「直木賞作品が映画になると、こうなるのか。」ホテルローヤル 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
直木賞作品が映画になると、こうなるのか。
桜木紫乃の第149回直木賞受賞小説『ホテルローヤル』の映画化作品。元々、作者の実家では“ラブホテル”を経営していて、それがこの作品に反映されたいる様です。
小説は、ラブホテルを舞台にした短編集でしたが、映画ではそういう訳にはいかなかったようですね。ラブホテルで起きた出来事を描いた話にはなっていますが、通しての一つの話になっています。
意外に淡々と物語が進んでいきます。結構、大きい事件も起きるんですけどね。淡々と物語が進むのは、主人公の雅代の心情を描いたのでしょうかね?彼女、できるだけ感情を表さずに、淡々と過ごしていましたからね。
そういうところが表れてしまったのか、少し盛り上がりに欠ける気がして、採点は★★★です。
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