劇場公開日 2021年10月1日

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護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価

全354件中、261~280件目を表示

3.5原作よし、俳優陣よし、そして考えさせられます。

2021年10月4日
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震災が起こした人々の心の問題、生活保護の社会的問題、そして家族を思う気持ちや、色々な事を考えさせられました。
俳優陣も最高で、演技派揃い!
桑田さんのエンディング映画にピッタリ。
あっという間にの2時間でした。
3.5にしたのは、真犯人が誰かがかなり早い時点でわかってしまう演出かな。
きっと中山七里さんの原作だと、この辺の演出はもっと面白いんだろうな。
ただ、最後の結末は、やっぱり中山七里さんぽくて、個人的には好きです。

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寅

4.0うん、予想以上に深いテーマです。

2021年10月4日
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流石は、瀬々監督です♪この映像がどう繋がるのか?って毎回、監督の映像の積み上げ方に感服します。単なる、ミステリーに留まらない。皆が目を背ける社会の影を浮き彫りにしながら、事件の関係者の心を救う内容に涙します。

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酒呑童滋

3.0怖がらずに正直に

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

特にここ数年の作品について評価が高い瀬々監督、今作についても「PRO」がお三方揃って4.5と満点に近い評価ですが、怖がらずに正直に書くと、私は瀬々監督の作品が少々苦手です。
社会派寄りの作品が多く、特に弱者を題材に「きちんと目を向けなければ知らないままにされてしまうそうな、小さいけど根深い問題」を丁寧に取り扱う部分は素晴らしいと思いますし、だからこそ毎回鑑賞するのですが、、
どうも作品としてはエンターテインメント性が強く、社会的な問題部分はあくまで感動のための「ネタ」になってしまっているように見えるし、さらに「悪(側)」の描き方に必要以上の悪意を感じ、反って白けてしまいます。なんなら、もっと淡々とした感じの方がリアリティがあっていいような気がするのですが、、それじゃ「殺人」事件にまでの動機づけに弱すぎるんでしょうね。
まぁ、映画っぽいと言えばそうなのだと思いますし、同様の感じの監督は他にも思い当たりますし、否定を前提にするつもりはないのですが、観終わって「ああ、やはり今回もこんな感じか」と思ってしまうのです。

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TWDera

4.0正義と悪は、表裏一体

2021年10月4日
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人は、立場によって 正義が 違う 護りたくても守れない ジレンマ ただ間違った方法では、解決はしない!

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評論家レイ

3.0社会派ドラマとしてなら見れます。

2021年10月4日
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高評価レビューも多く、予告編も良さそうなので期待して見てきました。
悲惨な震災と生活保護という現実的な舞台の中での殺人ミステリーです。
社会派ドラマとしても見れますが連続殺人の動機が個人的には共感しにくかったです。
ネタバレになるので詳しくはいえませんが生活保護担当者が次々と犠牲になる理由が弱く感じました。
しかし生活保護が生活困窮者の最後の砦になる重要性、詐欺行為の実態や生活保護辞退者の現実が理解できる構成は興味深かったです。
出演者は皆さん熱演で見ごたえはあり特に佐藤健の演技はリアルで特に眼力が凄かったです。
社会派ドラマとしては見る価値はある良心的な作品ですが猟奇ミステリーとしては少し微妙でした。

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Yoji

5.0タイトルの意味が後半でわかる

2021年10月4日
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生活保護、3/11について見直しが必要であるという問題提議の作品。
思慮深く考えさせられた。

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chanta

3.0もうそろそろ

2021年10月4日
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個人的には3・11を素材にした商業映画は終わりにした方がいいのではと思っている。

確かに風化させてはならないのだろうし、今後の教訓とすべき事も多く残したのだろうが、そういったものは今後は報道やドキュメンタリーを通じてで良いと思う。

当事者達もいつまでも立ち止まっていられないだろう。

さて、本作についてだが、まず清原果耶の配役に疑問符。製作のアミューズの現在イチオシなのは分かるが、一方で朝ドラのヒロインを務めながら連続殺人犯を演じさせるというのはどうなのか? しかも、まだ19歳なんだから、まだしばらくは汚れ役はさせる必要はないのでは? 少し、焦り過ぎなのでは?

この作品、主役は佐藤健なのだが、真の主役は倍賞美津子。
実際、全ての出来事が彼女をきっかけにして展開する。
大ベテランには失礼ながら、華を打ち消して生活困窮者の役など務まるのかと思っていたがしっかりと表現出来ていた。

もう一つの作品テーマである生活保護の申請実態についての描き方は丁寧で良かったと思う。言わば、タブーの題材の実相を伝えるというのはなかなか難しいとは思うが、ありのままを伝えようという感じが見えて好評価。

サスペンスの面とヒューマンドラマの側面が今一つ上手く絡み合っていない印象があったのは、原作というより脚本の問題なのかな? という感想を抱いた一本。

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藤崎修次

4.0基本コメディ感動系が好きですど こういう考えさせられる映画も いい...

2021年10月4日
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基本コメディ感動系が好きですど
こういう考えさせられる映画も
いいですね。見応えありました。

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hirorin

3.0地域住民の訴え

2021年10月4日
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東日本大震災と生活困窮を絡めたストーリー。

生活保護世帯って結構な数がいると聞いた事があります。
その上で東日本大震災という超イレギュラー。
現在も新型コロナウイルスという脅威が行政を混乱させてますが、その当時の東北地方は忙しいという言葉では片付けられなかったのでは。

その上で地域住民一人一人に親身な対応はまず無理だが、だからといって今作の様な対応もおかしい。

母子世帯の母がケースワーカーに訴えるシーンなんかは考えさせられますね。
生活困窮者自立支援事業というものが市の必須事業でありますが、そういったものがあってもどういうものか地域住民が知ってなくちゃ意味がない。
こういう地域住民の声を聞きながら、市役所関係課と社会福祉協議会は連携し皆が必要なものを具現化していかなければいけないのです。

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タカ

4.0宮城の過去と現在

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

地元、宮城の至るところでロケを行った映画。観ていて、これは〇〇だなぁとロケ場所を考えながら、佐藤健、阿部寛、清野伽耶らの演技の上手さにスクリーンに惹きつけられた
普段善人を演じている役者達が、悪役を演じていることが物語に深みを与えている
しかし、いくつかの残念な点も…
2011年と2020年を行き来しながら物語が進んでいくが、この場面はどちらの話かが、佐藤健の髪型も服も変化があまりないのでわからない
何年かとあえて表示しないことにしたのが監督の意図かも知れないが、佐藤健の外見でわかる様に髪型や服装に変化を加えれば、もっと良い映画になっただろうに
例えば、韓国ドラマ「ジキルとハイドに恋した私」で主演がひとりで二役を演じ分けているが、佐藤健にも9年という時の流れを演じ分けて欲しかった
東日本大地震を体験し、今、生活が困窮して生活保護受給をしている方やしようと思っている人達に観てもらいたい話だが、実際には映画を観る余裕はないのだろうと考えさせられてしまった

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アップル

5.0絵空事でもいいから護りたかった

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

護られなかったと感じていた側と
守ろうとしなかった側のどちらの側面
理解出来るからつらい。

守ろうとしなかった方は人間としてどうなんだ
って思うかもしれないが
組織の中にいて色んな圧力の中で
震災という相当異常なイレギュラーの中での
業務が異常なほど仕事量に異常だったはず。

だからといって人が死んでいいわけはない

そこから生まれる恨みが
また護られなかった者とか物をつくり出すわけだが

人間平等は絵空事
そんなことはわかっているけど
大切な人を護りたかった
それができなかったからいま護りたかった

誰よりも何よりも家族だった

魂が泣く 大袈裟でもなんでもなかった

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いけだ あさり.

5.0予想通り+気持ちよく裏切られた

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

まずは役者陣が素晴らしい。
それぞれ、さすがの一言。
阿部寛、佐藤健、倍賞美津子はもちろんですが、やっぱり清原果耶が凄い。
良い映画に巡り会ってるのか、清原果耶が出ると良い映画になるのか。
あとカンちゃん役の子役もよかった。

ストーリーもとても引き込まれて、ある程度予想しながら観ていて、予想通りと裏切りととてもバランスが良かった。
伏線の回収も。

切ない。
善悪では割り切れない。
予想してたセリフがと違ったのが2回。どちらも涙。

無音部分ごとても良くて引き込まれる。
誰かのスマホのバイブが鳴り続けてたけど。
タイミング悪。

浜の朝日の、、、
と、2つ続けて震災関連の映画。切り口が全く逆で、映画は良いと思えた。

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だるまん

4.0加賀恭一郎ではありません

2021年10月3日
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鑑賞方法:試写会、映画館

3.11の当事者であれば、胸が締めつけられる内容かもしれませんが… 良作です。題材、展開が良く、配役も豪華。

いきなり出てくるご遺体の方から、隅々まで素晴らしい面々。チョイ役ですが、千原せいじさんはピッタリで笑。倍賞美津子さんはやはりスゴイ女優さん。阿部寛さんは、新参者と違う感じの、でも妥協を許さないキレ者で、年輪を重ねてもカッコいい刑事さん。佐藤健さん、今回も本気度抜群でした。そしてカンちゃん役…大人、幼少期、どちらもよかったです。

難を上げれば…いやネタバレになるのでヤメますが…★-1。

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つもろう☆

5.0悲しいかな、人間は・・・

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

悲しいかな、人間は不完全極まりない生き物である。
当然、不完全な人間が作り上げた社会も不完全極まりないものである。

その中でも人間は時に誰かのために身を賭してでも役に立ちたい、助けたいと欲する素晴らしい生き物でもある。

本作のラストシーンで自然と涙するのも私達が人間だから。

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ちゆう

5.0贅沢な配役でした。

2021年10月3日
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観ていると胸がエグられていく感じで、心做しか呼吸が早くなってたような。震災もそうですが、いろんなことが苦しい。でも、こんなに贅沢に配役されている映画他に無いのではと思う程、出演者全員ツワモノでした。こっち側の佐藤健は、「ひとよ」の時も感じましたが、演技というよりその男が実在しているし本当に憑依しきっている。阿部さんの発する言葉は、荒々しいけど泣ける。(最後がよく聞き取れなかったのが心残り)
そして、清原果耶さん、、震災を絡めた作品を2つ演じてますがベクトルは違えどそれぞれに込められた傷だったり、哀しみだったり痛いほど伝わって素晴らしかったです!最後のエピソードは、不意打ちでした。

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☆まぁ☆

3.5地方勤務になった加賀恭一郎にしか見えない・・・

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

やっと緊急事態宣言明けてのレイトショー復活
007は、鑑賞者おおかったので、先にこちらを鑑賞

サタデーレイトショー『護られなかった者たちへ』

ダークサイドに落ちた感じの佐藤健の眼差しを予告で観て気になってた作品ですが・・・
阿部ちゃんに関しては、地方勤務になった新参者の加賀恭一郎って感じは、否めない^^;;;;;
過去に主演として演じた役柄と同じ職業の役のオフォー受けたらダメですね。
大好きな同年代の俳優さんだけに残念です。

月曜観た空白と同様に、暗く重い作品・・・
しかし殺される役者さんが、主演クラスで豪華です@@!!

現朝ドラヒロインの清原果耶ちゃんは、朝ドラ前に同じロケーションで辛い作品撮ってたと思うと凄い精神力だと思います。
表情と髪型で、女子高生と成人女性を今回も見事に演じ分けてました。

震災後の生活保護に関しての問題が軸になるわけですが・・・
保護を受ける側の問題を調査して、国が決めたマニュアルに沿って仕事をするだけで、恨まれる事もあるシビアな対応が発端して事件は起こる。
話は別ですが、飲食店のコロナ給付金で、店舗や地域により、かなりの利益が出る理不尽にもこれくらいのシビアな調査必要だと思います。

震災時に同じ場所にいた4人の繋がりが、終盤に一気に紐解かれますが、チョッと奇遇過ぎるかも!?

結末に関して・・・
ラストに明かされる犯行シーンなら痕跡や目撃情報がないわけないし・・・・
ネタバレになるので書けませんが、全てに無理があり過ぎる。

今の警察ならすぐ犯人特定出来るはずって思ってしまうほど残念な描写でした。

震災を題材とした作品は、やっぱり精神的に凹むので、注意して鑑賞下さい。

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eigatama41

4.5清原果耶、若干19歳、恐るべし

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

公開2日目と3日目、連続して「護られなかった者たちへ」を観ました。原作では行政(福祉行政)が悪として描かれていますが、本作では完全な悪ではなく、「自助・共助・公助」の名の下に行政と市民との板挟みで苦しみながら、「すべては救えない」と妥協し自分の立つ位置を定めようとせざるを得ない福祉行政の姿も描いていきます。震災は誰も抵抗できないけれども、貧困の問題は人災。これを本人の努力不足とする政府の立場は責任逃れとしか言いようがありません。ミステリーなのでネタバレは一切できませんが‥。

それにつけても主演の佐藤健と阿部寛、重要な役どころの清原果耶抜きにしては、この作品は成立しなかったんじゃないかなとつくづく思います。清原果耶、若干19歳、恐るべしです。表情が全く異なる序盤と最後、想像もつかないような表情。必見です。

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知徳

3.0社会派映画だが殺人は必要か?

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

主に生活保護の問題を取り扱い、それに起因した殺人事件をテーマとした映画。3.11は主人公たちが出会うきっかけに過ぎないので、あまり重きは置かれていない。あえて言ってしまうと別の形での出会いでも物語は描けるだろうと感じる。
殺人を犯してしまう犯人の気持ち・復讐心は理解できるのだが、果たしてこれで殺人までやるだろうか。どちらかというとやらんのじゃないかと思えてしまう点がもう一歩と感じる。おそらく犯人が一線を越えてしまう何かがあったはずで、その描写が弱いのだと思う。悪い映画ではないが、全体として暗く救いのない感じがマイナス印象。

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sumire

4.0社会福祉の重要性

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

東日本大震災での被災者の苦痛を描いた心に染みるヒューマンミステリー。先の読めないストーリーに加えて豪華キャスト陣の体を張った演技が素晴らしくスクリーンにグイグイ引き込まれた。
まさかの展開でラストの衝撃的な真実に心が激しく揺れ動いた。津波を経験した方ならより深く心に伝わるに違いない。
また、普段はあまり考える事の無い社会福祉の重要性について考えることが出来る貴重な作品。
2021-147

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隣組

5.0おかえりなさいに魂が震える!

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

朝ドラのモネファンは是非見るべきと思いました。予告からは想像できない内容です。時間も内容も演者も全てに満足の作品でした。

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イ・ジア
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