ストーリーはホテル従業員や客の人間ドラマのオムニバス系。
それぞれのストーリーには関連性があるんだけど、その繋がりが甘い感じで全体的に纏まりが無かった印象。
ラストの展開はなかなか良かったと思うので観て損した感じはありません(笑)
釧路湿原の美しい風景を期待してたけど、その良さをあまり表現されていなかったのは残念だっところ。
ホテルの窓から見える湿原が美しいんだけど、ラブホより観光ホテルの方が集客は上がるのにと思ったのはわたしだけでは無いはず(笑)
後半で上手く纏めていたけど自分的には可もなく不可もなかった作品の印象。
映画とは言え客室を盗聴出来る設定は如何なものなのか?
気になります( ´∀`)
非日常の中の日常は静謐で心地よく
波瑠のために作られたかのような作品
『さくら』と連続して鑑賞したが、ホテルローヤルの家族の方になぜか親近感を持ってしまう。人間的な弱さ、身勝手さを持ちながらも家族のつながりをギリギリまで追い求めるところがより深い業みたいものを感じてしまう。
舞台は昭和と思いきや現代の釧路のラブホテル『ローヤル』での人間模様が繰り広げられる。ラブホテルに置くための大人のおもちゃを販売する営業マンに恋してしまう波瑠が演じる主人公の田中雅代。そりゃ礼儀正しい好青年だからね。この初恋を軸に話は進んでいくが、もともと短編集だった小説とは思えなくらい違和感なくきれいにまとまっていた。
理不尽な環境に置かれながらも、家族のためにラブホテルの仕事をビジネスライクにこなしていく主人公は、波瑠にぴったり。クールに見える雅代の内面をたたずまいで表現している。反面、爆発したときのセリフの切れ味がとてもよい。
最後に雅代はこう思ったはずだ。人の気持は移ろいやすい。それは人間の性でもあるから責めることはできない。だた、その瞬間での思いはまぎれもない真実であり、記憶の底にあり続ける。その思い出を大切にして生きていこう。
【異なる風景】
いつも同じところから眺める湿原。
日々SEXが繰り返される部屋。
だが、見る角度を変えると、また違った風景がみえるかもしれない。
人によっては、
出発の地だったり、
生きる糧を得るところだったり、
愛を確かめる場所だったり、
快楽に耽るところ、
そして、
死に場所だったりするように。
名前ひとつ取ってもドラマがあるのだ。
昔、小学生の頃、田舎の僕の町のハズレに、ラブホテルが建った。
そこから少し先にある川には、釣りに行く人も多く、たまに小学生が遠足に行って河原で豚汁を作ったりもしていた。
だが、地域で抗議の声が上がるでもなく、大人たちは、「今度行ってみようか」とか、ひそひそ話をニヤニヤしながら、していたのを覚えている。
遠足で近くを通って、学校の先生に、あれは何と聞いても、ニンマリ笑うばかりだった。
スキー場があって、温泉地だったことから、観光客が使うのかと幼いながら思っていたが、少しして、エッチなことを理解するようになると、3世代同居だったら、声出せないもんなと、地元の大人が多く利用しているのだと理解した。
そして、若者の性も、不倫も全部飲み込んでいたのだ。
同じ風景も、年齢がいったら、理解が異なることもある。
同じ場所でも、話す相手が違えば、思い出も異なる。
それは、とても重要なことだし、でも、だからといって、そこにとどまって過ごさなくてはならないということでもない。
そんなバランスのなかで僕達は生きているのだ。
特報の雰囲気より本編がよい
砂利道を歩くような人生
良かったです
人を騙す理由をつけることができなかったんだね・・・
予告編が流れてたときからずっと歌手もタイトルも思い出せずにいたけど、懐かしさがこみ上げてきました。オリジナルは柴田まゆみの「白いページの中に」。78年のポプコン出場曲であり、この曲でデビューするも、シングル一枚のみで事実上引退した。多くの歌手にカバーされている。個人的にポプコンも出場したことあるけど、予選落ち・・・あぁ、懐かしい(涙)。コッキーポップも。
考えてみたら、78年に青春時代を送った世代、89年の『魔女の宅急便』にハマった世代、現在の廃墟マニアの世代と、様々な世代の方が共感できる映画かもしれません。波留、安田顕、夏川結衣、余貴美子、斎藤歩と、俳優の演技も見事。
ストーリーはホテルローヤル関係者や客の群像劇風でもあるけど、波留演ずる娘の10年に渡る切ない日常生活が描かれていました。非日常を求めて貯めたパート代でやってくる普通の夫婦、ともに不倫によって崩壊した家族を持つ先生と教え子、などなど。人生の悲哀を通して、自らの愛を投影したのだろうか、彼女の心情を白ペの歌詞が物語っている。
アダルトグッズ営業マン役の松山ケンイチとの最後の日、そして終盤の現在と過去が繋がる流れがグサリと胸に突き刺さる。両親のこと、自分のこと、そして将来のこと。不倫を描くシーンが多かったけど、彼女は同じことを経験してしまうのだろうか・・・きっと大丈夫。失敗しても、自身の半生、思い出を胸に抱きしめ、長い長い坂道を登っていってほしい。
予告編では見ないつもりだったけれど
よくわからんかった
#96 わりと面白かった
この映画観てると北海道の人達はもれなく不倫してんのか?って思っちゃう。
そしてみんな浮気者。
天音クンと沙莉ちゃん、どう考えても年齢変わんないのにかたら既婚の先生役でかたや女子高生役なのは何故?
でも女子高生の沙莉ちゃん、違和感がそこまでないのも不思議。
様々な出演者見てるだけでも結構楽しめる映画です。
平日で良かった
夢を断念しても、幸せを諦める必要はない!
最近、夢が叶わなければ終わりという風潮あるが、それは違う。
夢を叶える事は、幸福のためにするもの。夢を諦めたからって幸福になれないわけではない。だから、夢を諦めても幸せになることを諦める必要はない。若者の諸君、夢を持とう!たとえ断念しても幸せにはなれる。現実的に生きても幸せになる保証はない。
若い頃に絵で失敗したからってそれがどうした!ルノアールなんて70歳から絵を描き始めた。理想実現に向けて努力するなら夢は叶っている!
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