護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価
全106件中、61~80件目を表示
深いようで死ぬほど浅いクソ映画
原作読めば違うのかもしれないが、高評価の意味がわからない映画
3.11と生活保護という大変社会的な題材なので騙された
中身が無い
スッカスカ
だって俳優陣めちゃくちゃ喋るじゃん
いきなり国連とか出してきちゃって
しかもセリフが合ってない
今このシーンでそのセリフは意味が繋がらない
という代物ばかり
最後の囲み取材だって長い
映像で魅せる、感動させるということが苦手なのかこの監督は。
あとね、犯人の動機が不明
公務員が可哀想になる
みんなあくまで仕事ですからね?
犯人だって同じ課にいてわかるよね?大変なの
てか殺人事件と3.11を繋げるなよ
失礼だよ
みんな必死に生きてたのに
まぁ、それはさておき今年一のクソ映画でした
ほら観て皆さん!!3.11!生活保護!孤児!涙出るよね!?感動するよね!?
ていう感じがもう感動の押し付け
シラけた
何度もタイトルにしてますが、考えさせられました。
いやあ実に深い!そして重い!現代日本の問題点をえぐるような題材。
やはり『友罪』の瀬々監督らしい社会問題に食い込む切り口。
また『糸』で感じたやるせなさ、切なさをひしひしと感じる展開でした。
それにしてもいい役者さん揃いでしたね。
鬼気迫る佐藤健さんの見事な演技。ほとんど笑わない利根(佐藤健さん)に「笑いなさい」っていうケイ(倍賞美津子さん)のシーンは、『あん』で「美味しいときは笑うんですよ!」って永瀬正敏さんをたしなめる樹木希林さんを彷彿とさせました。
また阿部寛さんの刑事役(笘篠誠一郎)とバディの林遣都さん(蓮田)は『新参者』の加賀恭一郎と松宮(溝端淳平さん)を思い出しましたが、加賀さんよりさらに癖が強い、でも真実を追いかける強い執念を感じました。阿部さん、佐藤さんとも目力では日本でも5本指に入りそうですね。
この二人の主役はもちろんのこと、女優陣、倍賞美津子さん、清原果耶さんは(新旧と言っては失礼ですが)日本の映画界に欠かせないベテランと新進女優の代表にすら感じます。あと大切な脇役としての瑛太さん、緒形直人さん、吉岡秀隆さん、出番は少ないですが安定の演技の渡辺真起子さん、宇野祥平さん、井之脇海さんも、あと最近出まくってる感のある岩松了さん、皆さんいい味出してました。それから忘れちゃいけない子供時代のカンちゃん(石井心咲さん)もいい表情、演技してましたね!今後が楽しみです。
数々の代表作を持つ佐藤健さん、阿部寛さんですがこの映画も社会派映画として後世に残る作品になるのではないでしょうか。色々考えさせられましたし泣けました!
苦悩
1%の不埒者が何を指すのかはわからない。
不正受給をする者なのか、受給を阻む者なのか、それとも全く別の物なのか。
生活保護にまつわる話だった。
震災も絡めてあって、特殊と言えば特殊な状況ではあるけれど、語られるメッセージは、その状況には左右されないもので…非常に重く、先入観や固定観念に縛られてしまう対象者の多様な境遇に、対応の難しさを想像してしまう。
「セーフティネット」そのシステムがあるのは分かる。ただ、そのシステムの財源は湯水の如くは溢れてこない。だからこそ、厳格な取り決めがあるのだろうとは思うが、その厳格さ故に弾かれてしまう人もいる。
もしくは、行政に割振りがあって、これ以上は支給できないって事もあるのではと勘繰る。
善意だけで社会は成り立ちはしない。
いや、だとしても想像で断言するのは無礼極まりない事だ。困窮者に必死になって手を広げている人達をも殺してしまう事になりかねない。
作品は、そういう繊細なバランス感覚を必死に保ち続けてたような気がする。
たぶん間違いじゃない。
監督の絶叫なのか懇願なのか訴えなのかは分からんが、その意図に俳優陣はシンクロし心血を注いだかのような…台本を読むだけでは出てこない心情を垣間見たような気がする。俳優陣は皆様、最高の仕事だった。
「ふざけるんじゃねえ!」
泥水に顔半分浸かりながら吠える。
とあるシュチュエーションに向けられた台詞ではあるが、今となっては作品を代表する一言の様にも思える。
ケイさんが亡くなり三雲に詰め寄る利根。
それに放たれる緒方氏の一言とか。
リアリズムを纏うために行った膨大な準備が作品の隅々を埋め尽くしているようだった。
「死んでいい人なんかいない」
腑に落ちた台詞だった。
とあるメンタリストは、あの発言をする前にこの作品に出会えていたら、その発言に至らなかったかもしれない。
作品の最後に「原理原則を飛び越えて声を上げてほしい」とのメッセージがあった。
ソレが現場の総意ならばこんなに頼もしい事はない。今の原理原則を飛び越える事で広がる、新たな原理原則が生まれるのかもしれない。
ただの体面だけでない事を願いたい。
ラストに息子の死に際の話が出てきて、蛇足にしか思えなかったのだけど…「死んだら終わりじゃない」ってメッセージの一環とも捉えられはする。
必要以上に拘束された物言わぬ死体も、現状を訴えるに足るギミックだった。
慣習や世間体ってのは、ああも雁字搦めにされる要素なのだろう。
そういえばノーベル賞をとった日本人が日本に住みたくない理由に「誰もが他人の視線を気にしてる。自分がしたい事ではなく、した時にどう思われるかが行動する原理になってて生き辛い」みたいな事言ってたな。
映画館を出て新宿の街並みを歩き駅に向かう。
緊急事態宣言が解かれた人混みの喧騒は雑音のように耳障りで空虚で…ネオンがヤケに眩しかった。
過剰な供給。
資本主義と多数決の呪いに埋め尽くされているような…そんな錯覚を覚える。
良いんだけれど。。。
生活保護の制度の仕組みや問題点について考えさせられるお話。
それは良いんだけれど、
主人公が震災にあって妻と子供を亡くし遺体安置所で言葉を交わした少女が9年後の事件に絡み、もう一人の犯人と思われていた青年もまた主人公の子供が震災時に津波に沈むのを目撃していた。
物語の伏線回収としてはドラマチックではあるのだが、あまりにも偶然が過ぎて、ちょっと白けた気持ちになってしまった。
20代の女性が40~50歳の成人男性を拉致し監禁して餓死させるとか現実的に相当難しいし、リアリティは乏しい。
映画のフィクションの物語だから、そんなこと言っても仕方ないのだけど。
演者さんは、皆さん上手で素晴らしかったです。
重い内容 自身の境遇への思い
生活保護を題材としたミステリー。
終始重い展開。しかも餓死の連続殺人とはなかなかない内容だよなぁ。
しかし犯人が ○○とはおもわなかったなあ。
それまでの行動 態度から全くわからんかった。その辺が2時間ドラマの中山忍あたりとの違いかなぁ(-_-#)
しかし生活保護とはあんな状況なんだなぁとしみじみ。
及び自身3年前癌で声失い障害者に
障害者年金やら障害者割引やら貰いながら身体は元気なので何か貰ったら悪いような気持ちは確かにあるんだよなぁf(^_^;
声を上げないと護られないのか?
映画は3.11で被災した人たちの悲惨さや生きづらさが描かれて身につまされるが、その中でも人々が寄り添い、擬似家族で身を寄せ合って助け合う姿に救われるが、物語が進むにつれその闇が明らかになっていく…
けいが餓死したことについては、行政側にも落ち度はあると思うが、けいも禁止されている自宅で暮らすことを選んだ手前、国の補助を受けづらかったのかもしれない。
しかし例えばけいが仮設住宅や震災補償、生活保護を拒否して自宅暮らしを希望したとしても、定期的な訪問やケアは必要なのではないだろうか。今回は生活保護担当者だけに押し付けていた感があったが、あんな歴史的大地震、津波の被害があり、かつ我慢してしまう高齢者をほっとく、もしくは生活保護担当者だけに押し付ける神経がわからない。
もしこのストーリーのままが現実なら国の怠慢と言われてもしょうがない。
声を上げる人ばかりいい思いをして、国や周りに助けを求めず必死に頑張る人たちに冷たい制度自体ちょっとどうなのかなと考えさせられた。
これからはそういう欠陥を補填すべく、声を上げなくても権利として、当たり前に、かつ公平にそういう補償を受けられる制度構築を国や自治体に期待したい。
今回はそういうことを考えさせられた映画でした。
3.11と生活保護
関東大震災をテーマにしたものは、いくつか見てきたけど、生活保護やそれにまつわる事件に焦点を当てたものはあまりなかった気がする。
佐藤健、清原果耶、倍賞美津子の演じる3人がそれぞれの辛い過去を持ちながら、避難所で出会い、肩を寄せ合って過ごしていくうちに本当の親子のようにお互いを思いやってるの入ってとてもよかった。
予告での佐藤健の水溜りに顔を浸かってまで「ふざけんなっ」と叫んでいるシーンが印象的で見てみたいと思った。
本当に生活保護が必要な人たちが、国に保護を受けるなんて恥だとか考えて保護を受けずに死んでしまったり、かと思えば不正受給している人たちもいて、多分これは今も問題視されていることなんだろうなと思った。
ただ、映画内で生活保護を受けれなくて佐藤健が怒るシーンで、いやいや、お世話になっていたのに、栃木に働きに出て仕送りもしてなかったの?とは思ってしまった。
それとも服役していた間だったからなのかな?
殺害した理由はまあわかるとして、殺し方似てる?二人目の方がえげつなくない?あんな風に縛ったり、羽の意味がなんだったのかなーとは思った。
でも全体的にいろんなことを考えさせられるいい映画でした。
震災で被災した人達が心配になった
悲しくて苦しい話でした。
ストーリーとしては最後のドンデン返しもあり、全くのフィクションであれば、はいはいって感じですが、この話は本当にあった震災が根っこにある。
あの震災の被災者は今どうしているんだろう。
心の傷は少しは癒えたのだろうか?
生活保護の話や餓死した老人など、本当にたくさんいるのではないだろうか。などなど。
映画の後も考えさせられました。
声をあげてください。
本当に、辛い苦しい!助けて!と。
心からそう思いました。
俳優さんも良かったです。
特に倍賞美津子さん、阿部寛さん、佐藤健さん、清原果耶さん、素晴らしかったです。
刑事モノ
と言うよりは、震災における深い問題を表現した作品です。生活支援と言う制度は人それぞれに置かれた環境や考え方により捉え方や利用の仕方が全然違うのですね。これは深い問題です。佐藤健さんや清原伽耶ちゃんは大きく言うと2つの時代を演じていますが、表情や仕草が全然違うのが流石です。
おまけ映像無し
とてもとても観てよかった。
殺された二人も、押しよせる不正受給者達から護られなかった者なのかもしれない…と最後の墓を治す三雲の表情で思いました。
中盤になんとなく真犯人に気付いてしまった(笑)
怒りのエネルギーは人を、、、そして切ない。
怒りのエネルギーは人を変えることがある。
非力にみえる者であっても侮ってはいけない。
弱って追い詰められている者にとっては助けて貰える筈の場所に所属する者の言葉や態度がおざなりでいい加減だったり、冷たかったり、嘲笑を含んでいたら(或いはそのように感じたら)奈落の底につき落とされる。
自分にとって大事な者がそんな扱いを受けても。
災害時や直後は混乱で助けられない者が出ることもあるだろうが、そうでない時には真摯な対応をしなければ生涯恨まれる。
言葉や態度には気をつけていきたいと改めて思った。
生活保護の仕組みの問題点も浮き彫りになっていて、考えさせられた。
殺害された者たちの殺され方。
「思いしれ、こういう苦しみを与えたんだぞ」
と、犯人は言いたく、呪いながら大胆に決行してしまった。
でも、
切なすぎる。
護られるはずの者たちへ
公開2日目で早くも鑑賞できたけど、土曜日のレイトショーで結構人が多かったな。私は震災等の被害の少ない地域に生活してるので報道や特番等の情報でしか認識する事出来なくて、本当の意味での被災の悲惨さは理解出来無いのかも。安易に大変だねなんて、安全な場所で生きる自分が言えるはず無いと思っていて。この映画は震災によって生活が一変してしまった、特に高齢者や身体的精神的に障害を持っている人を対象にした生活保護に焦点をあわせていて。本来保護を受けるべき人が受けられないという現実、権利があってもそれを利用しようとしない理由、観てとても考えさせられた。殺人事件も起きるんだけど血が飛び散るような凄惨さはなく、でもじわりじわりと時間をかけて追い込んで行く手口が、生活困窮者の訴えに思えて逆に怖かった。そういう悲しい時間の中で、利根君とカンちゃんとケイさんの血の繋がりの無い心の家族の触れ合いが余計に涙をそそった。最後の阿部さんの「助けようとしてくれて有り難う」って言葉は、息子に対してだけの言葉では無かったと私はそう感じた。
かけがえのないものを失った悲しみ
公務員の悪い面が強調されている作品だったので、感じるものがありました。
公務員は良い意味でも悪い意味でも「原理原則」に縛られる。
そうすることで公平な対応ができ、特別扱いをなくすことができる。
この作品でもケースワーカーの対応は間違ってはいない。
あくまで本人の意思、届出に基づいた処理。
足りなかったのは人を思いやる気持ち、福祉の気持ち。
この人が生活保護を辞退したらどうなるか、疲弊していて想像できなかった。
公務員は削減されているのに業務は増える、災害時なんて特に一人一人に深くなんて関わっていられない。
でも、そんなときこそ人に寄り添う気持ちを忘れてはいけないんだなと感じました。
避難所で孤独だった2人を救ってくれたけいさんは、2人にとってかけがえのない存在だったのでしょう。
あんな悲惨な状況で一緒に寝食を共にしてくれる人がいるだけで、どれだけ救われたか想像できません。
そんな人を失って、震災で傷ついた気持ちすら掻き消すような殺意。
救いのない作品ですが、けいさんの「おかえりなさい」だけには救われました。
笑顔でいれば誰かが助けてくれる
震災と生活保護という批判しにくいテーマですが、
同じ職に就いたのなら彼等の立場も理解できたであろうし、むしろ怒りの矛先は不正需給者に向かうんではなかろうか。
生活保護を受けるのが辛いならば、利根が支えてあげることもできたのではないか。逆恨み。
こんな考えだからいけないんだとは思いますが。
途中までカンちゃんは男の子だと思っていた。
端役まで豪華なキャストですが、いい味を出してる俳優さん(渡辺さん、三宅さん)もいれば、?と思う人も。
下手なのか、演出が悪いのか。
重いテーマの映画が割と好きなので、期待が大き過ぎたのか、少し合わないところがあった。
ごめんなさい。
何も考えずに見ていられるテレビドラマの劇場版よりも、こういった社会問題をテーマにした作品をもっと制作公開してほしいです。
暗く重い作品だけに、やすひろ兄ちゃんとカンちゃんが自転車に乗ってるシーン、二人の笑顔が目に焼きついて離れない。
またしても共感性はない
生活保護
日本国憲法第25条や生活保護法の理念に基き
生活に困窮する国民に対して資力調査を行い
その困窮の程度によって要保護者に必要な扶助を行い
最低限度の生活を保障するとともに自立を促すことを目的とする
今作は東日本大震災を経験した東北の海沿いの街を背景に
生活保護のあり方を巡って起こった人々の絆と悲劇を描いた
社会派作品を発表している中村七里原作の映画化
前作「ドクター・デスの遺産」では安楽死問題を
テーマにしていました
…いやしていたんですがそのドクターデスも
ものすごくテーマを大雑把にまとめて
ものすごいエゴな結論を出そうとして出来ておらず
映画自体のお粗末な完成度も手伝って
この人の原作のは観に行くのやめようと思って
いたんですが
気が付いたのはスタッフロールで名前を見た
時でした
でどうだっかたというと
コレもまあ酷かった…
東日本大震災の避難所で知り合った
老婆の「けい」と家族を亡くした少女の幹子「かんちゃん」
そして水産加工場で働いていた元々孤独な「利根泰久」
3人は惹かれ合うように暮らしていましたが
互いに養子に行ったり出稼ぎし始めた5年後
一番励ましてくれたけいが蓄えが尽きて
セルフネグレクト状態になっていたところで
かんちゃんと泰久は生活保護の申請を薦めます
けいは誰の世話にもなりたくないと最初は拒否します
が二人に言われて申請をしますが
生活保護には扶養照会というものがあり血縁者を
探られるのを嫌がって申請を取り下げたけいは
結局孤独死状態で見つかり泰久は激高して
役所に詰め寄ると原理原則や死ぬときは最後は
独りだとかとんでもない事を返してきます
泰久は怒りで役所に火炎瓶を投げつけ逮捕されて
しまい数年服役する事になります
そんな震災から9年後(けいの死からは5年後くらい?
このへんがこの映画ヘタクソすぎてわからない)
東日本大震災で妻子を亡くした宮城県警の刑事
笘篠誠一郎はほぼ無人のアパートの2階で
生活支援課の公務員・三雲が拘束されたまま
餓死した事件を蓮田と追うことになり
「恨まれるようなことはなかった」と妻が言う
三雲の職場から可能性を探ると生保の申請に来る
市民と相対する立場を知るために生活保護の調査員
円山「幹子」の仕事に同行することにします
モブのように登場してきますがかんちゃんです
幹子は生活保護が本当に困っている人に支給
されるべきであることを強く訴えます
「声を上げないと伝わらない」とも言います
調べるうちに三雲は生保支給の是非をめぐって
断られた人からはそれなりに恨まれている事が
わかりましたがそんな中今度は同じような職員
城之内が同じように監禁死されているのが見つかり
三雲も城之内も前述のけいの生保申請に関わった
役所の人間であることを突き止めそこで放火事件を行った
利根泰久にも突き当り容疑者に特定します
その生保申請に関わった職員はもう一人
上崎と言う今は国会議員の男が狙われると思い
警備を強化すると案の定利根が現れそこで拘束
利根は犯行を自供しこれで解決かと思いきや
その後上崎が行方不明になり利根を同行し
けいの家まで行くとそこで上崎を拘束して
殺そうとしていたのは幹子でした
泰久は事件を知ってからやめるように
説得しようとしたり
罪を自分がかぶろうとしていたのでした
屋外ステージで会うシーンで突然
ダンスする人が出てくるとこは
屈指の謎シーンです
どうも原作ではかんちゃんは男だったそうで
アミューズのごり押しで清原果耶になった
関係で女性になってしまったようですが
女手で気絶した成人男性をアパートの2階に運んで
グルグル拘束するとかムチャクチャな話に
なっております
生活保護で全員は救えないのは自分も
仕事してるからわかっているが
けいを殺したこいつらは許せないという
動機だったようです
…ならなんでこんな数年後経ってから急に
やり始めたのでしょう?
ぶっちゃけ復讐を成し遂げるのに
公務員になる必要もあったでしょうか?
また幹子は逮捕前にSNSに辞職の意と
生活保護の需給に声を上げろみたいな事を
書き残します
これだと生活保護を断ってくる公務員は
殺せみたいなメッセージになってしまいます
健康のためなら死んでもいいみたいな
この映画は結局
震災のどうしようもなさと貧困のどうしようもなさ
を何故かくっつけてミステリーをさせたいのか
社会問題をやりたいのか中途半端でそれぞれ
別でやった方がいいようなものにしかなっていません
ドクター・デスと同じです
そしてそのどうしようもなさを役所の人にぶつけて
殺してしまうという逆恨みを救われない
人々が声を上げるよう訴えるという
とんでもなく共感性の低い代物になっています
そもそも幹子は震災時に11歳でその9年後に
生活保護課の職員になってますが一体いくつで
公務員試験受かったのかは知りませんが
この子の産まれる前は生活保護受給なんて
恥だという通念が強く高齢者はとりわけそういう
先入観から敬遠しがちになっています
現状は認知症やの要介護認定も重なって
生活支援は多様化せざるを得ずより合議的に
色々な人が関わって困難事例は対応するように
変わってきていると聞きます
扶養照会もそもそもそこで支援できるなら
別居したりしてないわけで法改正で
拒否できるようになっています
制度は報告と実績によって見直しを受け
年次変わっていっています
それをこうした映画の極端な表現で
特定の公務員のイメージを悪くする映画の
存在意義については非常に疑問です
あと本当の不正受給は同一地区の同一世帯が
全員受給とか外国人永住者とかぶ…
いやなんでもないもっと闇が深いものです
社会派言うならそこ切り込んでみろよって思います
回想録の順番やエピソードの重ね合わせも
大してうまくなく突然説明セリフが入ったり
役者は豪華なのに残念な完成度でした
ポスターに社会派って書いちゃう映画は地雷だね
うどんが食べたくなります
途中でなんとなく展開がわかっていきますが、ちょっと納得できませんでした😅
カンちゃん一人で大の男を二人も、しかも、あんな凝った縛り方で💧現場に、カンちゃんの髪の毛やなんか、落ちていなかったんだろうか?
優しい里親の元で育ったようなのに、あんな猟奇殺人できるんでしょうか?愛に飢えていたヤスヒサ兄ちゃんの方が、こんなに優しいだなんて💧
人物の描き方に納得がいきませんでしたが、社会問題を描いているのはよいと思います。
カンちゃんとヤスヒサ兄ちゃんが、やたらうどんを食べていました。
今夜はうどんにしようかな〜♪
(ToT) 涙量MAX 決壊必須!
犯人は前半ですぐ分かり、佐藤健は明らかに誰かをかばっているのはコナン君じゃなくてもわかります。ですが本作のテーマはコロナ禍の我々にとっては超絶重要だと思います。声を上げる事、、、、、〝それおかしいじゃないですか?〟とか〝助けてくれませんか?〟とかってどうも先頭切って言える事ではなく日本人の弱さなんでしょうね。小生もこの世で一番勇気がいることって〝助けて〟の一言を言えるか?なのだと思っています。発するメッセージを聞くものはいるのか?いそうでいない?いなさそうでいる?この映画お見て答えがあるのだと思います。
涙量が半端なかった、、、、。前席のおばちゃま2人の涙をすする音が凄まじかったが、途中 小生のものと共鳴。心が一つになった気がする。
コロナ禍四部作
『空白』『ミナマタ』『由宇子の天秤』そして本作『護られなかったもの達へ』
真実の受け入れは人を救う。世の中は捨てたもんじゃないのだ、、、静かにそう思える事ができます。
胸が締め付けられる。
「震災と貧困問題は別なのでは?」と考える向きもあると思いますが、間違いなくこの震災で貧困に陥った人たちはいると思います。
その後の仮設住宅問題、「復興五輪」なんて耳心地の良い囁きで被災地を含めた弱者をうやむやにする国。
「太陽の子」でも書きましたが、一方的な描きをするストーリーがとても嫌いです。
実際に何度も被災地に出向きましたが、「強盗」、「火事場泥棒」、「痴漢」数々の事を耳にしました。
それでも報道で流れるのは「こんな時でもキチンと並ぶ日本人」や「皆で分け合っている素敵な人たち」など、綺麗事ばかり。
この映画は架空のお話しかもしれませんが、「もしかしたら、どこかの誰かの実際の物語かも?」と思わせる説得力のようなものを感じました。
被害者にもそうした理由があり、加害者にもそうしたい理由がある。
最後に健が言う「死んでいい人間なんていないんだ」ってセリフは深く深く突き刺さりました。
原作は未読なので、かんちゃんが大の大人の男性を一人で2階に運べるのか?など、違和感がないわけではありませんが、それを含んでもなお、評価5です。
貧困と震災をテーマに!
今の時期にこのテーマ❗
売り出し中の清原初の◯◯役??過去と現代とその間が同時進行するので観づらい震災時あの子は何歳 男の子に見えたけど子供だけが変化して佐藤や倍賞 阿部は変化が無いので違和感も薬物や格闘家ならともかく大の男を一人で3人やれるものか疑問 今は監視カメラや科学捜査の進歩で松本清張や横溝正史の様な絶妙なトリックみたいな話は困難なのかな?
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